↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔装機マナリリアン  作者: ロア
    魔王復活編 2章
19/120

2章 ローズストーン前編 14話-ディナガードの1日

〈14-1 料理対決〉


 ディナガード国は前と同じように

 復旧し、綺麗な街に戻り

 人々も前と同じよう賑わっていた


 サラサとレベッカは見回りを兼ね、

 2人で街を歩いていると、

 機士のマルを見かけてサラサは声をかける



サラサ

『アレ?マルじゃん、どうしたのこんな所で』



 マルの手にはお菓子があった

 マルは言った、

 いつもお菓子をくれてたノノカが居なくなったから

 自分で買いに来たと、

「そうなんですのね」っとレベッカはマルに言うと、

 ふとマルは何かを思い出すように聞いてきた



マル

『そう言えば、

 サラサさんとレベッカさんは料理とかできるの?』


レベッカ

『唐突ですわね?それがどうしたんですの?』


マル

『いや〜どっちが料理上手なんだろうって思って、

 レイナが料理の腕が良かったから気になって』



 サラサとレベッカは自信満々に言う



サラサ

『そりゃ私でしょ、

 レベッカが料理してるとこなんて見た事ないし』


レベッカ

『心外ですわね、

 私(わたくし)の方が料理の腕は上かと思いますわよ?

 貴方だって料理を作ってる所なんて

 見た事ありませんわよ?』


サラサ

『は!?アンタより絶対

 私の方が上手いに決まってるでしょ!』


レベッカ

『どの口が言うんですの!?わかりましたわ!!

 そこまで言うなら料理で対決しましょう!!』


サラサ

『望む所よ!!』



 サラサとレベッカのいつもの喧嘩にマルは

「おー」っと言葉をあげ

 直ぐに機士の仲間にその事を話した


 噂は直ぐに広まり、学園の生徒達の耳にまで届いた



$***********************



〈14-2 料理対決2〉


 サラサとレベッカが料理対決をする事になり、

 サラサは悩んでいた、

 アイツに勝つには普通の料理じゃ勝てない、

 皆んなが美味しいと頷かせる物を作らなければと


 しかし


 サラサは余り料理をした事が無く困っていた、

 レベッカに啖呵を切った物のどうしたらいいのか?



 悩みながら酒場で酒を飲みながらヤケになっていた



 どうせアイツも大した料理なんて作れないハズよ、

 私が適当にパパパって作ればそれで勝てんのよ、

 絶対そうよ!!



 周りの客は目付きの悪い

 酔っ払った機士がいると少し怯えていた



 マスターは酷く酔っ払ったサラサに近づき、

 どうしたのか尋ねてみた


 サラサは涙目をしながら

 マスターを見て事情を話した


 涙目のサラサを見たマスターは少し戸惑った




 サラサの悩みを聞き、

 マスターは良いアドバイスをした


 この時期なら美味しい野菜やお肉が手に入ります、

 その食材で鍋料理なんていかがですか?

 鍋料理なら料理を余り作らない人でも

 少しアレンジをしただけで

 とても美味しく食べられるはずですよ?


 その話を聞いたサラサは立ち上がる


 そうかその手があった!!

 マスターにお礼を言い大声で叫ぶ



サラサ

『待ってなさいよレベッカ!!

 私はアンタに絶対負けないんだから!!』



 ハハハと笑うサラサを見て、客達は更に怯えた

 この機士のお客さん 変な人だなぁー

 っとマスターは思った



$$**********************



〈14-3 料理対決3〉


 コーヒーやトーストなど、

 貴族の人達には人気なオシャレ飲食店ルマンド、

 レベッカは行きつけの店ルマンドで悩んでいた。


 彼女は全く料理をした事がなく、

 このままでは確実に勝てないと分かっていた、

 嘲笑うサラサの姿が目に浮かび

 机に頭を打ちつけながら叫んだ



 ルマンドの店主ミラミナ16歳、

 身長は低く

 可愛らしいメイド服を着て接客をしている。


 ミラミナはレベッカに話をかけた



ミラミナ

『レベッカさんどうしたんですか?』



 涙目を浮かべたレベッカは

 ミラミナの顔を見て悩みを打ち明ける、

 涙目のレベッカを見たミラミナは

 少し困惑した汗を流す




 話を聞き終えたミラミナは言った



ミラミナ

『なるほど、料理対決で勝ちたいと』


レベッカ

『そうなんですの、ミラミナさん!!

 私(わたくし)はどうしたら良いのでしょうか?』



 レベッカは涙目をしながらミラミナに言う


 いつも来てくれてる常連のお客さんが

 ここまで悩んでいる、

 そう感じたミラミナは手助けをする事にした



ミラミナ

『レベッカさんは料理をした事がないんですよね?』


レベッカ

『そうなんです!!』


ミラミナ

『ならばグラタンなんていかがですか?

 私がしっかりと作り方を教えますので!!』



 レベッカは感激してミラミナの手を取る


 めいいっぱいの感謝を言ったレベッカは、

 サラサとの対決に向け

 グラタンの作り方を叩き込まれたのであった



$$$*********************



〈14-4 料理対決4〉


▶︎ディナガード国 料理対決広場


ナレコ

『さぁーて、やってまいりました!!

 今回も司会進行をこのナレコがお送りします、

 ゲストは元機士団隊長のセリアさんと

 現隊長のナラ隊長です!!』



 ナラはセリアの車椅子の取手を握り黙っていた


 キャーキャーと生徒達の声が会場に響き渡る

 セリアは小さく手を振り言った



セリア

『宜しく頼むよ』



 ナレコはセリアに聞く

 セリア元隊長はかなりのグルメと聞きます?

 今回のサラサ機士とレベッカ機士の料理対決、

 どう思いますか?っと


 セリアは言った



セリア

『さっき病室で味のないパスタを食べさせられてね、

 だからパスタだけはパスだな!...パスタはパスだ、

 パスだ...フフフ』


ナレコ

『さぁー始めましょう!!料理対決開始です!!』



 サラサとレベッカの料理対決が始まった!


 サラサは大きな鍋を取り出し

 水洗いした野菜を入れ、一口サイズの肉を入れた



ナレコ

『おぉっとサラサ機士!

 鍋料理を作るつもりでしょうか?』



 レベッカはグラタンのソース、

 クリームソースを作りはじめる



ナレコ

『レベッカ機士はクリームソースを作っていますね?

 グラタンでも作るのでしょうか?』



 セリアは2人の料理を見て言う



セリア

『鍋とグラタンか、どちらも暖かくていいな』



 2人は最後の仕上げに入っていた


 このままじゃ普通の鍋とグラタン、

 しかしサラサとレベッカには秘策があった


 サラサは鍋の中にカラシとトマトを入れ

 レベッカはカボチャをくり抜き

 中にクリームソースを入れる


 2人の料理は完成した



 サラサは言う



サラサ

『コレが私のピリ辛トマト鍋よ!!』



 レベッカは言う



レベッカ

『あま〜いカボチャグラタンですわ!!』



 セリアは2人の料理を見ておぉーっと驚く、

 どちらの料理から食べようか悩んでいると、

 サラサとレベッカは同時にセリアの口の中に

 自分の料理をスプーンで取り口に突っ込む


 あまりの熱さにセリアは顔を赤くした

 悲鳴を堪えて感想を言う



セリア

『どちらも辛く甘く、甲乙つけがたい

 よって引き分けで』



 そう言うと


 サラサとレベッカは

 どっちが美味しいかハッキリしろっと怒る、

 セリアはあまりの圧に困り顔をする


 ナレコは

 ナラ隊長にっと料理を手渡すとナラは言った



ナラ

『すいません、私辛いのは苦手で』



 っと言う事で

 必然的に

 料理対決はレベッカの勝ちになった


 高らかに笑うレベッカに


 地面に倒れ込むサラサ


 彼女達の次なる戦いは何処に



$$$$********************



〈14-5 マルの1日〉


 マルは朝起きてする事がある


 それは


 二度寝だ



 二度寝をし、起きたら


 お菓子を食べ、外をぶらぶら散歩する


 今日はたまたまお金を持っていたので


 そとでもお菓子を買った



 噴水のベンチで空を見上げまったりする


 気がつくとまぶたが落ちてき


 眠る



 夕暮れになると目を覚まし


 街をぶらぶらまた歩きながら帰る



 帰り道


 サラサとレベッカに出会った


 ふと気になり2人に聞く


 どっちが料理の腕が上なのか?



 サラサとレベッカは争い始めた


 おぉっと思いマルは寮に帰る



 食堂でお菓子を食べていると


 他の機士の仲間がいたので


 サラサとレベッカの事を話した


 機士達は騒ぎ始め生徒達も話に混ざっていた



 うるさくなったので自分の部屋に帰る


 自分の部屋のベッドで横になる



 マルは気づいた


 レイナとノノカがいないと暇だなぁーっと



 お菓子を食べようと部屋のお菓子入れを見ると


 お菓子が無かった



 マルは焦った


 お菓子がないと死んじゃうっと



 1ついい案を思いつく


 マルは部屋の外に行き


 レイナとノノカの部屋に向かった



 レイナとノノカの部屋に付くと


 いつもお菓子を入れている場所の引き出しを開ける



 そこには


 大量のお菓子と1枚の紙が置かれていた


 マルは紙を読む



 マルへ、


 お菓子ばっかり食べずにご飯も食べなさいよ


 ココにあるお菓子は食べていいからね


 レイナとノノカより



 マルはありがたく

 全部のお菓子を自分の部屋に持ち帰った



$$$$$*******************



〈14-6 ミスターO〉


 私の名前はミスターO、とある取り引きのため、

 街の裏路地の人が寄りつかないバーにいる


 カランカランっと音が鳴る

 ブツを取りに客が来た



ミスターO

『何枚?』



 男は指を二つ立てる


 私は黒い封筒を置き

 客は金を置いた


 金を確認し、大丈夫なら私は頭を下げる


 客は物を持ち、店を出て行った



 お酒のようなジュースを飲みひと息付くと


 店のドアがバンと開き

 私にこう言う



サラサ

『見つけたわよ○○○!!

 違法取引の罪で連行するわ!!』



 しまった!サラサ様だ!


 ブツが入った黒いバッグを取り

 店の窓を突き破り逃走しようとしたが



サラサ

『今よレベッカ!!』


レベッカ

『わかってますわ!』



 外に待ち伏せてたレベッカ様に捕まった


 私の仕事もコレで終わりか....






 サラサは黒いバッグの中身を確認して言う



サラサ

『やっぱり、この大量のエレノア様の写真は何?

 しかもあの時の歌い踊った時の奴なんでしょ?

 私その時いなかったから知らないけど』



 もう言い逃れできず

 黙るミスターO


 レベッカは呆れた



レベッカ

『全くとんでもない事しますわね?

 コレは全部没収させてもらいますわよ』



 それだけわ!!っと言うが

 サラサ様もレベッカ様も

 言う事を聞いてくれなかった


 私は学園から外出禁止令を出された





 ナラの元に報告書が届く


 違法取引をしていた

 オシコ・アインシュテルを捕まえた、

 処罰は学園側から行ってもらいますっと



$$$$$$******************



〈14-7 恋するエレノア〉


 エレノアは最近ハマっている本があった、それわ

 恋愛を題材にした本だった


 エレノアは恋に恋していた、

 恋する女性を見たい、ただそう思っていた


 お父様やお兄様は恋愛に疎そうだから

 話は聞けそうにない、

 ならばと思いエレノアは決心した


 学園の隊長室に行き、エレノアはナラに話した、

 好きな人は居ないのか?恋はした事あるのか?っと

 ナラは困りながら言った



ナラ

『そのような殿方、私にはいません』



 使えないわねっとエレノアが言うと

 ナラはガッカリした


 仕方ないのでサラサに聞きに行こうとした時、

 車椅子に乗ったセリアが挨拶してきた

 ごきげんようっとエレノアは挨拶を返し、

 何も聞かずサラサの元に向かう


 何故セリアに恋の話をしなかったのかと言うと、

 この人は恋をした事がどうせ無いだろうと

 勝手に決め付けていたからだった



 サラサに会うと、

 エレノアは好きな殿方は居ませんか?っと尋ねる、

 サラサはどうしてそんな事を聞くのか聞く



サラサ

『エレノア姫、

 どうして私にそんな事聞くんですか?』


エレノア

『だって、

 女性なら恋の1つや2つ

 した事があると本で読みました。

 だからサラサさんに聞いてみたかったのです。』



 うーんっとサラサは悩ませていると、

 横で話を聞いていた生徒がサラサに言う、

「サラサさんて、前にネルさんと

 お風呂に入った仲だと聞きました、

 だからテッキリネルさんの事が好きなんだと」

 っと言う


 サラサは顔を赤くして、荒々しい口調で



サラサ

『そんな訳無いでしょ!!

 アレは事故なんだって!!』



 そう言うと、

 何故かエレノアは顔をプックリとさせ

 何処かに行った


 サラサは何故エレノア姫が

 あの様な態度をしたのか分からずにいた




 次にエレノアはレベッカの部屋に向かった

 レベッカの部屋をノックすると、

 レベッカが出てきて


 エレノア姫を部屋に招いた


 レベッカの部屋は綺麗に片付けられてて、

 お嬢様の様な素敵なアンティークや小物があった、

 部屋の香りわ気品のある大人の香りがした


 エレノアは椅子に座ると

 温かいハーブティーを作りエレノアに渡した


 どうしたのかレベッカが尋ねると、

 エレノアは本題に入った



エレノア

『レベッカさんは恋をした事がありますか?』


レベッカ

『恋ですか?』


エレノア

『そうです!!恋です!!

 誰かを好きになった事がありますか?』



 興味を示すエレノアの顔を見て、レベッカは答える



レベッカ

『親の紹介で、

 何人かの殿方とお見合いをした事があります、

 ですが、付き合うまでには至りませんでしたわ。』



 そうですかっとエレノアは少し落ち込んだ


 落ち込むエレノア姫を見て、レベッカはこう言う



レベッカ

『そう言うエレノア姫はどうなんですか?

 恋に興味があると言う事は、

 誰か好きな殿方が居るんじゃありませんか?』



 レベッカの言葉にエレノアは頬を赤らめる、

 エレノアは恋をしていた、

 私の事を思って力を貸し、

 マナを持たない私と同じなのに頑張り人々を助ける

 あの人に



レベッカ

『もしかして、そのお方はネ...』



 エレノアは席を立ち、

 両手をレベッカに向け広げた


 レベッカは言う事を止めた

 エレノアは目を閉じ、

 今にも爆発しそうなぐらい赤くなっていた


 そんなエレノアにレベッカは言う



レベッカ

『大丈夫ですわ、

 この事は私とエレノア姫の秘密です。

 だからいつものように元気で明るい

 エレノア姫で居てください』



 その日

 エレノアは自分の気持ちに気付かされた


 私は恋をしていたんだと


                   next▶︎15

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。