7月25日 超宇宙戦争勃発! チポポデターVSエイリアソ編
7月25日
超宇宙食ってものを食べる。
缶詰とかパウチに入ったものばかりだと思ってたら、フリーズドライとか、カップ麺だとか、温めて食べられるものもあってなかなかイケる。
超地球を観ながら食べる鮭にぎり飯ってのもなかなかオツだ。超宇宙に来てよかった。
と、思ったらデカいミートボールみたいなのが私の目の前を横切って不快だ。「邪魔だ」と蹴り飛ばしたら、船内の隔壁と宇宙飛行士の間をバウンドしている。
お腹も膨れたし、そのチポポデターとエイリアソってのを見に行く。
格納庫っぽいところで、なんか死闘を繰り広げているらしい。
宇宙飛行の1体が「そんな堂々と行ったら見つかりますよ」とか言うてきたが、「人類の代表としてのプライドはないのか。この超宇宙ステーションは人類の叡智が結集して造られたものだろう。そこを占拠されて、本来あるべき主がコソコソと、泣き寝入りとか恥ずかしくないのか」と言ったら、なんかシクシクと泣き始めた。
扉を開くと、ちょうど戦っていたらしいチポポデターたちとエイリアソたちがこっちを見た。
見た目の描写はどうでもいい。とりあえず人外だが、魔物と大差ない。
そんなに容姿が知りたきゃ映画でも観ろ。あれをもっと間抜けにして、シュ●ルツェネッガーとスタ●ーンを足して3で割ったみたいな感じだ。
「なに見てんだ。拝観料とんぞ」と言ったら、さすがに人語を理解できない畜生どもは、問答無用とばかりに“かよわい私”めがけて襲い掛かってきた。恥を知れ。恥を。
とりあえず、チポポデターは右頬をぶっ叩き、エイリアソは左頬をぶっ叩いて撃退する。
宇宙飛行士が「そ、そんな! チポポデターの体液は猛毒で、エイリアソの血液は強酸なのに!」とかびっくら仰天してるけど、「ちょっと音速を超える衝撃波でぶっ叩けば関係ない」と説明したら固まっていた。
そして、右頬をぶっ叩いたチポポデターは右回りに、左頬をぶっ叩いたエイリアソは左回りに、そうやって高速回転し、次から次へとぶつかって、みんな駒のように回って、ちょうど部屋の中央で会敵して事故Kissして止まる。
チポポデターとエイリアソの事故Kiss連鎖だ。
Kissしたチポポデターとエイリアソは「え……嘘///」みたいな感じで自分の唇を教えて恥ずかしそうにしていた。
「見ろ。理解し合うのに言葉はいらない。とりあえずKissしてみろ。超宇宙規模のBLとはそういうもんだ」と私はコイツらに説明してやった。




