65話:捕縛
城壁から降りて北門を開ける。
敵軍はまだ元々の場所から動いていなかった。
そうだエモさん、警察署の留置所みたいな牢屋だけの建物を作れないかな。
あの人数を置いておく場所が必要だわ。
『少々お待ち下さい。
留置所だけの警察署が作成できましたわ。
1施設で50人は収容可能ですわ。』
ありがとう。じゃあ6ポイント使って、城壁の内側、北門のすぐ近くの東西に1つずつ設置をお願い。
『設置しました。』
これでこちらも準備完了だな。
「早く来い。1分以内に一番偉い奴が来なかったら上からバリスタを撃つからな。
誰に当たるかは分からないぞ。」
時間を無駄にしたくないから早く来てくれないかな。
バリスタで警戒しているし、大砲も無くなったけど、絶対に抵抗してくるだろうな。
30秒ほどで1人の敵兵が前に進みだした。
ルビアとアイビーに確認すると、奴は軍の中でNo.4の大将だそうだ。
ということは、元帥と大将2人は大砲の攻撃によって死んだのかな。
北門に近づいてくるが、どう見ても降伏の意思は無さそうな顔をしている。
近づいたら魔法でも撃ってくるのかな。
それとも何か武器を隠し持っているのかな。
ルビアとアイビーは後方に移動してもらって、俺と数名の捕縛要員で北門で待つ。
北門まで10mを切ったあたりで、大将が右手をこちらに向けてきた。
魔法撃つのかな、と期待していると期待通りに炎が飛び出した。
もちろんリフレクトで反射された炎は大将に跳ね返り、燃えながらバタバタ苦しんでいる。
「はい、次の方どうぞー。そこの大将を助けようとしたら上から撃つからな。」
大将は放っておいて次だ。
その次ということは中将とかかな。でかい奴が前に出てきた。
北門に近づいていき、あと3mという所で、
バチィッ
迎撃機能が発動して倒れた。
あれだけでかくてもミノタウロスさえ一撃の迎撃機能さんの前では無意味だな。
「はい、次の方どうぞー。
時間が掛かるんだから呼ばれなくても一列に並んでおけ。」
俺が話している間に魔法が放たれたがそれは反射されて術者に当たったし、一番後方から逃げようとした5名はバリスタ6台の攻撃で撃ち抜かれていた。
よくあの距離で当てたな。
そこからは落ち着いたのか、偉い人がいなくなったのか、反抗的な奴はいなくなったのか、諦めたのか、従順に捕縛されるようになった。
全員を捕縛するのに時間は掛かったが、捕縛次第留置所に放り込んで、昼過ぎには完了した。
結局、捕らえたのは全部で214人、留置所は合計5つ用意した。
捕縛中に軽く話を聞いたが、あの大砲の反射攻撃だけで300人近く死んだようだ。
昼食を挟んで、偉い奴から順番に話を聞いていく。
俺以外にルビア、アイビー、コリウスもいる。
クーデターの理由やどうやったのか、今の国の状況に王族の行方。
ここに来なかったクーデター派のメンバーの状況。
下っ端とも短時間だけでも話したりしていると、あっという間に1週間が経っていた。
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ランク:6
レベル:37
取得スキル:
迎撃機能70、リフレクト、トラップ、アクセラレータ、バリスタ10
家庭菜園18、教会、商店、病院、宿屋兼飲食店、城壁、鉱山&製錬所、鍛冶場、遊園地、警察署兼情報屋、警察署5(留置所のみ)
3点式ユニットバス、小型キッチン、電気温水器、冷蔵庫、洗濯機、エアコン、羽毛布団、電気炊飯器、ベッド4、ダイニングテーブル&チェア
所有スキルポイント 19/190




