第45話:スポーツジムの修羅場。筋トレ女子大生と小悪魔後輩の挟み撃ち
響さんの情け容赦ない(かつ、極限の密着を伴う)マシントレーニングを終え、俺は息も絶え絶えに休憩用のベンチへへたり込んでいた。
そこへ、聞き慣れた甘い声がジム内に響き渡った。
「あーっ! せんぱーい! 見つけましたよ!」
自動ドアを抜けてパタパタと駆け寄ってきたのは、小悪魔な後輩、七瀬くるみだった。
どうやって俺がここに入会したことを聞きつけたのかはわからないが、彼女はすでに動きやすそうなショートパンツと、胸の谷間が強調されたタイトなタンクトップに着替えている。
「くるみ!? お前、なんでここに……」
「先輩が急にジム通い始めたって聞いたから、偵察に来たんですよ。……って、あんな綺麗なお姉さんとイチャイチャして! ずるいです!」
くるみは頬を膨らませて抗議すると、俺の左側にストンと座り込み、自身の腕を俺の左腕にしっかりと絡めてきた。タンクトップ越しに、彼女の容赦ない果実がムギュッと押し付けられる。
「お疲れ様です、先輩。ほら、スポーツドリンク買ってきましたよ。私が飲ませてあげますから、あーんして?」
「おやっ? 新人くんのお友達かな?」
そこへ、シェイカーを手にした響さんが満面の笑みで戻ってきた。彼女はくるみの存在を気にする様子もなく、俺の右側にピタリと座り込んだ。
「筋トレの後はやっぱりプロテインだよ! はい、私が特別にシェイクしてあげたから、こっちを先に飲んで!」
響さんが身を乗り出すと、スポーツブラに包まれた圧倒的な質量の双丘が、今度は俺の右腕にムギュウゥッと容赦なく押し潰された。
「ちょっ……二人とも、近すぎ……っ!」
狭い休憩用ベンチの上。
左腕には、小悪魔後輩の甘い制汗剤の香りと、とろけるような柔らかさ。
右腕には、筋トレ女子大生の健康的な汗の匂いと、アスリートらしからぬ暴力的なまでの弾力。
「先輩、私のスポーツドリンクが先ですよね? ねっ?」
くるみが左腕に体重をかけ、甘い声で囁く。
「だーめ! ゴールデンタイムを逃したら筋肉が泣くよ! ほら、私のプロテイン!」
響さんが右腕をホールドしたまま、シェイカーを俺の口元に押し当ててくる。
二人が俺を巡って少し動くたびに、左右から押し付けられている極上の柔らかさが、むにゅり、むにゅりと形を変えて俺の両腕を激しく蹂躙する。
「お、俺は……自分で飲めるから……っ!」
両手に花、などという生易しいものではない。
健康美と小悪魔による、逃げ場のない究極の挟み撃ち。スポーツジムの熱気も相まって、俺の理性という名の筋肉は、もはや修復不可能なレベルで完全に断裂しようとしていた。
【次回予告】
ジムでの修羅場からなんとか帰宅した湊。
しかし、自室には「私に内緒でジムに行くなんてずるい!」と拗ねた幼馴染の結衣が待ち構えていた!
「湊の疲れた筋肉、私がほぐしてあげる!」
そう言って結衣が取り出したのは、なぜかヌルヌルのマッサージオイル!?
「ほら、シャツ脱いでうつ伏せになって。……私の手、あったかいでしょ?」
自室のベッドで展開される、幼馴染による危険すぎるオイルマッサージ! 滑る素肌と熱い吐息!
次回、第46話『幼馴染のオイルマッサージ。密室のベッドと滑る素肌』
明日も理性の崩壊をお楽しみに!




