35話「新しい俺」
数日後…
今は知っている。
今までの自分を。
今は知っている。
過去の自分を。
なんだか不思議な感覚で、
まぁ案外、欲しがっていたものより、予想打にしてなく急に手に入った物のほうが大切にしたり、その魅力を見つける面白さを魅力に感じてしまうのはよくある話で、
目的とか欲しいものって言うのは、手に入ってしまうと急に、その魅力がなくなるように、
記憶をなくしてからの目的の記憶が戻ったのにあまり嬉しくはない。
まぁ俺の過去にも問題はあるな。
多分俺はこの世界の問題児だと思う…
小さい頃から元々ゲームばっかりしていて家の外に出たりしない子供だった。
口数も少ないがそれなりに友達もいて、母親にも溺愛されていた。
母のお陰もあり、頭だけは良かった。
小さい頃の数少ない友達の中に真宵と亮一がいて、そんな口数が少ない俺に目を付けた亮一が家のなかに閉じこもる俺を外に出そうと、一日に家に何度も来た。
確かに最高は小学三年の時、一日に二十回来たと言うか見たらいたので多分ずっと俺の家の前にいた…朝から夕方まで…正直亮一を何がそこまで突き動かすのか不気味だった。
仕方が無いからっと言うか、これ以上居られると隣人の目もあるため、仕方なく次の日から一緒に遊ぶように言って、次の日一人で図書館に出かけようとしたら、朝の八時には玄関前にいた。
亮一は、
「俺は六時からいるんだぜ。」
っと胸を張ったが、
ストーカーだよな…なんて考えが俺の心の中にあったため全く心打たれる気にはならなかったが…心は折れ、その日から遊ぶようにした。
高校位から俺は変わり始めた…
俺は退屈していたらしい。
この世の起きることは大体が予想できて、
授業なんてもんは、もはや呼吸するよりも当たり前のことの授業ばっかりだった。
むしろ、呼吸する方が辛かったりもした。
真宵の事にも酷いことをしてたみたいだった。
亮一と付き合ってるのを知りながら、
その方が面白いから、
その方がドラマチックだから、
真宵に言い寄った。
より面白くなるように、
退屈しないように、
屈曲した心は続いた。
それでも、真宵も亮一も嫌ってくれなかった事にすら予想がついた俺は、その二人から愛想を尽かした。
おもちゃを捨てるように、
話してきても無視をして、
その反応すら、ありきたりで面白くもなかった。
親に三年間話しかけずに、ある日突然、朝ごはんを食べて、「美味しかった。ごちそうさま。」
っと言って母親が泣いているところを見ても楽しくないと感じて…
退屈と隣り合わせで、
退屈と共同生活をしていた。
退屈は人を殺し。
退屈は神をも狂わす。
俺はそんな感じで普通なら精神崩壊しそうな人間関係の中生きていた。と言うよりもう精神崩壊している気がする。
人格崩壊か…
そんな中、転機が来たのは嫌っていた世界の中で地球滅亡論が騒がれるようになってからである。
マヤの予言だったか、これみよがしか、またまたかは解らないが、NASUアメリカ航空宇宙局が
「地球の公転軌道上に向かって直径400キロの隕石が飛んできている。」
っと報道し、その頃から変な奴っと言えばその頃は変な奴であったが…今となれば知っている、神様がいて、ずっと話し合いてになってた。
NASUの発表にあらゆる学者がそれについて議論するTV番組が放送されていたが、衝突予定日が一週間に迫る頃にはそんなテレビはしなくなっていた。
しかし、なぜか俺は、これが嘘、偽りだとわかっていた。
神様が
「これで決定した。お前とはさよならだけど、これからよろしくな!」
っと言った意味も今なら解り。
俺が神様に親近感があったことも、
今なら解る。
今だから解る。
予測できた世界に飽きた少年と、
全て知った世界で時間を潰す神が、
どれだけ動機が不順してても、
どれだけ人格が崩壊していても、
嫌っている物は同じであった。
なんか過去の自分の美化していた訳ではないが…こんな自分が…騙していた真宵と結婚の約束をして…亮一の死に一つの涙もこぼさなかった。
なんか蚊帳の外から見たら亮一を陥れて殺した犯人は俺になるな…
まぁこれは被害妄想ではなく加害妄想だな。
ん?このセリフ…なんかの漫画で見たな…「さよなら絶対先生」か…
よくよく考えてみれば神様の存在の証明はできないんだよな…俺の主観のみの話だし…俺の妄想でただ単に精神病で幻聴が聞こえるようになったとか?まぁそれはないか…
しかし…この状況は不思議と言うか…
自分の過去がもはや、法外ではない物の犯罪紛いの人生を送る性格だとは…
記憶喪失の時の俺と、
記憶喪失の前の昔の俺との、
両方を知る今の俺だから受け入れれるのだろうと少し自分の心の寛大さを自賛してみるが…悲しい物で少しブルーな思いをしながら休みの日を謳歌している午後であった。
「『なにが悲しい物で少しブルーな思いをしながら休みの日を謳歌している午後であった。』だよ!」
!?
なん…
「よ!」
軽く会釈した生乃がいた。
と言うか五人の下級霊達がいた…
「俺たち低級霊は自縛霊に飛び級したから!これからもよろしくー!いぇーい!」
足がある幽霊二体と白く光る人と形をした何がが三体いた。
僕は記憶喪失の時、頭を打って精神病になり、幻聴だけでなく幻覚も見れるようになったらしい…
「取り敢えず成仏するまでいるから!よろー」
らしい…
終わったと思った非日常は、続いていて、少しホッとした午後であった。
終わり
22話から適当になったのですが皆さん気がつきましたか?
プロフィールにも書いてるのですがブログに僕が書いていた話です。
これを更新するにあたって僕の中で色々あってまた今度ちゃんとした文章にしたいと思ったので22話以降はブログの話を張り付けただけです。
すいません手抜きです…
本当はもう少しこの話は続くのですが…
新しく書いたりするのでなく。
この話をリメイクしたいと考えています。
自分の文章を書く力をつけるためです。
なので次書くとしてもこの話を少し変えた話です。
すいません。
できるだけ早く書きますので最後まで読んでくれた人はありがとうございました。
ではまた今度。




