表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ファンドマネージャー ~モンスターをM&Aして強くなる~  作者: 祐祐
第5章:王都

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

78/78

78話:到着

 タークス公爵領都で朝を迎えた。

 昨日話を聞いた奴隷について、何か活用方法が無いかを寝る前に考えていたが思い付かなかった。

 奴隷だからということではなく、その奴隷がどのようなジョブとスキルを持っているかで使い道は決まるのではないかという結論にはなった。


 今はヴェロニカとノクスが強くなってパーティーとして活動していくのが優先だから、奴隷を考えるのはかなり先のことになるだろうな。



 タークス公爵領都を出発して、半日は引き続き北東に進み、半日経った所で北と南西への分かれ道に到着した。

 南西にはあまり栄えた都市は無いそうで、北への道との差がとても大きく感じる。


 もちろん北に進路を変えて進んでいく。

 数時間北上すると道は緩やかに左に曲がって北北西に進路を変えた。

 そして夕方には本日の目的地であるマウス子爵領都に到着した。

 タークス公爵領都と王都の間にあるため、宿場町として栄えているようだ。


◇◇◇


 マウス子爵領都でやることも珍しいものもなく、翌日も王都に向けて北北西に進んでいく。

 アーリー男爵領を通り、タークス公爵領都から3日で王都に到着した。


 私が着いたのは南門。

 東西南北の4箇所に門があるらしいが、南門だけでも今までに見たもので一番大きい。

 それが4箇所か。さすが王都。


 門を通る人も物も多かったが、門番の数も多かったのでスムーズに通ることができた。


「すみません、王立研究所はどこにありますでしょうか」


「それなら門を出て正面に見える大きな王城のそばにあるから、真っ直ぐに王城に進んでそこで聞くといい」


「分かりました、ありがとうございます」



 南門をくぐり抜けると目の前に広がっていたのはキレイに整備された大通りとその両脇にそびえる建物の数々。

 そして、奥に見える一際大きく頑丈そうな建物。

 あれが王城なのだろう。


 門番さんに教えてもらった通りにまずは王城に向かう。

 すぐに着くかなと思って進んでいくが中々辿り着かない。

 距離感がおかしくなるくらいに王城を近くに感じるとは、一体どれだけ大きいんだろうか。


 王城までの道はとても広く、馬車が6台横に並んでも余裕があるくらいだ。

 荷物を運ぶ馬車に多くの人が乗っている馬車、貴族のものと思われる馬車と多くの馬車が頻繁に行き交っている。


 そしてそんな大きな道の両側には隙間無く建物が並んでいる。

 南門近くは宿屋や普通の家が多く、徐々に商店が増えていき、更に進むと軍の施設と思われるものを挟んで大きな豪邸が増えていく。

 王都の外側は庶民向け、内側に進むにつれて貴族向けの高級地域になっているのだろう。




 門から大体30分。ようやく王城の目の前に到着した。

 やっぱり大きい。

 クロス領都の領主館でも大きいと思っていたけど、レベルが違う。

 これが王都か。


 王城に唖然としていたが、早く目的を果たさないと。


「すみません、この近くに王立研究所があると聞いたのですがどちらでしょうか」


 近くにいた兵士のような人に聞いてみることにした。

 王城の周りだからか兵士が多くいるのだ。


「そこにある白い建物だぞ。

 入ってすぐの所に受付があるからそこで用件を伝えればいい」


 兵士さんに教えられた建物は王城の周囲にある建物の中で一番大きなものだった。

 王立研究所って思っていたよりもすごいのかもしれない。

 教えてくれた兵士さんにお礼をして王立研究所に入っていく。


「こちらにいる研究員のゴードンさんとの約束で参りました。

 こちらが紹介状になります」


 兵士さんの言う通り入ってすぐの所にギルドの受付と同じようなカウンターがあったので、そこにいた人に用件を伝える。


「拝見します。

 ……確認してまいりますので、そちらで座ってお待ち下さい」


 紹介状を見た受付さんは紹介状を手にしてどこかに行ってしまった。

 仕方がないので言われた通りに入口近くにあった椅子に座って待つ。



「お待たせしました。

 いやー、思ったよりも早く来てくれて助かりましたよ」


 受付さんではなく、カッコイイおじさんがやってきた。


「ああ、ゴメンね。僕がゴードンです。

 ようこそお越し下さいました、ディックス君」


「初めまして、ディックスです。よろしくお願いします」


「さて、王都までの移動で疲れているでしょうから今日は休んで下さい。

 詳しい話は明日にしましょう。

 ディックス君を客室に案内して下さい」


「分かりました。ディックスさん、こちらへどうぞ」


 ゴードンさんは去っていき、受付さんが案内してくれるようだ。

 客室への道中で受付さんに聞いてみると、王立研究所には研究員以外にも私のように様々な協力者が国中からやってくるため、そのような人のための客室が用意されているそうだ。


 案内された客室はトヤダンジョンの宿と同じくらい立派で、ふかふかのベッドが備え付けられていた。

 そして客室に運び込まれた夕食は、今までで一番の種類の多さで食べたことのないものが多く出てきた。


 どれだけ協力者にお金を使っているんだろうか。

 それだけ研究に王国が力を入れているということになる。

 私は王都にいる間に何ができるのだろうか。



xxxxxxxxxx

所持金:2,039,980G

xxxxxxxxxx


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ