エリンギの貝柱
秋でなくても茸ネタ。
エリンギという茸がある。
昔はなかったが、近年は某メーカーのおかげで容易く手に入る。
こいつは食感がいい。
よく、「松茸風に切り、松茸風味のお吸い物で松茸御飯風ができる」と書いてある。一度やってみようと画策中である。
まあ普通に、茸飯を炊くのに混ぜてもいいんだろう。
最初の出会いは、ホイル焼きであった。
ホイル焼きを縦に割いて麺状にしたものを振舞われたのだが、面白い食感だった。
こいつにも柚子をたっぷりしぼって醤油を一たらし。うん、つるんと麺のようで、かつ噛みごたえある。
おまけにこの残った汁が美味い。
飯の友認定である。
おまけに、時に百円以下で立派なものが手に入る。大きくなくても、小さいのがいくつもまとまったやつでも問題ない。どうせ丸ごとかぶりつくわけでもないし、誰に見せるわけでもないのだ。
しかし、こいつを輪切りにするのがまた楽しいのである。
縦に長い繊維、これがつるんとしたまたはシャキシャキした食感のキモであるが、これを短く切るのだ。
見た目、所謂「貝柱」である。
こいつをフライパンで焼く。なに、熱くしたフライパンで両面焼くだけでいい。小さい奴は炒めてもいい。
塩胡椒で味付けし、最後に醤油を一たらし。
好みでバターをほんのひと削り入れてもいいし、何なら肉を焼いた後のフライパンでソテーしてもいい。
私は酒吞みではないが、「貝柱風」つまみとしてちょいと楽しい一品である。
実際、ソテーはとってもおススメ。




