反乱本格手伝い3日目
「今回の目標の撃破はどうする。」
「おそらく、連続して行方不明になったので今までよりも警戒が強いと思われます。」
前回もだったと思うが、作戦はこいつらが勝手に立てる。
ほとんど聞いておくだけで終わる。
……。暇だ。
「今までのように狙撃はきついかと。ここは多少手荒くなっても仕方がないかと。」
「だが、狙撃はできるのであれば楽だ。狙撃班は配備しておこう。」
こいつらの最初の話し合いはどこへ。
高度な話をしているように聞こえる。
「室内に突入するか、外から攻撃をするか。まずはそれを決めよう。」
「室内に突入となると、家の間取りを理解しなければ我々では厳しいかと。」
「そうか。外からとなると…。まずはどのような対策が取られているか確認がいるな。」
おお。いいなこれ。
そうだよ。俺はこういう話し合いを聞きたかったんだ。
かっこよくて面白い話だ。
「では、まずは偵察からですね。」
「敵を知り、己を知ればなんとやらだ。」
か、かっけぇ。
いいなこれ。
いいぞもっとやれ。
あの会議の明日。偵察班が偵察に来ていた。
もちろん俺は今日も遠方から観察中だ。
ちなみに敵は普通の住宅街に住んでいた。
どうにも一番師団長の中で部下になりたいランキング1位らしい。
家もどう見てもただの民家だ。
だが、これが師団長が暮らしてる家らしい。
「おっ。いたいた。」
遠方から観察していると偵察班を見つけた。
結構遠いところから見ていた。
まぁ。確かに明らかな護衛が門番としているもんな。
遠いところから望遠鏡で見ていた。
どう見ても変質者だ。
俺が見るに窓に鉄のシャッター。そして防犯カメラ。さらに護衛多数。
……目標の部屋どこ?
ということで力を行使する。
ほうほう。二階の玄関の上らへんの部屋か。
の〇太の部屋の場所か。
まぁ。とりあえず、あとは帰るか。
「どうだった。」
「窓に鉄のシャッター。防犯カメラ多数。護衛多数。といった感じでした。」
「そうか……。目標の部屋は。」
「不明です。」
一気にどうする?モードが部屋に漂う。
「鉄のシャッターを破壊する方法はこちらで提供できます。」
言葉遣いはできるだけ他の人に合わせる。だって気まずいもん。
俺の言葉はホントか!という顔にそいつらをさせた。
「……。だが、結局部屋がわからずじまいじゃないか?」
「すべての場所を爆破してしまえばいい話です。爆破した後に窓に機銃を叩き込みましょう。多少手荒になっても存在がばれた今。特に焦る意味はありません。」
いちいち説明するのも面倒なので一気に言ってやった。
「それもそうだな。では、爆破といっても遠距離からの爆破をできるものの開発をお願いしよう。」
そういって会議は終わった。
それから俺は創造を始めた。
グレネードランチャーみたいにしよう。多弾数の。
時限式なら窓に当たってもどうせ落ちるか。
なら衝撃で爆破するように…。いや、一気に破壊した方が好都合か?
一つ破壊すればバレ、次を破壊するのが難しいかもしれない。
なら遠隔爆破できる爆弾を飛ばす。ってのにするか。
ならばさっそく創造開始だ。
作戦当日。
グレネードランチャー式遠隔爆弾擲弾発射機
を完成させた。
グレネードランチャー式遠隔爆弾擲弾発射機を使って窓の鉄を壊すのだ。
……。なげぇ。
とりあえず作戦が始まった。
ちなみにグレネードランチャー式とか言ってるが誘導機能付きだ。
超高性能だ。
なので100mでも余裕で当たる(汗)
まぁ。多分大丈夫。テストではあたったから。
……。今日風あるけど。まぁいっか。
ちなみにもちろん俺は今回も盗聴+観察だ。
「アンパンうまい。」
もちろんアンパンと牛乳はある。
『こちら爆破班。準備完了。』
『こちら機銃班。準備完了。』
『了解。作戦開始はそちらで決めろ。』
そういい、作戦が始まった。
『発射!』
そういい、誘導弾のおかげか。それとも腕がよかったのか。
吸い込まれるようにして窓に命中した。
連続してあたり、すべての窓に命中した。
『爆破!』『射撃開始!』
そう同時に言い、鉄のシャッターは壊された。
その瞬間に夜の静寂は爆発音と銃声によって壊された。
夜の静かだった住宅街に連続した銃声が響き続ける。
窓に連続して命中し、壁にも大量の弾痕を残した。
外にいた護衛と中にいた護衛が一気に動き出した。
窓際で寝ているわけじゃないんだろう。
それでも大量に撃たれた弾丸は跳弾したりして確実に当たっているだろう。
暫く銃声が響き、周りの家が起きだした。
全く。前と同じことをやらなければならないのか。
そして前回と同じことを言う。
「さぁ。目立たない反乱手伝いだ。」
いや。違ったかもな。
そして力を行使する。
前回と同じ、一定の範囲の音を消す結界のようなものだ。
そして、先ほどのうるささはどこへ行ったのか。
夜の静かさが元に戻った。
静かだ。夜はこうでなくては。
そして、これぐらいでいいと思ったのか。
攻撃班は撤退した。
「さぁ。俺は俺のやることをやろうか。」
そう呟き、例のごとく行動をした。
「こんばんは。」
そう声をかける。
相手は振り向いてくれた。
「……。君だね。今日の襲撃は。」
そういって少し悲しそうな顔をした。
「これでも嫌われないように嫌な奴にならないように。努力してたんだけどなぁ。」
「狙われるなら最後がよかったってことか?」
「まぁ。そうだね。ショックだよ。」
へぇ。こいつもそれなりにやってたらしい。
「で、君がここに来たってことは情報か何かが欲しいの?」
「いいや。俺は俺のやりたいことをやるだけだ。」
「へぇ。そのやりたいことは何だい?」
「聞いてくれるのか?それなら話は早い。」
「俺が求めるのはな。……お前の命だよ。」
「へぇ。」
そういってそいつはにやりと顔の形を変えた。
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