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ダンジョンもの  作者: 豚肉100g
25/36

第25話 侵入者?

ダンジョンマスターになって、ついに1年がたった。


コアちゃん・サブコア・弁天さん×5と一緒に盛大にお祝いをすることにした。


なんと弁天さんは料理が出来るらしく、コアちゃんに素材を作ってもらいながら、パーティーの準備をしたいと言い出した。

別に良いけど、一人?五人?で作るより皆で作ったほうが?あれ?まぁ良いか。


弁天さんが準備している間、私はのんびり魔獣の森の様子や、砦の様子でも見ていようと司令室に居た。


最近気づいたのだが、南北の砦は別の国が担当しているらしい。

しばらく気づかなかったのだが、2つの砦に詰めている人たちの武器に違いがあったのだ。

北の武器は金属だけの武器で、南の武器は金属になにか動物の牙や爪のようなものが付けられていた。

最初なにかのおまじないか、金属が足りない部分を牙や爪で補っているのかと思ったら、ダンジョンから資源を回収することの多いこの世界では、余程裕福な国以外は金属加工した物より、モンスター由来の素材を使ったほうが、丈夫で威力が上がるらしい。

つまり、南の方が北の方より上等な装備をしているとも言える。

見た目だけだからもしかしたら、北の武器は南より金属の加工で一段優れている可能性もあるけど、殆ど違いがわからない位の金属なら、だいたい南のほうが優れているらしい。


それを知ってからちょっと見方を変えてみていたら、北は取り敢えず壁の上に人を配置しているけど、士気が低く居るだけにも見える。逆に南は壁の上にいる人はあまり居ないが士気が高く、休憩している人も常に武器を近くにおいている。


もう少し調査範囲が広がり街とかが見えてくれば、実情がわかるのではないかな?


なんてぼーっと見ていたら、


「きゅーいきゅーいきゅーい。ダンジョンに侵入者が現れました。繰り返します。ダンジョンに侵入者が現れました。至急確認をお願いいたします」


「侵入者はどこですか!」

「いつの間にはいられたんだ!」

「マスター危険です!私の近くに!!」


コアちゃん・サブコア・弁天さんが慌てて入ってきて、なんかパタパタしている。


「あー皆落ち着いて。まずはコアちゃん状況の確認を。侵入者はどこ?それとサブコアは警報切ってくれる?それで場所が分かり次第侵入経路の割り出しを。弁天さん達は取り敢えずフライパンと包丁戻してきて。あとその飾りも置いてきてね」


いきなり侵入者と言っても、コアルームに来るまでにいくらでも時間は有るから、取り敢えず落ち着いてもらうのが先決だね。しかし、ここでぼーっとしていたとは言え、侵入者の監視用モニターには何も映ってなかったと思うのだが?というか今もダンジョン内に動く者はどこにも居ない。

誤報か?そんな事を考えていると、


「そ、そんな事が。侵入者はコアルームに居ます」

「はぁ?」

「間違い有りません。反応はコアルームです」


慌ててコアルームの映像を見るが弁天さんしか見えない・・・いや三人の弁天さんが扉の前で止まっている。間違いないあんなところに今まで扉なんて無かった。


「コアちゃんあの扉はどこに繋がっている?」

「あんな扉今までありませんでした。それにダンジョンであの先には何も有りません」

「これは・・・まさか・・・」


サブコアはなにかに気付いたようだ。


「サブコア知っているなら教えてくれ。あれはなんだ?」

「あれは・・・多分間違いないだろう。コアちゃんはおいらと一緒に出迎えよう。マスターは念の為ここで待っててくれ。弁天さん二人はマスターのそばに」


出迎える?客ってことなのか?


どうやってここに?


色々な考えが頭に浮かぶが、取り敢えず私はモニターに映る扉を凝視した。


コアちゃんとサブコアが司令室から出て、モニターの扉の前に映り、弁天さん達が私と司令室の扉の間に移動した。


そして、扉から出てきたのは、なんだかわからない物だった。


あえて言うなら、半透明で表面がグニグニ動く・・・なまこ?


そう思ったら最早なまこにしか見えない何かが、ゆっくりと扉から出てきた。


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