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第五話 たまにはうんこして寝ておきたい! ドツキタイくんの休日!(後編)

春菜:「ごううんが!」

(三人に後ろから抱き着いてはしゃぐアイキャッチとイエローパンサー)

「あのな」


 パクもさすがに抗議した。

「ね、ね、パフェ奢るからパクくんもお願い!」

「っらねーよ!」


 甘いものなんていらない。


「やった! 二人ともありがとう!」

「ふぁ?!」


 ドツキタイも水を拭きかけた。


 春奈はタダでもいいと勘違いしたのである!

 連続暴行殺人になんの痛痒も抱かない強姦犯二人に対して春奈はあまりにも能天気であった!


 二人からすればこの場で八つ当たりに周りを皆殺しにして春奈を犯しても正直言って足りない。


「とりあえずだ。

 物事の9割以上は計画段階で決まるんだぞ。それは無理だ」

 9割どころか十中八九以上思いつきで人を殺す凶悪犯が女子高生を諭す。

「そっか……」

 素直な春奈はちょっとしおらしくなる。

 クリームソーダを入れていた器の氷が溶けて音を立てた。


「えっと、お花摘みに行くところをゴウウンガーに乗せて」

「それはお前を載せる方法だ!」


 ドツキタイが突っ込んだ。


 二人から見れば着色料だらけの緑色のゲロのようなメロンクリームソーダを春奈はウッキウキで飲んでいたが、器に刺さっていたのはメロンではなく蜜入りキュウリだしメロンフレーバーで誤魔化したものだ。


「じゃ、ブランド品を買う荷物持ちをしてくれると言って」

「もうやらねえ!」


 パクは『もう荷物持ちなんてするか』と言ったのだが春奈は『女の子の買い物に付き合うふりしてだましたりはしない』と捉えた。


 地味に乙女心へムカッ腹来ていたらしい。



「よし、決めた。とりあえずゴウウンガーに乗せて奴さんを連れていく」

「やった! さすがパクくん!」


 普通の人間は死ぬのだが。


「俺は邪魔ものを分断すればいいのだな」


 春奈が『二人にお礼!』と抜かして勝手に注文した『ウルトラジャンボパフェ』に吐き気を抱いて振り向けばガラス越しに義経が物欲しそうに彼を見ている。


「……」

 無言でガラス一枚隔てた無一文二人とアイコンタクトして、彼ら二人がパフェを指差すと二人とも嬉しそうにウンウン頷いた。



「かー! 久しぶりにいいもん食ったわ! ありがとうハルナ!」

「ほんとほんとうめぇウメェ。えっとドツキタイ先輩もう一杯ください!」


 眉をひそめて席を立つ客たち。

 抗議する店員を殴り倒すパク。


「……いいぞ。食べてくれ」「あざーす! パク先輩!」

「(二人におごったのに……)」


 春奈は不満あれど、当の二人が嬉しそうだし、何より美味しそうにご馳走を頬張る姿に絆された。



「さて」


 スッとパクが立ち上がる。

「いいとこに行こうか。リュウガ」「いいとこ?」

 パクが嗤う。

「いいとこだぜ。死にそうになるくらいには」「マジスカ行きます!」

 意外とリュウガは素直である。



「ちょっと、あなたいかがわしいところなら」「あー! ごめんなさいトラちゃん。わたしもお願いが(ゴニョゴニョ)これはお二人の恋の橋渡しをする作戦なのです」

 タイガも春奈には警戒を解いた。先ほどのクソ恥ずかしい作戦会議はリュウガに見惚れて聞いてなかった模様。


「先輩!」「おうヨシツネ! ちょっと死ぬほどいいことすっか!」

「はい!」

 ヨシツネは一宿一飯の恩義のため怪獣を投げ飛ばす猛者である。

 無差別級決勝にて相手の攻めに1ミリも動かず侠客立ちして対戦相手の心を折ったこともある。

 彼は理想のガチムチに誘われて別のところが漢立ちしている。リュウガは幼馴染であってヒロイン枠ではないのだ。幼馴染ヒロインは彼を非難してよい。



 いいのかホイホイついてきて。

 ゴウウンガーチームはノンケでも関係ないんだぜ。(※祝!『新・やらないか』映像化!)



【2030/9/21同日 神大英帝国 神倫敦】


「これに乗るんですか」

「ああ。イキまくるぜ」

 普通に死ぬが、リュウガは鈍いのか死ななかった。

「やべえ! ジェットコースターより楽しいっすねパク先輩!」

「お、おう……」



「ハァ……ハァ……ドツキタイ先輩確かにイキまくりです!」

「あ、ああ……ヨシツネ、テメェ鼻血出てるぞ」


「い、いえホントなんでもないんです……ではこのままイキましょう!」

「まて、何故後ろから抱きついてくる」



 無事ゴウウンガーに二人を乗せて分断したパクとドツキタイだが、ある意味想定外に遭っていた。この場合正しく。

 リュウガは人間がミンチになる高機動をジェットコースターみたいに楽しんでいるし、義経はドツキタイとデートしているつもりなのだから仕方ない。



「で、この座標にマイダーリンがいるのね!」

「え、ええ……二人はうまくやって……きゃ!!?」



 恋する乙女心は無敵である。

 タイガは文字通り音より早く目的地に向かった!

 春菜を残してイエローパンサーで。



「ちょっ?! ちょっとトラちゃん!?」

「ありがとうハルナあたし頑張る!」

 全然聞いてない。




「春奈! 春奈!」

 携帯が鳴ると春奈がとらずして博士の声。


「3人ともどこだ!? 新ドーバー海峡を怪獣が渡っているんだよ!」

「えええぇっっ!?!」



 春奈は「トラちゃん降りて!」と言いながら愛機を追った。しかしタイガは座標表示しか見ていない。


 彼女の溢れる乙女心(※物理)は無敵であった!




「急がなきゃ……急がなきゃ……!」


 走っていたらトイレにまた行きたくなったけどそれどころじゃない。

 街の人たちは怪獣出現に沸き立ち、あるものは逃亡し今まで虐げられてきたと思っている難民たちは略奪を開始する。

 春奈の服を誰がが掴んだが彼女はそれを振り払い人の流れに逆らって走る。



「トラちゃんだめ! 死んじゃうよ!」

 街の高台に登り彼女は叫ぶ。


 奇しくも三機のゴウウンガーは。



「あなたと……合体したい!」

「うわっ?! なんでトマルがここにっ!?」


「おー! いい感じじゃねーか!」


 一億と二千年前から合体するつもりだったくらいの勢いで後ろから迫るタイガがイエローパンサーのハッチを空中で開ける!

 暴風に吹き飛ばされつつ彼女はブルーシャークのハッチに飛びつくと『ここがあの女のハウスね』とハッチを外から叩く!


 彼を出して 彼を出して 犯したくて!


 たまらず空中に逃げ出したリュウガは、そのまま相棒に助けを呼ぶ形でレッドイーグルに飛ぶ!


「ダーリンのバカー!!」


 ブルーシャークがシャークプラズマを放つ。

 ビーム兵器化した超高温電気ビームにぷはっと煙を吐いてリュウガは相棒の乗る機体の翼に足の指で捕まり、どこぞの未来少年のようにとてとて走ってハッチを開けて避難する。


 奇しくもブルーシャークには『合体準備』と書かれた表示が浮かぶ。

「合体……合体!? そんな私たちには早いわよ!」


 物理的に超音速でレッドイーグルに突っ込むブルーシャーク。

 合体の意味が多分違う。


「ぐおう?!」

 ブルーシャークの機首にコクピットをぶち破られ、リュウガとヨシツネは空に弾かれかけ、かろうじてリュウガは留まった。


「うわあああああ!」



 ヨシツネは友人想いである。

 春菜のお人よしがうつったのかイエローパンサーは都合よく彼を乗せた!




「なんか」


 紫煙の香りに春奈は振り返る。

 神倫敦を見下ろす塔の上、3人はこの茶番をみる羽目になっていた。


「パクくん。そんなの吸ってたら丈夫な赤ちゃんうめないよ!」

「マジで関係ないだろ」

 どっかの超能力者かお前は。



「お、俺にもくれや」

 ドツキタイは彼に近づくとその火を自らが咥える煙草にもつける。

 春奈は「もしかして二人は」と壮大な誤解にドギマギ。

 ちなみに彼らの眼下では大暴動でそれどころじゃない。



「変なことになってるな」

「だな」

「だねぇ。トラちゃん大丈夫かな」



 いま、タイガ操る高速機ブルーシャークは幾度も変幻自在飛行特化のレッドイーグルに物理的に迫り、素人ながら身の危険で逃げ回るリュウガに何度も何度も合体アプローチをしかけている。


「さぁ! 出番だぜひとつになれ、なりましょう!」

「貞子の申し子か!?」


 必死でブルーシャークからレッドイーグルが逃げる茶番をヨシツネのイエローパンサーが追う構図を。


「おいこら。パク、ドツキタイ、遊んでいるんじゃない。さっさと怪獣倒しにいけ100回目と89回目の死刑期限狭まるぞ」


 博士の通信を聞き流し見物する3人。

 どうせ首つったくらいでは死ねない。



 奇しくも怪獣はドーバー海峡を渡りきり、神英国に到達。口から二枚三枚の舌を出すと。


「かねぇええええええぇっっえっ!!」


 金のブレスを吐く。


 次々と港が街が人々が黄金化して砂金となって崩れていく。



『ˈwôrniNG!』『怪獣出現』『急行せよ』

 それぞれの機体に指示飛ぶも、タイガもリュウガもヨシツネもそれどころじゃない。

 しかしながらモニターに表示される金とダイヤのブレスは別の意味でタイガの気を引いた。


「ダーリン!」「ん?」

「大儲けよー!」「おっしゃあああ!」

「いいんかおまえら」



 人々が滅ぶ中急速に青を取り戻しつつあった海は爆音と共に沸騰し渦巻く。

 黒い瘴気とともに静寂は消え全てが黄金のマグマと化していく。

 逃げ惑う人々、もはや暴徒どころではなくなった人々をも金の波は飲み込んでいく。

 大地が割れ森は黄金となり逃げる獣たちをも焼き尽くす中。


 ……三機は現場に急行した!



 黄金の大地の上駆け抜けるイエローパンサー!

 青い空を突き抜けていくブルーシャーク!

 赤い炎切り裂き迫るレッドイーグル!


「おい! 誰が乗ってる!」


 囃子はやし不足だらず博士の問いにリュウガが叫ぶ。



「雷鳴館高校2年……マモル竜牙リュウガ!」


「同じく鬼百合女学院一回生、トマル大河タイガ!」


「雷鳴館三部会筆頭! 柳田ヤナギダ義経ヨシツネ! ……呼ばれちゃいねぇが推参すいさんいたそう!」


「合体!」


 3人の闘志は自然に合体挙動に入った。

 分厚い雲を引き裂き青い青い空が鋭角に広がる。

 三機の獣は絡み合い一つになる。


 炎すら黄金の川に変わり、その中央にて黄金の冠被り二つの腕を蛇にして暴れる巨人の元、雄々しく人々を護るかのように巨人は立つ。


「このイケてるヤツはなんていう!」

 リュウガが叫び問いかける。


「ゴウウンガーだ! 人類を殲滅せんとする地球意思に抗うため建造された最後の希望!」

「希望なんてこれからいくらでもあるわよ! まずダーリンと子作りしないとね!」


 博士の答えにタイガが微笑む。


「そうか! そりゃ最強の子供ができそうだな! 俺はその子のオシメかえてやらねえとな! 俺はゲイだしな!」


「……男だったら変えさせねえ」

「女だったら私がやるわ」


 ヨシツネに対して、幼少期それぞれの親に思うことあったのか二人がツッコむ。



「逃げろテメェら! ここは俺らが引き受けた!」


 赤い闘志を刃に変えて一本背負いの要領で頭に浮かぶ言葉をリュウガは叫ぶ!

「トマホーク! ブーメラン!」



 レッドイーグルの巨大な斧が空を引き裂き大地を割り、右腕である大蛇を切り裂き戻り際に左腕を両断する。


 怪物の腹が自らブチブチと裂け臓物を吐き出して大きな顔になる。その両の目が怪しくひかり凍てつく波動を大口が生み出す。

 強制合体解除能力。アンチゴウウンエネルギーフィールドだ。

 しかしながらタイガがレバーを引き、彼らが分散して逃れる方が早い。

「ドリルクロウ!」

 ブルーシャークの頭にドリル。無敵の防御と化した彼女は二人と共に黄金の川となった大地に逃れそれをかわす。

 凍てつく波動が摂氏二千度を超える黄金の波を叩いたとき、敵の腹にある二つの目玉をドリルミサイルが貫く。

 分離して迫る二つの蛇。それを軽々と投げあるいは手刀で貫手で切り裂く。


「遥流奥義。……桜花!」


 姿表したブルーシャークには足がない。

 飛び出したイエローパンサーが特攻を仕掛ける。


「どっせぃ!」

 八卦良はっきよい


 そのままイエローパンサーは地上戦闘モードに変形していく、そこに左右からタイガとリュウガもまた戦闘機形態で突っ込む。

 苦悶に歪む敵を体内に取り込み柔道着のようにして締め上げ、そのまま下半身が戦車となったイエローパンサー体ゴウウンガーは。


「カワズドロップ!」

 まさかの反則攻撃だ!



「すっごい……」

 ニコニコ動画見ながら春奈が呟く。

 二人はスマホに疎いので横から覗き込む形になって春奈が飛び退く。

「近いっ! 近いって!?」

 春奈は真っ赤になって照れていたが二人には理解できない。

「それ見せろ」「グズが」


 二人は春奈のデコられたケータイ、今では珍しいSONY Xperia13を取り上げて呟く。


「ほう。なかなかだな」「ククク」

「かえして! かえしてってば!」


 待ち受けは囃子博士だが、通常画面は二人なのだ。バレたら恥ずかしい。

 しかし背丈が違いすぎる。



「ほら、見たからやるよ」

「わたしのケータイ!」


 パクが放り投げたので割れないよう慌ててキャッチ。

 それをドツキタイが楽しそうに見て呟く。


「次はメシ食って声掛けられ際じゃない写真にしてくれ」

「バレてるし!?」


 少女の尊厳はマッハ!



「ゴウウン……ビーム!!!」



 3人が叫び、蛇男は消滅した。



「……トラちゃん、すっごい……」


 ばふっ。

 ドツキタイにしては柔らかな力で春菜の背が叩かれた。

「オマエモナー」

 どっかのアスキーアートの猫みたいなことを言う。


「あいつら、やるじゃねぇか」

 パクは愉しそうだった。



「で、3人とも休日は楽しめたか?」

 3人が振り返ると囃子不足が腰に両手を当てて立っていた。

「二人はまだしも春奈までサボタージュとは」

「ご、ごめんなさいご心配をおかけしました博士」


「いいさ」

 そういって彼女はパクたちに歩み寄る。


「火」


 さっさとつけろと顎で二人をこき使おうとする。



 三つの紫煙が夕日にたなびいていく。

「なぁダラズ」「あん?」


 ひょっとして、俺たちじゃないのではないのか。


 ドツキタイの無言の問いかけに彼女は煙をぶっかけることで応える。

 先日色々顔にまでぶっかけられた腹いせもある。


「あの、はかせ」

「どうした?」


「あ、いえここで聞く話じゃありませんし、話の脈絡もないので」

「遠慮するな。ひょっとして私の名前のことか?」


 見事に当ててきた。

 戸惑う春奈を顧みず、手すりに身を任せる博士。


「私は鳥取県民でね」

「はぁ」


 ふっと微笑む博士の顔はいつもより格段にやさしい。


「足りない、バカって意味さ。私の名前は」

「博士はバカじゃありません!」


 彼女はタバコを指に挟んだままクククと笑う。


「まぁ女が生まれたのがよっぽど気に入らなかったんだろうさ。兄貴がグレやがったしな……でも私には優しかった」

「お兄様は」「おっんだ」


 パクが続きを言う。

「俺が乗るまでの時間を稼いでな」


 顔色を変える春奈に「よくあることだ」と博士はやさしい。



 春奈も聡い時がある。

 たぶん博士はお兄さんのことを。


「で、まあ……おっと。勇者たちの帰還だぜ」

 ドツキタイが彼にしては珍しく手を振る。


「ヨシツネ!」

「先輩!」


 何故か抱きついてくるヨシツネに困りつつ(※驚くべきことに彼は困っていた)、ドツキタイは相手をち殺すことなく、フリでもなんでもヨシツネの求めるまま彼を褒めた。



「トラちゃん!」

「春奈!」


 女の子二人は抱き合う。


「あー。たしか君はオリンピックスポンサーでもある警備会社所属扱いだったはずだが……」

 サブパイロットにならないかと博士が言うより。


「博士! 私寿退職いたします! 今までお世話になりました!」

「お、おう……警備会社さんによろしく」


 そこに横槍が入る。

 頬をあからめたリュウガだ。

「しねぇよ。付き合うのは同意したけどさ」

 照れたふうにリュウガは言う。

 これは吊り橋効果なのか。にしたって世界一危険なのだが。


「俺まだ結婚できねえよ。来年の始業式までは無理」

「そうなの? 私来年の始業式までまだ18よ。あんまかわんないね」

 まぁ学校にろくに通わないうちに日本帝国は滅亡していたが。


「この金で南極にでもプラント買って、のんびり過ごすのも悪かないな」

「うんうん! 私約束する! 結婚するまで襲わないから!」


 リュウガはジト目で彼女を睨む。


「……ホントか」

「ガ族嘘つかない」

 そっぽむくタイガ。


 ガ族はタイガの母方にあたる日本帝国南方領に住んでいた人喰い人種だが、その女たちは稀に見る長身にして美貌の持ち主。強い子種を得るためには手段を選ばないとされる。



 数ヶ月後春奈は『かわいいベイビーを授かりました』なる手紙を受け取ることになるが、添えられた写真のリュウガは予想通りすこしやつれていた。

 怪獣より恐ろしい女である。



 そして。



「どうしたクズども」

「あ、あの博士……」



 博士は3人に近寄り呟いた。



「あたしは何も見なかった。ゴウウンガーはこの国を救った。それでいい」

 風雲急を告げる戦いの日々。

 遂に人類の反撃の狼煙が上がる。


 果たしてこの先生きのこるのは、怪獣か。人類か。


 次回。『豪運牙』


 ご期待ください。

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