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自落廻

作者:太ましき猫
 アレは、私が小学五年生の頃。
 一か月後の引っ越しに向けて、リビングにも寝室にも、段ボールの塔が構築されつつある中で始まった。
 
 逃げる様に、夢から目覚めるのである。
 
 だが、おぼろげながら夢を回想しても、怖い描写など一つもない。平凡な日常を傍観しているとも言ってよい夢が、何故か堪らなく怖いのだ。
 
 本当に、悪夢なのか ?
 
 そうも考えたが、なら目覚めた時の身を凍らす冷や汗や、不安を助長する様な鼓動の速さは何を意味していると言うのだろうか。
 この話は、今もなお記憶に残る事となった体験談である。


※タイトル「自落廻」は、読みを「じらくかい」としております。
前編
2017/02/02 22:25
後編
2017/02/03 22:23
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