リンゴが傷んだ
ややショッキングな記述が…あぁもういいか。
買い置きのリンゴが! とか、安売りだったので買ったら一部茶色く! とか、よくあること。
流石に、ころんと太った体長1センチ以上にもなる白い芋虫くんが十匹以上出てきたときには、そのままごみ箱に直行させようと思ったが。
それでも一気に捨てるのは勿体ない。
食べられそうなところだけでも拾いたい。(でもイモくんとはご一緒したくない)
見た目が気の毒なことになるが、寧ろそんなときは砂糖煮に相応しい。
ジャムほど構えなくていい。あっさり作ってあっさり食べる。お茶請けにぴったりだ。
皮は剥き、身をスライスする。少しの水と適量の砂糖でさっと煮る。
加熱は、軟らかいのが好みなら時間はかかるが、サクサクした食感を楽しむなら短時間でよい。
リンゴの皮は、一緒に煮れば香りと色が移る。なんなら紅茶に入れてもいいが、そこは好みで。
リンゴを煮る時に、ちょっとリンゴ酢を加えるとより旨いが、あれは高い。
のでレモン汁と菓子用の洋酒を代用する。
なんなら、ミカン缶詰のシロップを加えてもいい。
紅茶の茶うけにすれば、それだけでロシアンティーといえる。
そもそも紅茶に入れるというわけではなかったらしい。
どうでもいいが、『ロシア紅茶の謎』というタイトルに、『ロシア紅茶』なる種類の茶があるのかと勘違いしたのは、私だけではあるまい。きっと。