表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
hunt 一発逆転  作者: 通りすがりの暇人
2章 黒大陸編
9/11

9話 あれから

あれから色々あった。死んでしまったルークさんと

先輩2人のお墓を作ったり、壊れた庭の修復もした。

そして今八門達が会議をしている。襲撃の件についてだ


「悪魔側に情報を流してる奴がいる」

最初に喋ったのは一色だった、

「俺達の任務状況を悪魔は把握していた、だから俺とじいさんしか居ない時に襲撃された、八門が居れば死人は出なかった」


確かにそうだ、実際金木が来たら一瞬で終わった

「ガキがあそこで訓練するのを知ってるのは

ルークとガキ共自身だ。つまり1人は俺らの任務状況を知ってる奴、ルークが死んだ以上もう1人はあのガキ共の誰かだ」


「確かにな、内通者がいるのは正解っぽいな」

風丸も同感のようだ

「ただ問題はそれが誰かだ」

「風丸の言うとうりだ、誰が内通者なのかが大切だ」

金木も内通者が誰かが1番重要と考えている

「いやでも普通にさ、俺らの任務状況知ってるの

リーダーと占い師さんとじいさん、あと水神だけだぜ」

爆飛の言葉に水神はすぐに反応した

「私は違う!」

水神は少し動揺しているような気もする、、、

「とりあえず今後も内通者の事は頭に入れて行動しろ」

その言葉と同時に一色は席を外した。


「お前あれなんだったんだよ〜、いきなり覚醒しちゃってさ」

小吉はあとの時の火夜が気になるらしい

「あれは自分でもあまり覚えてなくて、、、

岩を避けて気絶したくらいから記憶なくて、、、」

火夜はあの男の事をすっかり忘れている、なぜだろう


その頃悪魔達は、、、

「色々凄いのが見れたねー」

ナンバー4のシルアが言う

「今回の襲撃でわかった点は2つ

ひとつは内通者は本気で俺らの味方ってこと

もうひとつはあの中で俺達に対抗できるのは

できても名刀持ちとスーパーパワーのガキだけって事」

ナンバー6のアオヤがまとめる


「まあ確かにドレークは防御力の面では俺達

上ナンバーには劣るも俺達に近いものをもっていた」

ナンバー7イエヤスが言う

「特にあの少年、いきなり桁違いの強さになった

危険視しておくべきだ、あいつは俺達とまともにやり合えるくらいの強さはあった」

ナンバー5のモライビが付け足すように言う


「次は俺が言ってみるよ」

シルアは立ち上がって向かおうとする

「待て、内通者から情報が来てない今行けば

相手にやられるかもしれぬぞ」

イエヤスは腕を掴んで止める

「大丈夫アイツらの本部には行かない、ちゃんと作戦があるからさ、まあみててよ」

笑顔で鼻歌スキップし、何処かへ消えていった

「まあ任せてみてもいいんじゃねーか」

アオヤの指摘もありでイエヤスは追うのを辞めた、


そんなことも知らず火夜達4期生は呑気にご飯を食っていた。

「明日は本部の色々な所を案内する、朝早いから

今日は夜更かしせず早く寝ろよ」

ルークに変わって面倒を見ている金木愛璃がそう言う


「愛璃さんあの時はありがとうございます」

金木愛璃はドレークを切った後火夜が気絶している所を保健室まで連れていってくれたのだ。


「気にするな大したことはして、はっ、」

金木は箸を落とし一瞬震えすぐに部屋を飛び出した

そして屋根の上に登り遠くを見る

「これはまずいことになった」


金木は自分を除いて唯一任務に行っていない八門

風丸の部屋の扉を勢いよく開けた

「まずいですよ風丸さん」

「ん?」

「分からなかったんですか?さっき悪魔の気配を感じて屋根に登って見たら海を渡ったところにある島が真っ黒になってました」

「まじかそれはまずいな」

風丸は他人事みたいに言い読んでいた漫画の続きを読む

「ちょっと、しっかりしてくださいよ」

「俺は今任務終わって帰ってきたの休ませてくれ

それに夜の今黒くなった大陸は危険すぎる、明日朝早くから俺が数人連れて見てくるよ、安心しろ」

「この件は任せました、でも相手はかなりですよ気をつけて戦ってください」

「おう、サンキューな」


金木は部屋を出る、金木は正直少しビビっていた

あれだけの距離があるのにあの禍々しい気配、

かなりやばい相手がいるはずだ、だから風丸に押付けた

八門でも上位クラスで強い古参組だ、行けるだろ

金木はそう言い聞かせてその日はすぐ寝た


金木が部屋を出た後風丸はすぐに屋根の上に向かった

「ほう、これは確かにヤバいな金木っちがビビるだけある」

そう風丸は金木がビビっているのに気が付き、少しでも落ち着かせるためにマンガを読むふりをして場を和ませたのだ


風丸は屋根の上で風にゆられたそがれていた

その表情は覚悟を決めた顔だった










評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ