第46話:幼馴染のオイルマッサージ。密室のベッドと滑る素肌
ジムでの響さんとくるみの過激な挟み撃ちから逃れ、俺は満身創痍で自宅へと帰り着いた。
「はあ……体力をつけるつもりが、逆に寿命が縮んだ気がする……」
重いドアを開け、自分の部屋のベッドに倒れ込もうとした、その時だった。
「おかえり、湊。遅かったね」
部屋の明かりがパッと点き、ベッドの上にちょこんと座る人影が浮かび上がった。
幼馴染の結衣だ。彼女は俺の顔を見るなり、ぷくっと頬を膨らませて抗議の声を上げた。
「私に内緒でジムに行くなんてずるい! しかも、なんか他の女の子の匂いがするし……!」
「ばっ、お前な、勝手に人の部屋に……って、なんだよその瓶は」
結衣の手には、見慣れない透明なボトルが握られていた。中にはほんのりとピンク色をした液体が揺れている。
「ふふん、これはね、通販で買った特製のマッサージオイルだよ! 湊が最近お疲れみたいだから、私が特別に疲れた筋肉をほぐしてあげる!」
「い、いや、気持ちはありがたいけど、自分で湿布貼るから……」
「だーめ! ほら、早くシャツ脱いでうつ伏せになって!」
有無を言わさずシャツを剥ぎ取られ、俺はベッドにうつ伏せにさせられた。
直後、背中に冷たい液体がツーッと垂らされる。そして、結衣の小さくて温かい手が、俺の肩甲骨のあたりを滑り始めた。
「んっ……どう? 私の手、あったかいでしょ?」
「お、おう……悪くないけど……」
最初は普通のマッサージだった。しかし、オイルのせいで結衣の手が滑りやすくなっているせいか、次第に彼女の体重の乗せ方がおかしくなってきた。
「もっとしっかり揉んであげるね! えいっ!」
結衣はベッドの上に膝立ちになり、俺の背中に覆いかぶさるようにして体重をかけてきたのだ。
その瞬間、俺の背骨に、彼女の暴力的なまでに発育した双丘がムギュウゥッと容赦なく押し潰された。
「っ……!? ゆ、結衣、重いって!」
「えー? これくらい力入れないと、筋肉ほぐれないよ? それとも、痛い?」
上から覗き込んでくる結衣の吐息が、俺の耳元にかかる。
オイルの甘いローズの香りと、彼女のシャンプーの匂いが混ざり合い、密室のベッドの上にむせ返るように充満していく。
さらに問題なのは、オイルで滑るのは彼女の手だけではないということだ。
俺の背中に密着した結衣の極上の果実が、彼女が腕を動かしてマッサージをするたびに、オイルの潤滑も相まってツルツル、むにゅむにゅと滑るように形を変え、俺の背中全体を激しく蹂躙していくのだ。
「あはは、湊の背中、オイルでつるつる滑るー。なんだか気持ちいいね」
「お、お前……それが狙いじゃないだろうな……っ」
「さあ、どうでしょう? ほら、次は腰のあたりも揉んであげる……あっ」
結衣が腰の方へ移動しようと身を乗り出した瞬間、オイルで滑ってバランスを崩し、彼女の身体が完全に俺の背中へと倒れ込んできた。
「きゃっ!」
「うおっ!」
素肌の背中に、オイルまみれの両手と、圧倒的な質量と熱を帯びた柔らかさが完全にのしかかる。
結衣の心音と荒くなった呼吸が、背中越しにダイレクトに伝わってくる。
「……ご、ごめん湊。滑っちゃった……でも、湊の背中、すごく熱いね……」
逃げ場のない自室のベッド。
幼馴染による優しくも危険すぎるオイルマッサージの罠に絡め取られ、俺の理性は滑る素肌とともに、音を立てて崩れ去っていくのだった。
【次回予告】
結衣のオイルマッサージ地獄(天国)から一夜明け、学園では家庭科の調理実習がスタート!
しかし、くじ引きで同じ班になったのは、極度のドジっ子である風紀委員長・神崎しずくだった!
「て、天道くん! 小麦粉の袋が……きゃあっ!?」
案の定、小麦粉を派手にぶちまけてしまうしずく。
真っ白になったエプロン姿の委員長と、狭い給湯室で粉を払うための密着ハプニングが巻き起こる!
「だ、ダメです天道くん……そんなところまで払ったら……っ!」
次回、第47話『調理実習のエプロン姿。風紀委員長と粉まみれの密着』
明日も理性の崩壊をお楽しみに!




