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魔装機マナリリアン  作者: ロア
    魔王復活編 4章
38/120

4章 激闘レインオラクル 30話-コレが私の舞

〈30-1 ショータイム〉


▶︎ディナガード国


 ナラは急いでディナガード国に帰還する

 そこで見たのは

 燃え上がるタレントの山に

 1機の魔装機が 優雅に踊り舞っていた


 70名もの機士やタレントが全滅した事に

 ナラはショックを受ける

 かろうじて生きていたマルは ナラに無線を送る



マル

『す..いま.せん隊長、

 ビショップ級..の機.士達は....全滅しました』



 ナラは歯を食いしばり

 トライデントはトリトンの槍を構える

 可憐に踊っていたゲイコザギロチンは

 トライデントを見て

 オープン回線を繋げる



オタエ

『初めまして誰かさん?

 私はオタエ•マンカイバラでございます、

 もう少し早く来ていれば、

 楽しい殺戮ショーを御披露目出来ましたのに』


ナラ

『お前ぇぇ』



 トライデントは槍を構え攻撃する

 ゲイコザギロチンは 踊りながら攻撃を避ける


 ナイト級のナラでさえ

 ゲイコザギロチンには手も足も出せなかった


 オタエはガッカリする

 少しは強そうな相手が来たかと思ったが

 この程度の相手だったとはっと


 ゲイコザギロチンはハサミを構え

 トリトンの槍を切断する

 トライデントは槍を捨てシルバーソードを構える

 ゲイコザギロチンはまた優雅に踊り始める


 ナラはオタエに問う



ナラ

『何故貴方はこんな事をするのですか!!』


オタエ

『それは楽しいからに決まってるじゃありんすか、

 私は人を殺すのが趣味

 ならば戦って合法的に人を殺す事が必然』


ナラ

『貴方は狂っています』



 トライデントはシルバーソードで攻撃するが

 ゲイコザギロチンはハサミでガードする



オタエ

『さあ、貴方はどのように泣き喚くのでしょうか?』


ナラ

『私は、私は負けられません!!』



 シルバーソードは簡単に切断され

 ゲイコザギロチンはトライデントに

 ハサミを突き刺す


 トライデントのコックピットに警報が鳴り

 ナラはトライデントから脱出した


 トライデントは地面に倒れ

 オタエは脱出したナラを目で追う

 逃すわけないっとオタエは考え

 ナラに向け、傘を構える


 オタエは

 必死に戦ったナラの顔を見ながら

 独り言のよう喋る



オタエ

『お別れの時間ですね、 ん?』



 ゲイコザギロチンが振り返ると

 サラサとレベッカが乗る

 ルクスナイトが駆けつけていた


 サラサとレベッカは

 機士達の悲惨なありさまを見て 声を荒げる



サラサ

『嘘でしょ!?』


レベッカ

『この魔装機が1人でやったって訳ですの!?』



 次のオモチャがやって来て

 オタエはニンマリとゆっくり口を広げる



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



〈30-2 機士としての誇り〉


▶︎ローズストーン国


 ノノカとリースは

 遂にフォトンショックウェーブの対応策を見つける

 2人は直ぐに

 そのシステムを魔装機に取り入れ始める


 そして

 不完全だったダンゼルバインも完成させる

 だが

 ダンゼルバインには複数人の操縦者が必要だった

 ノノカとリースは

 ガーネット隊の副隊長、ダンにその事を言う


 ダンは「任せろ」っと意気込み

 他の副隊長の元に向かった


 まず最初に向かったのは

 優しそうなアメジスト隊の副隊長

 ショコラの場所だった



ショコラ

『え?私と一緒にあの恥ずかしい魔装機にですか?』


ダン

『恥ずかしいとはなんだ!!』



 ふざけた事を言うショコラに

 ダンは怒る

 相手を怒らせたと分かり

 ショコラは恥ずかしそうに言う



ショコラ

『だって、技名を叫んだり

 名前を大声で叫んだりするじゃないですか』


ダン

『それがカッコいいんだろ!!

 ショコラ副隊長は分かっていないなぁ〜』



 ショコラは「はぁ」っと返事をし

 仕方なくダンゼルバインに乗る事を了承した


 次にダンとショコラが向かったのは

 トパーズ隊の副隊長リニアの場所だった


 リニアは腕の怪我が治り

 腕の様子を確かめる

 そんな事をしていたら、

 ダンとショコラがやって来た


 リニアはなんだか嫌な予感がした

 そして

 その予感は当たっていた


 ダンはダンゼルバインに乗って欲しい事を

 リニアに説明する

 リニアは嫌そうに言った



リニア

『嫌です』


ダン

『何で!?』


リニア

『だって変な掛け声かけるんでしょ?』



 ショコラはやっぱりとした顔でダンを後ろから見る

 ダンは納得出来ず

 ダンゼルバインの素晴らしさを語る


 リニアは「もぉー」っと言って

 ダンゼルバインに乗る事を承諾する



ダン

『え?いいのかい!?』


リニア

『だって乗らないといつまでも

 めんどくさい話を続けるんですよね

 じゃあ乗りますよ』



 ダンはやったー

 っとショコラの腕を掴みバンザイする、

 ショコラはなんだか恥ずかしそうにした


 続けてリニアは言った



リニア

『それに、

 今この国は戦力は少しでも欲しいはず

 私も力になるなら神にだってすがります』


ダン

『よし!!後は彼女だけだな!!』



 リニアとショコラは

 彼女?っと疑問を浮かべる

 ダンゼルバインは

 3人乗りの魔装機では無かったのかと考えたが

 ダンは何も説明せず

 ダイヤモンド隊の副隊長

 タナミアが居る寮に向かった


 タナミアは

 あれ以来自分の部屋から出る事が出来ず

 1人孤独に過ごしていた


 ダイヤモンド隊の機士達から

 タナミアは嫌われ、副隊長のお飾りとも言われ

 地位をなくしていた


 そんなタナミアの部屋に

 3人はやって来て

 ダンはさっそく言い始める

 ダンゼルバインに乗って欲しいと!!


 やつれたタナミアを見たリニアは

 少し不快な気持ちになる



ダン

『どうだいタナミア副隊長!!

 私達副隊長で

 この国の明るい未来を守ろうじゃないか!!』


タナミア

『......』



 タナミアは何も言わず

 3人を見る


 明るく元気なダンと

 少し不安そうなショコラ

 なんだか怒った様子のリニア


 3人の顔を見てタナミアは下を向く

 あれ?っとした顔でダンはなり

 ショコラは申し訳なさそうに誤った


 トパーズ隊の副隊長リニアは

 ダイヤモンド隊の副隊長タナミアに怒る



リニア

『いつまでそうしてるんですか貴方は!!』


ダン

『タナミアさん!?』



 ショコラはビックリして ダンは何だっと思った

 リニアはタナミアの胸ぐらを掴む

 ショコラは

 怒りに身を任せてるリニアを止める



ショコラ

『ダメですよリニアさん!!

 暴力はいけません!!』


リニア

『離してくださいショコラさん!!

 この人は何にも出来ず、

 ただココで腐ってるだけ!!

 そんな貴方を見て私はイライラするんですよ!!』


タナミア

『そうか、なら君が私を殺してくれるのか?』


リニア

『貴方って人は!!』


ショコラ

『やめましょうリニアさん!!

 ダンさんもリニアさんを止めてくださいよ!!』


ダン

『おっおう』



 ダンとショコラは

 暴れるリニアを連行する


 リニアは

 最後にタナミアに言った



リニア

『貴方は死んだユナハや機士達に

 申し訳ないと思わないのですか!?

 ダイヤモンド隊の副隊長として

 いえ、機士として突き進まなければ

 行けないんじゃないのですか!?』


タナミア

『...私は』



 3人が部屋を出ていくと

 タナミアはダイヤモンド隊の副隊長の証を見た


 ビダール、モネ、ユナハの顔を思い出す



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



〈30-3 機士としての誓い〉


▶︎ローズストーン国 図書室


 ノノカとリースは

 2人で大量の本がある図書室で

 魔装機に付いての本を沢山読みあさっていた


 とある古そうな本を発見したノノカは

 その本が何かリースに尋ねる



リース

『あぁ!それは予言の魔女

 アヴィニア•レイナードの予言を記された本ッス』


ノノカ

『予言の魔女と言えば!!

 デルクさんも調べていたそうです!!』


リース

『予言って言っても

 半分以上は外してるらしいッスよ?

 その本には、

 転生者に付いて書かれてるらしいッスけど』



 ノノカは本をペラペラとめくり

 少しだけ本を読んでみた

 そこには

 転生者ぺぺプーが世界を救うと書かれていた


 ノノカは笑いながら

 リースさんに言った



ノノカ

『ぺぺプーって、

 そんな名前の人いる訳無いじゃないですか』


リース

『そうなんス!!

 訳の分からない事ばっか書いてるんスよ、

 世界には無数の次元が存在するとか、

 空の上にも魔物は存在するとか』



 2人は少し笑うと

 魔装機に付いての資料を探し始める




▶︎ローズストーン国 酒場


 ダンは新たなダンゼルバインのメンバーを集めた

 その夜

 ダンはショコラとリニアの3人で

 副隊長だけで食事をしていた


 ショコラは酒を飲むと

 永遠とココ隊長の愚痴を言い始める

 ダンとリニアは

 この人、

 酒飲むとこんなになっちゃうんだっと思った


 酔っ払ったショコラは

 ダンの眼帯について聞いてみた



ショコラ

『ダンしゃん、しょのがんらいは何なんれすか〜?』


ダン

『良くぞ聞いてくれた!!

 コレはゼルとバインを死なせてしまった私の罰

 言わば代価の誓いなんだ!!』


ショコラ

『らいか?』


ダン

『そう!!

 この左目はレインオラクルなんかに負けないと

 天国のゼルとバインに誓う証でもある』



 ショコラは「訳わかんないです」

 っと話をぶった斬った

 ダンは強くショックを受けた


 リニアはダンゼルバインに付いて

 あのままの名前でも良いのかダンに聞く



ダン

『え?なんでだい?』


リニア

『えっと、ほら、

 ゼルさんとバインさんに悪いとかそう言う...』


ダン

『大丈夫!!

 ゼルとバインは私のココでずっと生きている!!

 私はあの2人に恥じない機士として生きる!!』



 ダンは胸に手を当て

 恥ずかしいセリフを堂々と言った

 リニアは思った

 こんな副隊長を持って、

 ゼルとバインも大変だったんだなっと

 そして

 こんな副隊長だからこそ

 彼女達は付き従ったのかもっと


 酔っ払ったショコラは

 可愛い店員に変態親父のように手を出し始めた


 リニアはダンに言った



リニア

『貴方がショコラを連れて帰ってくださいよ』


ダン

『あっはい』



 ダンは返事をして

 その後ダンは

 酔っ払って眠ったショコラを抱え帰って行った


 リニアは1人で帰っていると

 目の前にタナミアが立っていた


 リニアは少し警戒したが

 真剣な眼差しをしたタナミアの顔を見て

 警戒を解いた


 タナミアはリニアに言った



タナミア

『君の言葉で私は目を覚ましたよ

 私も君達と一緒にこの国を守りたい

 だから、私にもう一度チャンスをくれ!!』



 タナミアは深々とリニアに頭を下げる

 リニアは少し笑みを浮かべ

 直ぐに元の顔に戻し

 タナミアに言った



リニア

『チャンスなんてありませんよ』



 その言葉に

 タナミアはショックを受ける


 当たり前だ

 今まで逃げて来た私を

 許してくれる者なんていないとわかっていた


 でも

 タナミアは悲しかった



タナミア

『そうか....』


リニア

『チャンスなんてありません、

 機士ならばいつまでも戦い続けなければいけない

 そう私はロニー隊長から言われました

 だから、だから貴方も誓ってください!!

 機士として戦い続けるって!!』



 タナミアは顔をあげ リニアの顔を見た

 リニアは少し涙目になりながら

 タナミアを見ていた



タナミア

『誓うよ、私、タナミア•クルセニアは

 機士として戦い続けると!!』



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



〈30-4 仇〉


▶︎ローズストーン領 街道


 デルク達は

 急いでローズストーン国に向かっていた


 長い道を魔装機で移動していた


 レイナとハヤトとハルタンは

 少し疲れを見せていた

 そんな中

 女帝機マリーアントワネットに乗る

 ココは平然そうに3人に聞く



ココ

『大丈夫?』


ハルタン

『もう疲れたぞ!

 レイナ、ディナガード国はまだなのか?』


レイナ

『もう少しだから急いで!!』


ハルタン

『ディナガード国に付いたら

 美味いもんいっぱい食わせてくれぇ』


デルク

『帰ったらいくらでも食わせてやる、だから急げ』


ハルタン

『流石私の旦那さんだ!!』



 ハルタンは元気を出しスピードを上げる

 調子のいい奴っとレイナは思い

 ハヤトに言う



レイナ

『私達も急ぐよ!!』


ハヤト

『ハイ!!』



 ココは異変を察知し3人に言う「待って!!」

 その言葉に

 レイナ達は足を止める


 すると

 森の方角から

 プラクトのグレンツェルトと

 バリルのパンデモニウムが現れた


 レインオラクル国の魔装機

 しかも1機はローズストーン国で暴れた魔装機に

 4人は警戒する


 すると

 バリルは見た事あるロードナイト二機と

 ハルタンのバスタードを見て言った



バリル

『アレ?お前らは確か

 私のパンデモニウムから逃げた魔装機と

 アモカスの妹の死に損ない?』


ハルタン

『お前ぇぇ』



 バスタードはバスターソードを構え

 パンデモニウムに突撃する


 バリルはハルタンの攻撃を避けビーム砲を構える

 レイナとハヤトは

 ハルタンを助けるため、バスタードの援護をする


 ロードナイトの2機は

 マシンガンラピットをパンデモニウムに向け撃つ

 バリルは3機の攻撃を避けプラクトに言う



バリル

『コイツら3人は私が相手をする!!

 プラクトはもう一機を頼む!』


プラクト

『分かったよ』



 プラクトは目の前のマリーアントワネットを見る


 ココはプラクトが乗るグレンツェルトが

 武器を持ってない事を確認する



ココ

『その魔装機は武器が無いの?』


プラクト

『まさか、武器ならこの機体にもあるよ』



 グレンツェルトの腕から

 隠されたソードが2本飛び出す

 ソードの先端から魔弾を放ち、

 マリーアントワネットは回避をして

 シャスポーガンを撃つ

 2機は一瞬で戦闘に入った


 レイナはバリルの相手をしながら焦っていた

 今この機体にはデルク司令も乗っている

 危険な行動は取れない


 ハヤトもそれを分かってか

 レイナのロードナイトを庇いながら戦う


 バリルは3機を相手にしながら

 1機の動きが 様子が変な事に気がつく



バリル

『なるほどね、何かを庇って戦ってる訳か?

 じゃあそいつから殺せばいいんだろ!!』



 パンデモニウムはビームソードを構え

 レイナとデルクが乗るロードナイトに突っ込む


 ハヤトは直ぐに

 レイナ達の盾になり 攻撃を受けた

 ハヤトが乗るロードナイトが地面に倒れる

 レイナは叫ぶ



レイナ

『ハヤト!!』


デルク

『レイナ!!来るぞ!!』


レイナ

『クッ!早い!!』



 パンデモニウムの動きは早く

 レイナが乗るロードナイトも

 ビームソードの攻撃を受け地面に倒れる


 ハルタンはレイナとハヤトがやられたと感じ

 パンデモニウムに攻撃をする



ハルタン

『お前だけわぁぁ』


バリル

『ガキが鬱陶しいんだよ!!』



 バスタードはバスターソードを盾にしながら

 パンデモニウムに近づく


 バリルは少し距離を取ろうとした時

 ハルタンはレイナがコロシアムで見せた

 武器を投げる戦法を使う


 バスターソードをパンデモニウムに投げ

 パンデモニウムのビーム砲を破壊する


 バリルは少し焦る



バリル

『コイツ!!武器を投げやがった!!』



 パンデモニウムの様子を見たプラクトは

 バリルに撤退するぞっと言った



バリル

『ハルタン•ベルナンデス、

 お前は俺が絶対殺してやるよ

 天国の姉2人に直ぐに合わせてやるからな』


ハルタン

『逃げるな!!』


ココ

『レイナ達を置いて行くのは危険』


ハルタン

『うぅぅ』



 グレンツェルトとパンデモニウムは

 その場から去っていた


 ハルタンはレイナ達の無事を確かめる



ハルタン

『レイナ!!ハヤト!!デルク!!無事か!?』



 ロードナイトのコックピットが開くと

 レイナ達が出て来た

 3人は無事だった


 だが

 ロードナイトはもう動かなくなり

 バスタードとマリーアントワネットは

 動かなくなったロードナイトを背負い

 ディナガード国まで向かう事にした



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



〈30-5 私と貴方達の舞い〉


▶︎ディナガード国 門の前


 ディナガード国の機士達は

 オタエ•マンカイバラの魔装機

 ゲイコザギロチンに全滅させられた

 

 別の場所の警備をして 生き残っていた

 サラサとレベッカは目の前の敵を見る

 コイツが

 ディナガード国の機士を全滅させた敵だと理解して


 オタエは

 ルクスナイトの2機にオープン回線を繋げる



オタエ

『最後のメインディッシュがまだ残っていましたか』


サラサ

『アンタ!!』


レベッカ

『落ち着いてくださいサラサさん』


オタエ

『おぉー怖い』


サラサ

『レベッカ!私達でコイツを倒すわよ』


レベッカ

『勿論ですわ、ですが気をつけてください

 見た事も無い武器を持っています

 油断はできませんわ!!』


オタエ

『さぁ!私と一緒に舞いましょう♪』



 ゲイコザギロチンは踊りながら

 傘型の銃盾で魔弾を乱射する


 2機のルクスナイトは

 魔弾を避け 強化型クラスターラピットを構え

 ゲイコザギロチンに向け撃つ


 オタエは余裕そうに

 魔装壁を展開する が

 強化型クラスターラピットの威力は強く

 魔装壁を貫通しゲイコザギロチンは

 魔弾をモロに受ける


 オタエは

 自慢のゲイコザギロチンを傷つけられ

 眉間にシワを寄せる



オタエ

『私の魔装機によくも傷を、

 許さないぞテメーら!!』



 ゲイコザギロチンの動きは速くなり

 サラサとレベッカは

 動きを目でとらえるのがやっとだった



サラサ

『早すぎる!!』


レベッカ

『後ろですわサラサさん!!』



 サラサのルクスナイトは

 ハサミの剣を構えたゲイコザギロチンの攻撃を

 ゴールドソードで防ぐ


 その隙に

 レベッカのルクスナイトは

 ゲイコザギロチンに魔弾を撃つ


 ゲイコザギロチンは魔弾を避け距離を取った

 サラサとレベッカは

 クラスターラピットを構える



サラサ

『行くよレベッカ!!』


レベッカ

『いいですわよサラサさん!!』


サラサ&レベッカ

『クラスターモード起動 (ですわ)』



 クラスターモードを起動して

 高威力の魔弾をゲイコザギロチンに向け放つ


 ゲイコザギロチンは傘で身を隠しガードする


 大爆発が起こり

 ゲイコザギロチンの傘だけがその場に残されていた


 サラサはまだ油断できないとレベッカに言う



サラサ

『盾の後ろに隠れているかも知れない、

 私が後ろを見に行くから

 レベッカは私のサポートを』


レベッカ

『気をつけてくださいねサラサさん』



 サラサのルクスナイトは

 ゆっくりと傘の後ろに回り込む

 敵の魔装機が隠れているのか

 倒しているのか確認する為に


 サラサは唾液を飲み込み

 傘の後ろを確認する


 そこには


 敵の魔装機の姿は無かった

 サラサは逃げたのか?っと思い

 レベッカのルクスナイトを見て状況を伝える



サラサ

『敵の魔装機はいなかった、

 もしかしたら逃げたのかも.............え?』



 サラサは後ろを振り返ると

 レベッカの乗るルクスナイトに

 ゲイコザギロチンのハサミが貫通していた


 サラサはレベッカの名前を叫ぶ

 だが

 返事は返ってこず、ルクスナイトは地面に倒れた


 オタエはハサミを分解して

 2本の剣に変えた



オタエ

『さあ、貴方はどのように舞うのですか?』


サラサ

『レベッカァァァ!!!!』



〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜



〈30-6 これが私の舞い〉


▶︎ディナガード国 門の前


 目の前に

 レベッカが乗るルクスナイトが

 敵の魔装機の攻撃でやられた


 ライバルで親友で

 私の大事な家族のレベッカが...


 サラサは現実を受け入れられなかった

 レベッカが死ぬなんて

 そんな事あり得ない、そう頭で考える


 ゲイコザギロチンは

 2本の剣を構えサラサを挑発する



オタエ

『どうしました?

 お仲間の死如きで泣いていますの?』


サラサ

『アンタだけわぁぁ』



 取り乱すサラサは

 クラスターラピットを連射する


 魔弾を全て剣で弾き ゲイコザギロチンは

 ゆっくりとルクスナイトに近づく


 ルクスナイトはゴールドソードを構え

 敵の魔装機に攻撃するが

 ゲイコザギロチンには当たらない



オタエ

『どうしました、そのような舞いでは

 私には届きませんよ?』


サラサ

『クソ!クソ!、コイツだけは絶対に!!』



 いくら攻撃しても

 ゲイコザギロチンには掠りもしない

 サラサは焦る

 焦りながら、ただガムシャラに攻撃をする



オタエ

『もう貴方も終わりですね』


サラサ

『アンタだけわ!アンタだけわ!』



 サラサは泣きながら攻撃していた

 オタエはガッカリして

 ルクスナイトにトドメを刺す事にした


 ゲイコザギロチンは飛び上がり

 ルクスナイトに目掛け、剣を突き刺そうとする


 サラサはもうダメだっと思ったその時

 したから閃光弾が放たれ オタエの目を奪った


 ゲイコザギロチンは攻撃を外し地面に落ちる


 その隙に 氷魔法でゲイコザギロチンの

 メインカメラを凍らせて視界を奪う


 サラサは誰がそんな事をしたのか確認する

 そこには

 地面に倒れている

 ナラと魔法を使ったレベッカがいた


 死んだと思ったレベッカは生きていた

 サラサはその事がわかり安心する


 レベッカは叫ぶ



レベッカ

『今ですわサラサさん!!』


サラサ

『このチャンスわ見逃さない!!』



 ゴールドソードを構えたルクスナイトは

 ゲイコザギロチンに攻撃する


 視界が見えず

 避ける事が出来なかったオタエは

 ゴールドソードの攻撃を受け

 ゲイコザギロチンのコックピットに剣が貫通した


 オタエの腹部にも剣が突き刺さり

 オタエは血を大量に吐き 最後の言葉を残す



オタエ

『グォ、コンナトコロデワタシガ!

 マオウフッカツノヤボウヲミレヌママシヌナド!』


サラサ

『魔王復活?どう言う意味よ!?』


オタエ

『オマエラハモウ、

 ジゴクノモンヲヒライテイタンダヨ』



 オタエはそう言い残し死んだ


 サラサは直ぐに

 怪我をしたナラ、マル、レベッカの3名を

 治療室に運ぶ


 ディナガード国は

 多くの犠牲をだし、ナンバーズの1人を倒した



 数時間後

 デルク達の部隊は

 悲惨な有様のディナガード国に到着した


 レイナとハヤトは驚く

 機士団のナラ、サラサ、レベッカ、マル

 以外の機士は

 皆戦死していた事に


                   next▶︎31

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