ココ・フレデリカの章
初めまして!!
私はアメジスト隊に所属している
ケイナ・リュウルトと言います!!
アメジスト隊の中では若輩者の私ですが
元気だけは人1倍有ります!!
挨拶が大きいと
副隊長のショコラさんからも言われました、
とても嬉しかったです!!
最近のアメジスト隊は
とても活気に満ち溢れています
部隊を抜けたウェルチさんが戻って来たし
ショコラ副隊長は皆の手本として凄く立派だし
ココ隊長は
トパーズ隊のロニー隊長にも勝った事があるし
山賊を1人で全滅させた凄い人なんです!!
憧れのココ隊長見たいに成りたいと
皆頑張っています!!
ココ隊長は私達アメジスト隊のシンボル
いえ、神様なのです!!
それにココ隊長は・・・・・
アメジスト隊の機士
『今日はケイナがココ隊長の護衛でしょ?
いいな〜 私もそっちの仕事やりたい』
ケイナ
『えへへ〜』
ココ隊長はとても可愛いんです!!
18歳で最年少の機士で
子供の体型と同じ背丈、
ぬいぐるみと間違える程の可愛さ!!
愛くるしい動物は何?って聞かれたら
私はココ隊長だと言います!!
しかも隊長でクイーン級の魔女で
まさに究極の生物なのですよ!!
ハァーッハァーッ
説明するだけでも時間が足りない、
ココ隊長の素晴らしさを伝えるには
いくら時間を費やしても足りません
ココ隊長の事を考えるだけで
私の心はポカポカと温かくなってしまいます
ケイナ
『そうだ、ココ隊長の護衛に行かないと!』
アメジスト隊の本部に到着し職務に着く私
隊長室の部屋の前で
怪しい人物が居ないか見張りをする
ココ隊長と一緒に仕事ができるのだと思ったけど
まさかこんな事をさせられるなんて・・・
一般の機士じゃ無許可で隊長室に入れないし
かと言って
部屋の前で立たされてるだけなのも暇だし・・・
少し気を抜いて溜め息を吐いていると
「お疲れ様、警護の仕事は大変だね」
っと声が聞こえてきた
少し疲れた表情で前を向くと
そこには
別部隊のトパーズ隊のロニー隊長の姿が!!
私は直ぐに疲れた表情を辞め
ピシッと機士の敬礼をして
申し訳ありませんでしたと謝罪した
ココ隊長が居る部屋に入って行くロニー隊長は
「頑張ってね」っと優しく言葉を掛けてくれた
ロニー隊長も素敵な人だ...
もしココ隊長が居なければ
私はトパーズ隊の機士になっていたのかも...
数分後に
部屋から出て来たロニー隊長は
ニッコリと笑顔を見せてくれた
私は精一杯の敬礼をして
ロニー隊長の後ろ姿を最後まで見送った
ケイナ
『ロニー隊長・・・素敵です・・・』
うっとりと私はロニー隊長の背中を見ていると
「どうしたのケイナ?」っと後ろから
ココ隊長の声が・・
私はビックリしてしまい
「違います!私の隊長はココ隊長だけです!」
っと聞かれてもない事を喋ってしまった
可愛らしい顔でキョトンとしていたココ隊長は
甘い物が食べたいので買ってきてと私に言った
ケイナ
『わかりました!!
甘い物ですね、直ぐに買って参ります!!』
ココ
『ケイナも一緒に食べよう』
やっぱりココ隊長は素敵です
私はココ隊長が通っているお菓子屋に行き
甘いお菓子とアイスを買い
ココ隊長の元に向かった
その帰り道
ガーネット隊の服を着た機士が
私の買い物袋を見て馬鹿にする表情で笑った
ガーネット隊の機士
『オイオイ、アメジスト隊は今からお菓子休憩か?
小さな隊長の部下も脳みそが幼稚園児だな。』
この嫌味な事を言う
機士の名前はリザ・ベルダット、
学園時代からの同級生だ
お菓子の入った袋を少し隠し
相変わらず嫌な奴だと私はリザに言った
リザ
『良かったよ、アメジスト隊なんて言う
子守集団の集まりの部隊に入隊しなくて』
ケイナ
『知ってるよ、ガーネット隊って
クイーン級最弱の隊長が居る部隊なんでしょ?、
それに比べて
ココ隊長はあのロニー隊長にも
魔装機での戦いで勝ってるんだから!』
傷付く事を言われ
私はガーネット隊を馬鹿にする発言をして
リザを怒らせようとした
だけどリザは何ともない表情をしながら
子供の世話でも頑張ってろと私に言い
何処かに行ってしまった
私はココ隊長の場所に戻り
ココ隊長とお菓子を食べながら
リザに言われた言葉をココ隊長に言った
ケイナ
『本当に酷いですよ、
私達のココ隊長が馬鹿にされて
私はとても悔しいんです!』
何も言わずウンウンと頷いていたココ隊長は
ガーネット隊を蔑む発言をした事を
謝るようにと言われ、
ココ隊長に怒られてしまいました
ココ
『それに、アズサは弱い機士なんかじゃない』
ケイナ
『え?』
その言葉を言うと
用事ができたから少し出掛けてくると
ココ隊長は私に言い
部屋を出て行ってしまいました
ココ隊長を怒らせてしまったのではと
私は後悔して下を向いていると
別の任務から帰ってきたショコラ副隊長は
残されたお菓子と落ち込む私を見て
「どうしたのですか?」
っと優しく声を掛けてくれました
私は先程の話をショコラ副隊長に教えると
ココ隊長はそんな事で怒ったりはしないですと
私に言ってくれました
ショコラ
『貴方はココ隊長の過去を知っていますか?』
ココ隊長の過去・・・・・
確か2年前、四つの部隊の設立され
その中のアメジスト隊を
クイーン級の魔女で有るココ隊長が
部隊のリーダーにとアズマ総隊長が決め
4人のクイーン級の魔女が隊長を務める
四つの部隊が設立された....
その時のココ隊長の年齢は16歳
16歳で高いマナを持ち機士に選ばれ
隊長に任命されるなんて前代未聞だったらしい...
しかし
ショコラ副隊長が言いたかった事は
それより前のココ隊長の過去だと言いました
ケイナ
『それより前・・・ですか』
ショコラ
『そう、ココ隊長が機士に選ばれる前の事です』
★
10年前
ローズストーン領にある小さな孤児院に
当時8歳のココ・フレデリカは
孤児院の子供達と遊ばず
1人で本を読み続けていた
ココが孤児院にやって来たのは7年前
魔物に襲われ崩壊した街に
小さな布袋が置かれていた
その中に
悲しく泣き続ける赤子と
その赤子の名前が書かれた紙が置かれていた
孤児院の園長は赤子を抱き
自分の孤児院にと連れてきた
それがココだった、
自分の親の顔も知らず
他の子供達とは仲良くもしない
好きな本は
錬金術と呼ばれる古代の魔法の本だった
ある日
小さな魔物が現れ
それを倒そうと教職員の先生が
子供達の元にと向かうと
その魔物を
ココが魔法を使い倒していたのだった
園長はそれを知り
ローズストーン国の機士隊に話をすると
マナ測定機を持ち機士隊は孤児院に現れた
ココのマナを測定すると
驚きのマナ量300超え
ナイト級に匹敵するマナ量に
教職員も機士隊の者達も驚いた
この子供は機士に成る素質がある
ローズストーン国の機士学園で勉強すれば
早くにも頭角を表すかも知れないと言われた
大人の選択では無く
子供の選択を優先していた園長は
ココにどうしたいかと聞いてみた
ココ
『機士に成る』
そう言ったココは
15歳の誕生日にローズストーン国に行き
機士学園の生徒となった
1年目の生徒の中ではココは誰よりも強く
魔装機を動かす技術も半日で学習した
訓練用のソーダストで
大型の魔物を倒したとの報告を聞いたアズマは
2年目の年にココを機士に選び
アメジスト隊の隊長として任命した
真面目で
事務管理の仕事を難なくこなすショコラを
ココのサポートをするようにと副隊長に選んだ
★
ショコラ
『隊長の仕事に
自信がなかったココ隊長を元気付けたのは
アズマ総隊長の
妹さんのアズサ隊長だったんですよ』
ココ隊長にそんな過去が・・・知らなかった
私はココ隊長の事も
アズサ隊長の事も何も知らなかったんだ....
なのに私がアズサ隊長を蔑む発言をしたから
ココ隊長は・・・・・
怒って無いとショコラ副隊長は言ってたけども
私はココ隊長に謝罪しなければいけない!
隊長を探しに行きますと私は言い
隊長室の前で警備する職務を投げ捨て
広いローズストーン国の街を走っていた
隊長を見つけられたのは
コロシアムの中でだった
ココ隊長の女帝機マリーアントワネットと
アズサ隊長の女帝機エリザベスが戦っていた
ケイナ
『どうして・・・』
コロシアムの客席には
多くの機士達のギャラリーが・・・
さっき私を馬鹿にした
ガーネット隊のリザは私に近づき
「どちらが勝つと思う?」っと言ってきた
私の考えは変わらない
ココ隊長が勝つ!!
ロニー隊長にだって勝った事があるんだ!
どうして戦ってるのか理由は分からないけど
ココ隊長は手を抜いて負ける人では無い
私は大声でココ隊長の応援をしていた
頑張れ!負けないで!そう何度も
しかし
勝敗の結果は私の顔色を曇らせていた
アズサ隊長が勝ち ココ隊長が負けた
勝敗の結果に
リザやガーネット隊の人達は喜んでいたけど
私は納得なんてできていなかった
手を抜いてアズサ隊長に花を持たせたんだ
絶対にそう!そうじゃなきゃ夢に違いない!
試合を見れば
2人が本気で戦っている事なんて分かるし
ココ隊長の性格を知っていても
私は嘘だと思い続けていた
リザ
『やっぱりガキの隊長の方が弱かったな、
待てよ?
ロニー隊長がガキに負けた事があるって事は
ロニー隊長がクイーン級の魔女の中で
1番弱いって事だよな?ケイナはどう思う?』
ブツブツと独り言を言う私を見て
リザは呆れて何処かに行ってしまった
絶望する私の前にココ隊長が現れ
「どう、アズサは強かったでしょ?」
っと嬉しそうに言っていた
いつも無表情で笑顔なんて見た事無いのに
その時のココ隊長は私には嬉しそうに見えた
それを見た私も笑顔になり
「ハイ!」っと返事をしていた
キャラ紹介
【ケイナ・リュウルト】
アメジスト隊の機士
ココ隊長が大好きで明るく真面目な性格
【リザ・ベルダット】
ガーネット隊の機士
ケイナとは同学年の口の悪い女




