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エピローグ

 こうして無事魔族を倒し終わった私達だが、私が偽物なのがばれてしまった……のだけれど。


「あなた、異世界人でしたの?」

「レイナ……だましててごめんなさい。魔法を教えていただきありがとうございました」

「いえいえ。道理でミオとなんか違うなと思っていたけれど、また別人だったのね」

「また?」

「前はかつらでだまされてしまったわ」


 そういって笑うレイナ。

 どうやらだましていたことはそんな気にしていないらしい。

 そしてここにいた人たち全員、“魔族”との初めての戦闘と異世界人の特殊能力チートの戦いを見れて機嫌がいいらしい。


 また、本日の合宿はなぜかミオがもう一人増えても大丈夫なようロビンが手配をしてくれた。

 あえから異世界人とわかってからの他の人たちの対応は少し変わった気がする。

 なんだか以前よりも親しみやすくなった気がする。


 ただ、どの人もミニドラゴンのリーフにはまだ慣れないけれど。

 そして合宿が終わって、私はここを離れることになる。

 もう少しここにいてもいいとミオの母親は言うが、クラスメイトを探さないと元の世界に私達は戻れない事もあり探しに行くことに。


 いつでも遊びに来てねといった話をしてくれた。

 そして私はミオに、


「やっぱり、予想通りいい子で助かったわ」

「私は大変な目にあいました」

「そういってもなんだかんだで身代わりは助かったわ。ありがとう。またお願いしていいかしら」

「嫌です」

「残念ね。でもまた魔族と戦うならどこかで会うかもしれないわね。もう少し効率よく魔族の出現ポイントを探れたらいいから改良が必要ね。馬くいっったらあなたにも渡すは」

「……よろしく」

「ええ、任せて」


 そういった話をしつつ、私はこのミオという人物と別れる。

 自分にそっくりなこの世界の人間で性格すらも違う。

 とても不思議な気がする、そう思うけれど終わってみればこの身代わり生活も大変ではあったが面白かったのかもしれない。


 なんだかんだ言ってロビンも私を気に入っエくれたらしく、またいつでも歓迎するといってくれた。

 こうしてこの世界で仲良くなった人たちと別れる。

 それは少し寂しい気がしたが、それでも私はいつかは元の世界に帰りたい。


 だからミオの母親に報酬を貰ってから私はそれを手に持ちつつ、


「この世界では途中でアルバイトをしないといけないかな。それはおいおい考えよう。早くクラスメイトに会えるといいね」

「そうだね」


 そういってカズと話しながら私は歩きだす。

 すでに別れは済ませて、屋敷の外の住宅街を歩いていた。

 これから馬車に乗って移動である。


 次は別の近くの大きな街に向かうことになっていた。

 なぜなら……まずは人の多い場所に行けば誰か会えるかもしれないからだ。

 もしくはクラスメイトの情報を集めてもいいかもしれない。と、


「だったらギルドに登録をしよう。そこに登録すれば依頼が受けやすいはず。魔石の買取もスムーズになるし」

「そっか。うん、いいかも」


 そういって次の目標が決まり、大きな街を目指して進んでいく。

 こうして私の身代わり生活は終わり、クラスメイトのカズと、ミニドラゴンのリーフと一緒に、他のクラスメイトを探す旅に出ることになり、やがて、元の世界とこの世界を行き来できるようになるのでした。

ここまでお読みいただきありがとうございました。突発的に書き始めた内容ですが、いかがでしょうか? 何とか完結できたのも読んでいただいた皆様のおかげです。ありがとうございました。他の作品も更新中ですので、よろしければそちらも読んでいただけると嬉しいです。それでは、重ね重ねありがとうございました。

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