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孤島奮起  作者: つふら
子犬達があらわれた
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それぞれの戦果


岩場には、色んな貝が生息していた。最初に来たときよりも潮が引いているせいか、岩場が広く感じる。


出来るだけ海に近い岩場辺りから探す。いるいる、名前や種類はわからないけど、出来るだけ大きいものをとっていく。


お、これは知ってる、カメノテ。先輩に連れて行ってもらった飲み屋でカメノテの塩茹でを食したことがあったから。日本酒のツマミに合うんだよ。


直接素手で触ると、ケガをするかもしれないから、ナイフを使い岩から剥がしてタオルごしにつかむ。


それを海水を入れたエコバッグにいれていく。


このエコバッグ、以前もこのような使い方をしたら、なんか生臭い匂いがとれなくて、海の生き物専用にしたのだ。


これは、シャコ貝かな。20㎝くらいある。ナイフだと折れそうだな。竹槍で岩から剥がす。確か、シャコ貝に挟まれると強力で危険だ・・・と、死んだジイチャンが言ってた。


それ以外にも丸い貝、巻き貝、平たい貝など違う種類のものを集める。今後の為に試食しておきたいのだ。


少し岩場の水量が増えてきている。あまり長居をすると帰れなくなってしまう。こんなところにして、砂浜へ戻ろう。



サファイア、あいつはどこにいったんだ?さっきまで岩場のカニと遊んでいたんだが。



ま、ダイヤ達の元に戻っているかもな。


砂浜に戻ると、ダイヤは砂浜を掘り、ルビーは鳥と戯れ、エメラルドは昼寝。


自由だな、お前達。でも、サファイアはいない。


岩場の方に向かってサファイアを呼ぶ。


「サファイアぁー、帰るぞー」


岩場の奥からサファイアの姿が見えた。なんだあいつ岩場にまだいたのか。


こちらに走ってきた。口に何か咥えながら。


そして俺の前に咥えていたものをおろす。


ウツボだ。


お前、よく捕まえたな。よく倒せたな。


ブンブンしっぽを振ってるサファイアをとりあえず誉めておこう。ガシガシ頭を撫でる。


ダイヤも戻ってきた。コイツ、アサリを咥えてる。そうか、潮が引いたらアサリが捕れるのか。それはとても嬉しい情報だ。


ん?ルビー、その咥えてているのは鳥だな?


どうした、お前達、いや、嬉しいんだけど。


エメラルドはバナナを守ってくれていたのかな?子犬達の頭をそれぞれ撫でる。


バナナの木を担いだ。


よし、みんなで拠点に帰ろう。


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