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異世界に《俺は転生》《姪は転移》した。  作者: ブルーアワー
第一章 新たな旅立ち 第二幕 最初の目的ワービーストの少女 《ロア》《ルリン》
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第三話 契約魔法陣と贈り物

設定が増えてきて、混乱しています。誤字脱字が、多いかもしれません。

読んでくれている、皆さん!こんな私の作品を見捨てないでくれて、ありがとう!

「セインさん、代金払いに来たぜ!」

「イービス様、御待ちしておりました。この度は、コハクとレオナの二人を連れて行くので、宜しかったでしょうか?」

「ああ!」

「では、二人に掛かった生活費などにより。代金は、合計80,000マドカになります」

「よし!これでいいか?」

「確かに、では契約の儀式に入ります」

「頼むな!ユニサス、行くぞ!」

「ああ」


 それから俺達は、奴隷施設の二階にある。一番右奥の部屋に、来ていた。

 そこには、すでにコハクとレオナがいた。


「ここが、契約魔法陣の部屋で御座います。もお、契約の準備は整っています」

「うわ~!綺麗だ!!」


 その部屋には、窓がなく。床の中央に、淡い光を放つ丸くて平べったい石がある。その石は、この部屋の両開きの扉より。少しだけ大きいような、感じがした。


「ああ!すぐ始めてくれ!」

「では、主従契約の儀式を始めます」


 すると扉を勢いよく開けて、ロアとルリンが入って来た。


「…待って!」

「ロア姉!?」

「なんですか?ロア、ルリン」

「…ジブンも、見学したい!」

「ロア姉が見学するなら!ボクもする!」

「…」


 セインさんが、イービスの方を向く。


「オレ様は、構わないぜ!」

「イービス様、有難う御座います。こちらの者に、配慮して下さって」

「…ありがとう」

「…ふん、ロア姉の頼みを聞いてくれたから、感謝はしとくよ」


 見学してる俺の隣に、ロアとルリンは並んだ。


「では改めまして、主従契約の儀式を始めます。主、イービス様。契約魔法陣の上に乗って下さい」

「おう!」

「次に、コハクとレオナも乗って下さい」

「うん!」「はい!」

「ではまず、イービス様とコハクの主従契約を行います。イービス様、お願いします」

「ああ!コハク、お前がオレ様を主と認めるなら!一つ、お前の望みを言え!」

「毎日お腹一杯、ご飯が食べたい!」

「その望み、確かに聞き届けた!主と認めるなら!行動で示せ!」

「…チュ」

「ここに、新たな主従の契約を結んだ。これより先、主従がより良い関係である事を祈る」


 イービスとコハクの体が、光に包まれた。


「では次に、イービス様とレオナの主従契約を行います。イービス様、お願いします」

「ああ!レオナ、お前がオレ様を主と認めるなら!一つ、お前の望みを言え!」

「一人は、嫌です!ずっと一緒にいて下さい!」

「その望み、確かに聞き届けた!主と認めるなら!行動で示せ!」

「…チュ!」

「ここに、新たな主従の契約を結んだ。これより先、主従がより良い関係である事を祈る」


 イービスとレオナの体が、光に包まれた。


「よし!終わったな!ユニサス、どうだった!」

「…どうだったって、言葉も出ないよ。何が何やら?」

「やっぱり!ユニサスは、ユニサスだな!」

「…なんだよ、それ?」

「まぁまぁ。話は、どっかで飯でも食べながらにしようぜ!」

「ああ、分かったよ。フレアさんの、オススメの焼きおにぎり店があるんだ。そこで、お昼にしよう」

「そうだな!案内頼む!ほら、コハクもレオナも行くぞ!」

「うん!」「はい!」

「ロアとルリンも、一緒に行く?」

「……」


 ロアが、セインさんを見つめる。


「別にこの街を出なければ、行っても構いませんよ」

「…お金無い」

「お金の事は気にしないで、ロアとルリンの分は俺が出すから」

「…じゃ、…行く♪」

「ロア姉!?またか、こいつ~!」

「まぁまぁ、ルリンも来るだろ?」

「ふん!ロア姉が行くなら、行くに決まってんじゃん!」

「よし、出発だ!」


 俺達は、みんな揃ってフレアさんの、オススメの焼きおにぎり店を目指した。

 その途中で、俺が初めて見た時に驚いた湖を見て、俺以外の皆が。


「城壁の中に、湖があるとは聞いていたが!これほどとは!」

「すごい!…魚いるかな?」

「と、とっても綺麗なのです~!」

「…綺麗」

「ロア姉と一緒に、水遊びしたいな!」

「すごいよな!俺も初めて見た時は、呆気に取られたよ」


 そこで数分。湖を眺めてから、目的の焼きおにぎり店に向かった。


「店主!また来ました!」

「お!フレアさんに連れられて来た子だね!」

「はい!じゃあ、焼き6個と味噌焼き6個でお願いします!」

「はいよ!」

「お!美味そうな、香りだな!」

「いい匂い!」

「お腹が空きました~!」

「…ご飯」

「ボクも、お腹空いた!」


 それから数分後。


「はい!焼き6個・味噌焼き6個、おまちどう!」

「ほら、皆それぞれ一つずつ取ってね!最初の味見用のこのおにぎりは、俺の奢りだからね!焼きたてが、美味しいから!その後は、食べられる分だけ。各自頼んでね!」

「おう!コハクもレオナも、金額なんて気にしないで好きなだけ食べろ!」

「うん!」「はい!」

「ロアとルリンも、気にしないでいいから。昨日、結構儲けたから」

「……ん」

「ふん!お前のお金が、無くなるくらい。食べてやる!」


 それから、コハクとルリンが勢いよく食べ始めて。ロアとレオナがゆっくり食べ始めた。


「オレ様達は、この2個だけでいいだろ!話が終わったら!注文すればいい!」

「俺のために、悪いな」

「気にするな!で、契約についての話だったな?」

「そうだな~。出来れば、契約魔法陣についても教えてほしい!」

「分かったぜ!オレ様も昔、人から聞いた話なんだが!まず、―――」


 ❖ ❖ ❖ ❖ ❖


―――契約とは、魂と魂の約束の事だ。契約の内容により、夫婦契約または家族契約と主従契約。そして、奴隷契約がある。それぞれの概要は。夫婦契約または家族契約は、対等の者同士として契約する事だ。方法は、契約魔法陣の上で誓いのキスをする事。主従契約は、主と従者として契約する事だ。方法は、主を認めた従者が主の口以外のどこかに契約魔法陣の上で誓いのキスをする事。そして最後に、奴隷契約。犯罪行為を行った者を強制的に奴隷として契約する事だ。方法は、奴隷になる者が犯罪行為をしていて契約魔法陣の上で主となる者の口以外のどこかに口が付いている事。

 昔から、契約魔法陣は存在した。だが今とは違い、酷く一方的な契約をしていた。昔は契約魔法陣に乗っている者同士で、言葉で令令された者が命令した者の奴隷になった。この事から人を攫い、口を布などで塞ぎ。無理やり奴隷にする者が、後を絶たなかった。なのでこの契約魔法陣は、こう呼ばれていた。奴隷製造魔法陣。この状態に、終止符を打ったのが。《七大勇者》の一人、《細工師》タクミ。彼により、無理やり契約できるのは。犯罪行為を行った、魂に対してのみになった。

 契約魔法陣は、一定の大きさがあるメモリーストーンだ。大きい事により、乗るだけでその人物の魂を読み取る。それも乗っている全ての人物の魂を読み取り、そして誓いによって魂と魂を結びつける。―――


 ❖ ❖ ❖ ❖ ❖


「―――と、オレ様は聞いたぞ!」

「はぁ~。やっぱり、勇者はすごいな!」

「ああ!オレ様も、一度でいいから話してみたかった!」

「へ~。何について、話すつもり?」

「そりゃあ、決まってる!異世界の、知識についてだ!」

「なるほど!イービスはいい商人になるよ!俺が、保証する!」

「ありがとよ!ユニサス!」

「「「「ご馳走様でした!」」」」

「お!食べ終わったみたいだな!」

「これから、どうする?森には、今日は街の人が入ってて、危険な魔物がいないか、見回ってくれてるから。行けないし」

「ならオレ様達は、街を見て回るぜ!そして屋台とかで、買い食いする!」

「それじゃあ俺は、ロアとルリンを送ってから、宿に帰るよ」

「わかったぜ!店主いくらだ?」

「話を聞いてた限りでは、その白髪の子とオレンジ髪の子でいいのかな?」

「ああ!」

「白髪の子が10個で、オレンジ髪の子が5個だから。合計3,000マドカだよ」

「…ああ!」

「確かに!」

「じゃあ、先に失礼するぞ!」

「お腹一杯♪」

「食べ過ぎました~!」

「じゃあな!」

「…バイバイ」

「…ふん!ボクはロア姉がいるから、寂しくないよ!…またね」


 三人が店を、出て行った。


「じゃあ、俺達の方も会計お願いします」

「最初の12個に、紺の髪の子が4個に銀髪の子が8個だから。合計4,800マドカだよ」

「…はい店主」

「確かに!毎度あり」

「あんまり遅いと、セインさんが心配するだろうし。じゃあ、帰りますか!」

「…ん。…少し残念」

「ロア姉!?」

「あれ?さっき、ロアなんか言った?」

「……別に」

「ロア姉~、早く帰ろ~よ!」

「店主、また来ますね!」

「はいよ!」


 寄り道せずに帰った。


「ただいま、戻りました」

「…お早いお帰りですね」

「そうですか?」

「イービス様達は?」

「ああ、街を見て回って来るそうです!」

「…なぜ、ユニサス様達は帰って来たんですか?」

「イービス達は、これからは家族同然に過ごす事になります。早く打ち解けられるように、邪魔者は消えたんですよ」

「それは、分かりました。でも、なんでこんなに早いんですか?」

「え!?セインさんが、心配してるかもしれないと。そう思いまして」

「はぁ~~!よーく、分かりました!…ロア大変ですよ!」

「…ん!」

「セインさんもロア姉も、何言ってんだよ!こんな奴には、ボクは負けない!!」

「何の話?」

「そういえば。ロアは、訓練用の武器が欲しいとか、言ってませんでしたか?」

「…?」


 なんかセインさんが、俺とロアを交互に見ている。


 (そうか、ロアの欲しい物を俺が買ってあげろと。そう言いたいんですね!セインさん!)


 セインさんの意図を少し勘違いして、ロアとルリンにモカの武器をオススメする事にした。


「そうなのか、ロア?それなら俺のオススメの武器が、武具屋にあるから買ってあげるけど。どうする?」

「!?…欲しい!」

「最初のプレゼントが、武器なのはちょっと悲しいけど。もし、家族になれたら。その時は、ロアに似合うプレゼントを考えるよ!だから今日は、出会った事に対しての記念のプレゼントにしよう!」

「…ん!うん!」

「さっき、とてつもなく嫌な単語が入ってたよ!…家族になる?…お前とロア姉が、ふざけるなぁ~!今、ボクの手で殺してやる~!」

「おい!落ち着けよ!もし、って付いてるだろ!もしもの話だよ!もしもの。それにロアにだけじゃ、不公平だから!ルリンにも、買ってやるから!」

「はぁ~~!本当にユニサス様は、ダメですねぇ~!」

「………」

「その武器で、お前を殺す~!」


 それからルリンを宥めるのに、十数分はかかった。

 そして俺達三人は、武具屋に来ていた。


「エポンさん、また来ました!」

「お!?ユニサスじゃないか!今日は、どうしたんだい?可愛い子を、二人も連れて」

「この子達に、武器を買ってあげようと思いまして!」

「出世したもんだね!つい数日前は、ブロンズナイフ一本買うのもやっとだったのにね。あのブロンズナイフは、どうだい?」

「最高ですよ!俺がここにまだ生きてるのは、あのブロンズナイフのおかげです!だから、この二人にも買ってあげようと思いまして。まだ、ありますか?」

「あの後は、誰も来てないから。あるはずだよ」

「じゃあ、探してみます!…あ、ありました!このブロンズナイフ、二本下さい!」

「はい、合計2,000マドカだよ」

「…はい。あれ!?その壁にあるのって?」

「うん?…ああ!あれは、知り合いが湖の近くの竹で作った。弓だよ。矢が無いから飾ってるんだけど。これが、どうかしたのかい?」

「触らせてもらっても、いいですか?」

「構わないよ」

「ありがとうございます」


 受け取った、弓の弦を引き。指を弦から離す!


 ビィーーン!


 綺麗な弦の音が響いた!すると。弓の構え方、弦の引き方なんかが分かるような気がした。たぶんスキルを得たのだろうが。人前ではステータスを、あまり見たくない。

 なので、いちよう買う事にした。


「これも、買います!」

「…え!?矢が無いんだよ!?」

「えぇ!大丈夫、何とかします!」


 ビックウルフを、倒した後。ステータスの自然魔法の欄に増えてた項目で、どうにかなりそうだっったので、魔法を使えばどうにか出来そうだと考えて、弓を買う事にした。


「じゃあ、500マドカでいいよ」

「…はい。じゃあ、また何か必要になったら来ますね」

「待ってるよ」


 結局二人は、俺とエポンさんを見ているだけで、何もしていなかった。

 奴隷施設に帰り、二人に一本ずつブロンズナイフをあげた。


「…ありがとう!大切にする!」

「何だよこれ!?刃が研がれてないで、丸まってるじゃんか!こんなのプレゼントするなんて、どうかしてるよ!」

「訓練用なら、いいんじゃないか?それにちゃんと研げば、すごい切れ味なんだから!俺がこのブロンズナイフに、何度救われたか!製造者に会って、お礼が言いたいくらいなんだ!」

「!?…女!」

「ロア姉?…あ、ほんとだモカって彫ってある!」

「そうだな。それに、エポンさんに聞いた話だと。次のガイアンの街に住んでる、まだ成人してない職人らしいよ!」

「…ム!」

「ロア姉!?ちょっと怖いよ」

「ロア、頑張るのよ!アナタのが先に、出会ってるのですから!」

「?じゃあ、オレは宿に戻ります!」

「…ん。またね」

「…ふん!二度とロア姉に近づくな!」

「ユニサス様、もう少し勉強して下さい!」


 最後のセインさんの言葉は、分からなかったが。奴隷施設を出て、宿に帰った。


 (今日は、朝から濃厚な一日だったなぁ~!早く、ベッドで寝たい!)


 一人になった事で、今日一日の事を思い出して、とても濃厚な一日だった事が分かり、どっと疲れが出た。


「ただいま、戻りました!」

「あらあら。やっと帰って来たのね、ユ・ニ・サ・ス・君!昨日の話なんだけど!」


 一番最初で、一番嫌な事を思い出した。


 (わ、忘れてた~!)


 ピンさんに言われる前に、話を終わらせようとする。


「お願いです!忘れて下さい!」

「うふふ、ダメよ!ユニサス君を、特別扱いばっかり出来ないのよ!さぁ、昨日と今日の宿代を払って!」

「え!?そっちかぁ~!はい、払います。2,000マドカですよね?」

「そうよ!…確かに受け取りました。…そっちて、何?」

「俺はてっきり、部屋に運ばれた件かと」

「ああ!フレアさんに、ユニサス君がお姫様抱っこされた件ね!」


 藪蛇で、ピンさんが俺の気にしていた事に気付き、言葉にした。

 その時、たまたま運悪く。イービス達が、帰って来た。


「…悪い邪魔したな!」

「「…」」

「行くな~!!」

「うふふ。あの時のユニサス君は、可愛かったわよ!」

「やめて下さい!ピンさん!」


 こうして、イービスとコハクとレオナ。そしてロアとルリンと出会った日は、終わりを迎えた。

誤字脱字、変な表現などありましたらご指摘ください。


2017/9/21 改稿しました。

現在のステータス

 ❖ ❖ ❖ ❖ ❖

ステータス

《ユニサス》 Lv.2(UP)  【ランクG】【¥11,650】

ジョブ:狩人

HP:64/64

MP:52/52

スキル: 短刀剣:Lv.3 弓:Lv.1(NEW) 投擲:Lv.3 全力全開:Lv.1 鷹の目:Lv.2 心眼:Lv.2 解体:Lv.2 気配感知:Lv.3 隠密:Lv.3 暗視:Lv.2 仮眠:Lv.2 鑑定:Lv.3 早成

魔法:自然魔法:Lv.2 【基礎】 【植物】 【土】

 ❖ ❖ ❖ ❖ ❖

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