レオの中にいる怪物
前回
キラと対面。
メアの提案。
レンの配下が龍人族!?
レオの苦手な物。
「今戻りました〜。」「お、アキラとレンじゃねぇか。おかえり〜。」「ふふふ、おかえりって言っても君の家じゃないけどね。」「の、ノリというか、雰囲気というか....って、そんな事どうでもいいだろ!」
「レン様に完全に遊ばれているわね〜。」「まぁ、コウ君ですし、仕方ないんじゃないんですか〜?」「あなたの生徒になんて事を言ってるんですか!」「そっちこそ〜、自分の担任教師に何で口を聞いているんですか〜?」「ふふふ、あの2人は仲が良いんだね。羨ましいよ。」「仲が良い?まさか、あの2人の事か?」「逆にそれ以外にだれが居るの?」「いや、でも、あの2人を仲が良いなんて言うのは、レンさんだけだと、思いますが....?」「そうなんだ。以外に仲が良いと思うんだけどね。」「そうですか?ただの喧嘩にしか見えませんが?」「喧嘩をしているからだよ。」「はい?どういう意味ですか?」「そうだね〜。じゃあ、あの2人が他の人と喧嘩する所を想像してみてよ。」「ん〜、ん?なんか....。」「全部想像が....。」「出来ないな。何でだ?」「まず、あの2人は滅多に感情的にならないからね。だから、あの2人が喧嘩しているのが逆に珍しいから、仲が良いって言う事だよ。」「そう言われるとそうですね。」「なんか、そう考えるとあの2人って似てるね。」「あー、同族嫌悪って奴か?....ぷっ、そう言われると納得だな。ふふふ、ははは。」「コウ、そんなに笑っては失礼ですよ?」「ジークだって、笑うのを我慢してるじゃねぇか!」「何の話です?」「笑うのを堪えているせうで口が引き攣ってるんだよ。」「そ、そうですしたか。....まさか、コウにもバレる程顔に出ていたとは。不覚でした。これからは、気をつけないと。」
「おい、ジークそれは、一体どう言う意味だよ!喧嘩を売ってるんなら、買ってやるよ。」「すぐに闘おうとする癖を治してくださいよ。それに、喧嘩を売ったとしても龍人族に喧嘩を売る馬鹿はいませんよ。」
「いや、いるよ。」「え?どこにです?」「此処にいるじゃん。」「はい?レンさんが?」「私ではないよ。私は基本的には戦闘は好きではないからね。」
「じゃあ、一体誰の事です?」「今から言う事は心に留めて置いてくれないかな?結構重要な話しだからね。」「では、俺たちは必要ないですね。」「はぁ?何でだよ?」「俺たちは、強いと言ってもまだ学生です。人の個人的情報を聞いていい理由にはなりませんよ?」「そういえばそうだったな。....悪かった。」
「いや、構わないよ。私の説明も足りなかったしね。それじゃあ、グレイとメアは居てくれるかな?先生は....?」「あぁ、先生なら、部屋に戻って行ったぜ?呼んでこようか?」「いや、いいよ。別に今すぐ起こる出来事ではないと思うし....。私が後で先生に伝えておくよ。」「了解です。それでは、失礼しました。」
「それから、キラさんたちが今隣で話しをしてるみたいだから内緒話しは小さく言えよ?んじゃあ。」「ふふふ、最近の龍人族の子は気まで使えるようになったのかな?」「いえ、それはあの金髪だけかと....。」
「メラスキア、彼は金髪という名前ではなくコウ君ですよ?それから、相手の名前を覚えておいても損はないですからちゃんと覚えてあげてください。」「あんたの言うことを私が聞くとでも思っているの?」「それもそうでしたね。余計なお世話でした。今のは忘れてください。」「それじゃあ、そろそろ本題に入っても良いかな?」「はい。構いません。」「右に同じで問題はないです。」「それじゃあ、単刀直入に言おうか。レオンと氷雪のレオが出てきたら絶対に逃げなさい。」「え?それは一体....?」「君たちは、レオンの事は知っているよね?」「はい。当然です。我らの主人ですから。」「じゃあ、聞くけど君たちの主人はお世辞にも優しいと言える性格をしていたかな?」
「そ、それは....。」「でも、我々には....。」「私が聞いているのは客観的にだよ。君たちも分かっている通り大魔王レオンは危険だ。何もかもがね。冷徹で冷酷それから、人殺し....他にも言われてはいるけどこれらが代表的に言われていたね。まぁ、でも君たちも人間たちの気持ちもわからなくはないでしょ?君たちもたまに思っていたんじゃない?やりすぎだって。いくら、人間が憎いからって限度という物があるからね。だけど、大魔王レオンは、そこがぶっ壊れているから見境なく人間を殺す。これは、君たちも知っている事だから良かったんだけど....。」「まだ何かあるんですか?」「そういえば、私は一回だけレオン様に会った事がありますが、何故か雰囲気が違いました。....雰囲気が違うというよりは、レオ様に似ていた気がしますが....。」「メア、君は運が良いね。きっと、それはレオだよ。」「え?でも....。」「魔力の性質はレオンのものだった?」「は、はい。間違いありません。」「ちょっと待ってください。話しが見えません。一体どういう事なんですか?」「おや、魔王軍の最高位の位にある十大天王の策略のグレイと呼ばれた君がわからないはずはないと思うけど?」「っ!なるほど....。そういう事でしたか!それなら、辻褄も合いますね。」「ちょっと、私はわからないんだけど?グレイ、説明しなさいよ!」
「レオ様たちは、この世界に来て初めて変わったという事だとすれば....。」「!レオ様とレオン様の人格がまだ完全にはそれぞれの人格の物ではなかった!という事?」「はい。私の推測が合っていればですが....。」「うん。正解だよ。だから、レオンの人格になっても、レオという人格が強く出て来てしまっていたんだよ。これで、分かってくれたかな?」「それについては分かりました。ですが、何故レン様はレン様の人格のままなのです?」「私が出て来ているタイミングにはレオたちが寝ているからだよ。だから、私は私のままなんだよ。」「なるほど。計って出て来ているんですね。」「まぁ、それよりこれからがレオンよりやばい奴何だけど....。君たちは聞かない方が良いかも知れないけどどうする?」「私は聞くわ。」「私も聞きます。」「そっか。なら、絶対に他言してはダメだよ?」「「はい。」」「私とレオンは、レオに作られた存在だけど....、私たちの他にもう一人いるんだよ。怪物がね。」「怪物....。」「それは一体....?」
今回はいかがでしたか?次回もお楽しみに!
次回
怪物




