表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
62/68

透花の興味――一葉姉さんとの暮らし

朝8時ごろ

各々が役割や目的のために動き始めた


三葉は透花と合流すると

夜凪の情報を頼りに歩き出した

その後ろをテクテクとついてくる透花は

気まずそうに「二葉さんってどんな子?」と

話しかけてくる

三葉は透花が話題を振ったことに驚きながら

(どう答えよう)と悩んだ

悩んだ末に「人を疑う子」と答えると

【否定はしない】と二葉が割り込む

三葉の答えに透花は

分からない表情を浮かべて

「・・・お話したい」と言った

その様子に何かを感じた三葉は

(興味を知ったね)と心の中でつぶやいた

二葉もそれを感じ取ったのか

【一旦 透花に移りましょうか】と

言って透花に憑依した

ーーーーーーーーーー

透花は二葉が憑依する感覚に

(水を飲んでるみたい)と心の中で

つぶやいていると

【会話するのは初めてかな?】と

二葉が話しかけるが

透花は話題を作れず(なんで話したいって

言ったんだろ)と自分に呆れるが

【私がいない時の話を聞かせて?】と

無意識に言葉を出していた


透花の疑問に【フフ】と笑った二葉は

【色々あったわよ】と口にすると

【どこから知りたい?

三葉との出会いから

紬との出会いまで色々あるわよ】と

口にすると透花はどれも興味なさそうに悩むと

【一葉姉さんとの暮らしと

日常が知りたい】と呟いた

二葉は少し驚いたように

【いいけど私の

日常はかなり物騒よ】と

答えて日常を語り始めた

ーーーーーーーーーーーーーーーー

昔から一葉と私は隠世会に所属していてね

チームを作っては殺して生計を立ててたの

一葉の力は便利であり不便だったの

その力は嘘に反応して目が赤くなる

昔は妖怪の特徴を

調べるために拘束しては

尋問を繰り返して情報を集める

情報を聞き終えれば殺しお金を奪い

生計を立てる

そんな暮らしをしていたわ


その日はサングラスをかけた一葉と

一緒にチームの集合場所に向かいながら

【今日はよく反応するね】とつぶやく一葉へ

私は楽しそうに

【その力も不便だね

すれ違う人の嘘にも反応するなんて】という

やり取りをよく覚えてる

そんな会話をしながら早めに集合場所につくと

チームが合流するのを待つ

チームメイトが一人くるたびに

「なぜ加入してるか」を聞いては

「つまらない嘘だね」と返して殺していく

やむを得ず加入してしまった人や妖は

逃がしていたけど

多分それが原因で襲撃者に囲まれたんでしょうね


そうやって一通りチームメイトを

皆殺しにすると

三葉が返ってくる前に帰宅を

終えるのが日課だった

三葉が返ってくると

一葉は楽しそうに手品の練習や

矯正メイクの練習に付き合っていた

それを横から茶々を入れて楽しくやってたわ

そんな日常を楽しく過ごしていた

今思えばずいぶん壊れた日常だったわ






評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ