モンスターNo.032 グラント・ドンキー
分類: 哺乳類型
出現場所: 山岳地帯の中腹、広めの草原(群れで行動)
【外見】
グラント・ドンキーは、灰色のがっしりとした体を持つ大型の獣型モンスター。四肢は極めて太く、特に丈夫な蹄を備えており、岩場や傾斜地でも安定した歩行が可能。時には背中に古びた荷物を積んでいる個体も目撃され、かつて人間の手によって荷獣として使役されていた種の名残とも言われている。
【能力】
頑強な体躯:
攻撃には鈍重だが、極めて耐久力が高く、ちょっとした攻撃では怯まない。山岳の急斜面でも足を取られず、安定した機動力を発揮する。
群れでの警戒行動:
数体で群れを成し、外敵に対しては即座に集団で警戒態勢を取る。仲間同士で鳴き声を交わしながら互いに危険を知らせ合うなど、高い連携能力を持つ。
【生態】
温帯〜冷涼な山岳の中腹部や、風通しのよい草原地帯を主な生活圏とする。単独行動はほとんど見られず、必ず小規模な群れで行動するのが特徴。非常に用心深く、外部からの音や異臭に敏感。かつては人間に飼われていたという説もあり、荷物を背負った状態で自然に還った「野生化個体」と見なされる場合もある。
【弱点】
高温や乾燥に極めて弱く、砂漠や溶岩地帯などでは見られない。熱によって蹄の動きが鈍るため、戦闘時には火属性の攻撃や陽炎による幻惑が効果的。また、暑さによって群れ全体が脱力する様子も確認されている。
【採取素材】
頑丈な蹄:
加工に適した素材であり、工具の柄や装飾品、さらには重厚なアクセサリーのパーツとして利用される。硬度・耐久性共に高い。
ラフウール:
粗いが丈夫な体毛で、鞍の下敷きや重装鎧のパッド素材に向いている。保温性・耐摩耗性に優れているため、防具職人に好まれる。
【対策】
一体ずつおびき出すか、火や熱を利用して群れの連携を乱すことが鍵。地形的に逃げ道が少ない山岳での戦闘では慎重に立ち回る必要がある。過剰な音や煙はパニックを誘発するため、逆に予期せぬ反撃を受ける可能性もある。




