解放された気の毒な連絡役
悟のつぶやきを聞いたアクターは
「イカれてて結構
今度はこちらが質問しよう」と
主導権を握ると悟は呆れたように
「どうぞ」と答える
そんな悟の様子に
「会話ができそうなら
問題ないな」と呟くと
パンパンと手をたたき
「ライン交換するぞ
トップと話し合って
会議の場所を
決めたら連絡してほしい」と
今後のことを伝えながら
手に持ったナイフで拘束を切ると
混乱した様子で「は?」と思わず声を漏らす
悟の様子にアクターは
「聞いてたか
スマホを出せ」と言い聞かせると
悟は無言でスマホを出すと
ラインを交換した
アクターはそれを確認すると
呆けた顔のままの悟を外へ解放した
アクターと悟の会話を見ていた夜凪は
「ハハハ」と笑いながら
「見てたかあの顔」と爆笑する
夜凪の爆笑に
透花は引きながら
「確かにあれは可哀想」と呟くと
三葉と紬は「「そうだね」」と共感する
そんな様子に
アクターは「ここは私の部屋なんだが
流石に出ていってくれないか」と声をかけると
各々解散するように部屋へ戻り眠りについた
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アクターから追い出されるように
部屋を出た悟は「なんなのよ」と呟きながら
急いで蒼がいる部屋へ向かうと
ドアをノックして扉を開けた
ドアの開いた部屋の
先で柄の入った瞳を持つ綾人が視界に映り
不機嫌そうに
「はぁ」とため息をつくと
蒼の元へ向かう
悟が報告しようと向かってくるのを見た蒼は
「うまく出来たか?」と声をかける
蒼の問いかけに
顔を赤くしながら口をモゴモゴさせる
その様子に綾人は隠しきれない笑みを浮かべる
綾人の笑みを見逃さなかった悟は
(あの中二病を後でぶっ潰す)と誓った




