表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/9

反乱本格手伝い。家カチコミ

『次のニュースです。国は、先日あった師団長連続行方不明事件の犯人の捜索が順調に進んでいると発表しました。防犯省は、近く事件解決できる。と断言しており、今後の事件の展開に注目です。では、次のニュースです。』

へぇ。国の方々はそれなりの情報しか出してないのか。

というか絶対俺、目をつけられてるよな。

いやだなぁ。めんどくさいことは嫌いなのに。

面白く生きたい。

まぁいいだろう。

さぁて。今日はあの本部に行こうかな。

しばらく行ってないので大丈夫かなぁ。と思いながら扉を開ける。

そして目の前には……。

「……。どなたでしょうか。」

背が高く、黒スーツを着こなした筋肉もりもりマッチョメンだった。

「失礼します。」

「失礼するのならおかえりください。」

軽く帰れといったが、お構いなしに家に入り込んできた。

俺は筋肉モリモリマッチョメンに押され、室内に戻された。

………………よし。

………筋肉モリモリマッチョメンは長いし、黒スーツでいいや。

そして黒スーツらは立ったまま、こういった。

「貴様を国家転覆罪で連行する。」

……急に言われても。

「証拠もある。言い逃れはできない。」

しっかり証拠抑えてんすか。

「では、証拠を見せてください。」

「うちの優秀な上司の犠牲のおかげで獲得した証拠だ。信用できる。」

「だーかーらー。物的証拠を見せろっつってんだよ。」

こういうやつらにはこちらも強気でいかなければ押し込まれて死だ。

「国の命令だ。証拠などいらない。」

うーん。なんという強引な理論。

国だからなんだよ。知らねぇよ。国民の権利はどこ行った。

「いやぁね。こちらとしても死ぬか生きるかの瀬戸際なんですよ。冤罪だったら無駄死にじゃないっすか。」

そう。国家転覆罪はもちろん死刑だ。または無期懲役。

あと、おそらく拷問とか受ける可能性もある。

あいつらの場所を教えろとかな。

「まぁいいだろう。」

おっ。譲渡してくれるのか。話通じる系なら楽だ。

「第3師団長は人の心が読める。それで貴様の心を読み、反逆者だと看破したわけだ。だが、貴様のせいで師団長は消えたがな。」

「へぇ。それはそれは。だけどね。そんな師団長様を退けるような人が簡単に従うと思う?」

「我々と戦うとでもいうのか?これでも師団長の親衛隊だ。簡単には負けないぞ?」

へぇ。こんなやつが親衛隊。

……今気づいたがこいつら銃持ってんな。

拳銃を腰に下げ、スーツケースの中身は銃だな。

なんでわかるかって?だってなんでも創れるもん。

ちょっと不思議な力だってね。

「無能力者に負けるかよ。」

「……あぁ。銃を見たか?俺らは銃と能力を一緒に使うぜ?」

敬語やめてるじゃん、こいつら!

まぁ。それにしても銃と能力のコンビはめんどくさい。

「あぁ。じゃっ、撃てたらついて行ってやるよ。」

「は?」

そんな素っ頓狂な声を出しているのを気にせずに俺は手を広げる。

「ほら。撃ってみろよ。その銃で。急所を外してもいいぜ?お前が撃てれば素直について行ってやろう。」

何言ってるんだこいつ。

そんな顔をしながらそいつらはこちらを見た。

「ほら。何やってんだ?速く撃てよ。」

そう挑発する。

ようやくそいつらは拳銃を引き抜く。

よし。時間だ。

俺はちょちょいと色々する。

「ッ!!」

そいつらは一気に顔をしかめた。

俺はニヤッと笑う。

「どうした?狙って引き金を引くだけだぞ?」

俺は特に何もしてない。 

ただ、撃った時に出る人の血と、その瞬間に人が死ぬということを脳内に焼き付けただけだ。

訓練でどれだけ人を撃つことに慣れても心の底では嫌だったり怖がってる。

訓練はその感情を抑えることをやる。

それ自体を取り除くことはできない。

俺はたった今、その恐怖を思い出させただけだ。

「ほら。引けよ。速く。引けば目標が達成されるぞ?」

さらにさらに挑発する。

だがやつらは小刻みに手をふるわせるだけだ。

そして恐怖の顔をしている。

いやぁ。

心の底では人を撃つこと、殺すことを躊躇する。

その躊躇をどれだけ押し殺せるか。

それが優秀な兵かどうかに大事なのだろう。

こいつらはそれをもともとはすさまじく押し殺せたんだろう。

だが、俺が今押し殺したものを思い出させた。

さぁ。こいつらは引き金が引けるのかな?

そして引いて当てられるのかな?

「ほら、撃てよ。」

さらに煽ると、ついに一人が引き金を引いた。

パァンという乾いた銃声と同時に木の床をえぐる音が室内に響いた。

そして、火薬のにおいが室内に徐々に充満してきた。

「引き金を引けても当てなきゃだめだぞ?」

引けても当てなければ弾の無駄だ。

だが、ようやく一人引き金が引けたが時間切れのようだ。

「動くな!」

反乱軍の方々がドアを開けて入ってきた。

そいつらは驚いたような顔をしてそちらを見た。

「残念。時間切れだ。」

少し遅れてそのセリフを言う。

そいつらはテンプレのように苦々しい顔をした。




その後、そいつらは反乱軍に拘束された。

「創さん。無茶しないでください。あなたがいなくなったら反乱は成功しません。」

そんなことを言われる。

「はいはい。わかったよ。」

適当に返しておく。今は忙しい。

そう。あんなにかっこいいやり取りだ。

あんなの余韻に浸らずにどうする。

嗚呼。本当にかっこよかった。

「こいつらどうしますか?」

「情報引き出せるだけ引き出して殺せ。」

ん?殺す……。

それはあまり好きなことじゃないんだよなぁ。

きれいごとかもしれないが。

だが、きれいごとでもいい。俺が嫌だ。

人殺しは面白くない。

そうだろう?布武?

武力の象徴のくせに平和を望んだ俺の元上司。

「おい。殺しはやめろ。下手に殺せば帰らないことで確証を持たれる。俺が反乱軍ということがな。俺がいろいろ小細工する。だから、殺すのはやめろ。」

なんか変な言葉になってしまった。

「まぁ。そんなに言うならいいですけど……。」

「じゃぁもうこっちで全部やっておく。お前らは何もやらなくていい。」

なんというか、察してくれたのか、無茶はしないで下さいとだけ言って出て行った。

「じゃぁ。少し見てほしいものがあるんだよな。」

そういってちょちょいと色々した。

評価等お願いします。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ