表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約8年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

戦国悪役令嬢

作者:猫弾正
「ごきげんよう、蛮族」

「ごきげんよう、宗教狂い。わたしのお姉さまを蛮族と呼んだな。死ね」

乙女たちが立木に木刀を打ち込む朝の猿叫が、澄みきった青空にこだまする。

大神オーディンのお庭(ヴァルハラ)を夢見る乙女たちが、今日も修羅のような笑顔で、背の低い門をくぐり抜けていく。※

恐れを知らない心身を包むのは、返り血の目立たぬ真紅のマント。

不意打ちを受けぬように、得物や流派を悟らせないよう、体軸を揺らさずに歩くのがここでのたしなみ

もちろん、出血ギリギリで逃げ去るなどといった、はしたない生徒など存在していようはずもない。

「貴女、尺骨が曲がっていてよ」

「お姉さま、誤チェストでごわす」


次回もヴァルハラで会いましょう。





※入り口が狭いのは一度に多勢の侵入を防ぐ為でござる。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ