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† 六の罪――第三の悪魔(玖)


「あれとはかりそめの契約をしたに過ぎない。戦うのは我が意思だ! 吾輩の主は幾世をへても、地獄の王その方のみ!」

「フッ、大好きな地獄に送り返してさしあげますよ」

 相対する二柱の大悪魔。燃え盛る港湾が、闇夜に浮かぶ彼らの影を煌々と照らし出した。


                † † † † † † †


 高度に発達した科学は、魔法と見分けがつかない――そう聞いたことがある。確かに、磨き上げられた武術は時として、魔法以上に信じ難き妙技をなすものだと実感したまま、横に九十度反転した世界を俺は眺めていた。

「その力、敵として出会っていなければ、我が軍に欲しかったものだが……さらばだ」

 近づいてくる茅原の剣が、夜明け前の群青に光っている。

「お断りだ。あんたの掲げる理想がいかに立派だろうと、そのために誰かを巻き込んでいい理由にはならねーよ」

 こう答えるのを知っていたかのように、茅原の白刃が振り上げられた。

「フン、負の感情を糧とする怪魔やつらは失政の続く限り増え続ける。印象でしか判断できん分際で綺麗ごとをほざく若造が――来世では見抜ける目をもって生まれられると良いな。最後に、名を教えろ」



 遅れ馳せながら、舞台・ジャンヌダルクに来て下さった皆様ありがとうございます!

有村架純さんは美しかったし、フランス軍の仲間とプライベートでも親しくなったし、剣と鎧を装備できたし、何千人規模の会場も大半の回が満員になったし、憧れの中島かずきさん(グレンラガン、キルラキル脚本)の仕事に関われたしで最高の3ヶ月でした。

DVDも発売されると思うので、観に行けなかったよー、という方もご安心ください(チラッチラッ

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