第43話 リベンジ?!
まったりしすぎた!
年越しちゃうよ〜
ま、いっか♪
ゴトゴト揺れる馬車の中、街から山沿いの道を進む。
あ~懐かしいなアベルの時はやらかしたしなぁ。
と嫌な思い出も去ることながら馬車に揺られるたびにお尻に強い衝撃が。
(痛いっ)
手狭で特に動くことができない馬車の中々の長旅です。
目の前には美しいエメラルドグリーンの髪を垂れ流した母娘。
この揺れにも眠る豪胆な美少女を目にただただため息がでる。
朝早く出発した為眠いのは、分かるが私の相手もしてくださいよ。
なんて思いも届かず窓からの流れる景色を眺めます。
そんなこんなでぼけーっと数時間経つと見えてきました豪奢な門が。
うん。懐かしや〜。
ヒヒーンと馬の鳴く声で馬車は止まり目のあたりを擦りながら起きだす母娘二人。
なぜ、私にはママンが、居ないか。
カムバックママーン!
(特にママンは去っていない)
はぁため息でる〜できればママンに私の有志とやつを見せてあげたかったのけれども。グスン。つらたん。
そんなこんなでぼーっと門をくぐって受付をエルフ母ことダフネさんがささっとすましていた。
ありがたや〜。
そして、遂に…。
我が宿敵水晶さんの前に!!
いつぞやの屈辱をいざはらさん!!
わちゃわちゃ