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「ほーう」
暗闇の中、一人の男がつぶやいた。
彼はゲートが一般認識しているときに、発見した男。
それは、彼へと近づく物語。
◇ ◇ ◇
「我が波動で朽ちていけ」
その女はつぶやいた。
「フレイム、エーベラント!」
「この国は負債を抱えている」
「冗談でも口に出さないでくれ」
「もうすこしシャキッとしてくれ」
二人は、歩いている。
最北の国が潰れそうだと。
「な、なんだって!!」
「あなたが舵取りなんです」
「この国も、舵取りが必要です」
俺たちはテレビを見ていた。
◇ ◇ ◇
「お父さんの見舞いに行ってきたの」
「へえ」
お茶を飲む。
日本は戦争をするらしい。
戦争。
かつては、日本は戦争をしなかった。
政治的には悪くはなかった。
しかし、2025年。
ゲートの出現。
日本は、国力を上げて、能力者の育成、配備を現実化。
機関は、世界を股にかけて活躍。
「マーベン王国が戦線布告です」
「俺は、戦闘向けなんだけど」
初めてゲートをくぐった男が、佐部タスク。
その不死身の男は世界の至る所の、危険な場所を歩いて行ける人間だ。
「おまえらは、強いから」
見る。
その先を。
◇ ◇ ◇
「私の名前はペアオナル」
マーベン王国の長。
それは、ゲートを出現させた。
カイジョウヒラキとの会話があった。
しかし、いまはそれに触れている時間はない。
「俺の名前は佐部タスク」
銃を構える。
戦闘が始まった。
異世界では、無駄な犠牲が出ないように、大将が戦う。
それは、日本の組織の長である俺が相手取ったのだ。
「それ!」
ガァアン!!
「それ!!」
ドーンッ!
相手は詠唱を発動させている。
「世界因果律魔力!」
「いいですともッ!」
二人は詠唱を唱える。
「始動ッ!ハヤブサ・イーグル・パーフェクト」
「局地の断りよ、我に従えッ!ペアルーク」
ドーンッ!
辺り一面が爆発したのだった。
ペアオナルの口から、血反吐がでたのであった。
「俺の勝ちのようだ」
お終いに、銃を敵の肩に当てた。
ペアオナルは倒れた。
まるで、すべてに勝ったようにゆっくりと、倒れている。
そして俺はゆっくりと、戦場を歩いて行く。
「敵を早く、医療カプセルへ」
「は、はい」
この男が、幾たびの戦場で勝利している男か。
名前は……
佐部タスク……
なんだか、この人に世界が任されているような気がするな。
医療班は皆同じことを考えている。
「ユウ、大きな仕事が終わった」
「もう、早く帰ってきて」
「わかった、お前はこれからどうするんだ」
「追って話すから」
「はいよ」




