11話 八門と上ナンバー
森の奥を目指して走る7人、正面に光が見える
森の端だ、あそこから抜けれる、悪魔はあそこにいる。
森を抜けた、そこには身長はやや高く髪は腰まで長い
黒の服を着た悪魔が立っている
「お前だなこれやったの」
風丸は早速質問する。
「これって?黒くしたこと?」
「当たり前だろ」
「そだよ僕だよーん」
「ふざけんな」
「何が目的だ?」
「特にないよー、しいて言うなら能力試しただけ」
その時その悪魔の足元に数人の真っ黒な死体が転がっていることに気付く、この島に住んでいた人だ
「それはなんだ」
「ああこれ?邪魔したから殺しただけ」
その言葉にイラついた風丸が飛びかかる
「悪天暴風」
相手のコアである右胸に直撃する
「ちょっともうちょい本気で斬らないと!」
「黙れ」
風丸がさらにつめる
「突風」
「黒切斬」
突風が押し負け風丸の顔を襲い風丸は右目の視力を失う
「追黒」
剣の形をした黒が風丸さんを追尾する
「風之舞」
全て避けきった風丸は悪魔の元にたどり着く
「回風」
「黒壁」
攻撃を防がれた風丸は1歩引く
「お前何もんだ」
悪魔は服の腕をまくってこういう
「ナンバー4、シルアって言うんだー」
上ナンバーかよ道理で強いわけだよ
「憑依 鳥」
コアに突進する叶夢、ただコアにダメージが入らない
「邪魔」
シルアが剣を振りあげる、
「させないよ」
龍騎が右の岩を接着を使って叶夢とシルアの間に引き寄せる
「フル」
俺もそこに参戦する。
速さの面では俺の方が勝ってる。でも相手のコアが頑丈すぎる
黒虎君も虎を出して参戦、狛も刀を燃やす
しばらく乱戦状態になっていたけどシルアの技で状況が変わる
「黒泥」
地面が黒く沼のようになり風丸さん以外が足を取られる
「黒矢雨」
上から黒色の矢が降ってくる。
「神風魔」
矢を全部風丸さんが斬る、
「じゃあそろそろ本気出してもいい感じ?」
シルアは煽りを入れる
「十分本気だろ」
風丸が返す
「じゃあ見てなよ八門さん」
島に纏っている黒がいきなりシルアの元に集まる
「はい、これで本気!」
さっきと気迫が違う全く別物だ
「こっちも本気で行く」
風丸のまわりに緑のオーラがつく
「おっ、いいねーこれでお互い本気だ!!」
2人が同時に消えた、早すぎて見えない
悪魔の左腕が火夜達の前に飛んできた、2人が止まる
「おい、どうした?」
「君強いね八門でもトップクラスでしょ?
まあでも僕もナンバー悪魔の中では1番だしね」
「先に言う俺には勝てないぞ悪魔」
「うん知ってる、1対1ならね」
2人はまた消えた、激しい衝撃波で俺たちは
その場に留まるのがやっとだった悪魔は連撃を貰っている
次はシルアが転がってきた
「お前じゃ俺はやれんよ」
「だから分かってるって」
「さっきまでの余裕はどこいった」
「うるさい黙れ」
悪魔は顔もボロボロで腹も貫通してる
「そもそも勝てないのは知ってる、でもそれは1対1の時」
笑った悪魔は火夜達の元に来る
「お前にはこのお荷物かいるもんねー」
剣を振り上げたシルア俺は動くことも出来なかった
「ボキッ」
「えっ?」
風丸が庇いにはいった
利き腕に直撃した、多分折れてる見てた俺でもわかる
「風丸さん」
「心配すんな、利き腕折れたくらいじゃ負けないよ」
正直風丸は気づいていた利き腕なしじゃこの悪魔と
互角には立ち回れない、
シルアが詰めてくる、シルアをはじいた風丸は1歩引いた
1歩引いた風丸にシルアはつめていく
「風虎」
風技唯一の飛び道具で虎の形の風を飛ばす
次はシルアが引いた
「すごい、随分訓練したんだねー剣術」
腕も砕け片目も見えない風丸は決心する
「黙れ一瞬で終わらせる」
短期戦に持ち込むのだ、それも自分の奥義を使って
「終わりにしよう悪魔」
「おっ、すご、魔力全開放してるーじゃあコレ止めたら俺の勝ちだね」
「行くぞ悪魔はこれが人間様の本気だよ」
「終極技・風神(刃)」
凄まじい速度で悪魔の間合いに入り込む
「僕も本気で行くよ」
「終極技・黒の勾玉」
風丸の剣に纏う緑のオーラが黒い勾玉に吸い込まれた
そう、技を強制解除させられたのだ、この状態では
ただ何もなしに剣を振ったも同然だ
「カンっ」
音と共に刀はコアにあたる。笑顔のシルアは風丸を刺した
「ブサっ」腹を貫通した。
「うっ、、、」
「風丸さん!」
「憑依 ひとが」
「やめろ!」
叶夢の憑依を風丸が止める
「それは使うな叶夢」
「でも風丸さんが、」
「大丈夫だ」
「そんな、、、」
「ねー感動のシーンで申し訳ないんだけどもう俺の勝ちでいい?」
「ふん、ここまでか」
〜風丸の回想シーン〜
「風丸さん!」
「風丸!」
思い出したのは仲間の事だった、自分を信じて着いてきてくれた部下たち、認めてくれた八門のヤツら
長い時間一緒にいた2年生、色んな仲間を思い出す
「風」
母の声だもう死んでしまった母の声だ
風丸は涙を流した
「母様!」
「まだこっちに来るには速いでしょう」
「まだそっちでやることやらないといけませんわよ」
「風にはまだ守るものがあるわよ」
「さあ風行ってきなさい最後の仕事だよ」
風丸は目を開き全魔力を集中させた




