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勇者の守護者〜誰かのために出来る事〜  作者: Dr.醤油煎餅
第六章 超級と勇者
116/151

100話:悪魔と契約

祝!! 100話達成!!

 一夜明けると、ジンは寝床から起き上がり。外に出て、日課の鍛錬をこなす。数十分程で鍛錬を切り上げて、朝食の準備。


「ディフォルト的な朝食だな」


 ジンがぼやいた通りに用意したのは、白米、焼き魚、味噌汁、漬物であった。一般的な和食の朝食と言えるだろう。

 ジンは悪魔の女性をどうしようかと考える。彼女はどういった存在なのか分からないため、朝食を用意しようにも何が主食なのか分からず、というか回復して食事できるのかも怪しいのだ。下手なモノを用意して回復の邪魔にはなりたくない。もしかしたら、とんでもないゲテモノで回復するのかもしれない。

 朝食の準備を整え、悪魔の事で頭を悩ませているジンが悪魔の様子を見に行くと寝台にその姿はなかった。


「ビックリした?」

「まぁ、驚くよ」


 悪魔に後ろから声を変えられたジンは少しびくっとしてしまう。ジンは悪魔がいなくなったことで少し動揺したのも事実だ。それを動揺させた本人に言われると少しムッとしてしまう。

 しかし、苛立ってもしょうがないと息を吐いて気持ちを静める。


「もう回復したんだな」

「ええ、お陰様で」


 回復した女悪魔は銀色の長髪に切れ長ではあるが整った顔立ち。シーツを羽織っただけ状態からもわかるくらいの魅力的な肉付き。菜花達がいた世界なら、アイドルでも、女優にでもなれるだろう。


「服を用意した方が良いか?」

「んー、着た方が良い?」

「…………だいぶ悩むが着てくれ。俺が興奮して話しにならない」


 ある意味正直な要求をするジン。女悪魔も正直なジンに苦笑いをする。しかし、彼女に合う服は無いのでジンのTシャツとラフなハーフパンツを貸してあげる。これはこれで合わない感じがグッとくる。


「結局最後まで見たんだね」

「色んな意味で気になったし」

「別に恥ずかしくはないけど、下が反応してくれないのは寂しいね」

「俺のは自制できるだけだから、心は興奮してるから気にすんな」

「それはそれで、複雑な気持ちだね」


 下ネタ含めた会話は、1000年前に生きた悪魔と超級冒険者同士の会話としては実にしょうもないモノであった。


「そう言えば、名前を聞いていなかった。教えてくれるか?」

「………名前は無いの。君の言う千年前に取られちゃったから」

「名前を、取られる……………」


 別にありえない話ではない。ジンはその実例を知っているからありえない事と否定する気もなかった。だれが何の目的で取ったのかも知らないが絶対に面倒の予感しかしなかった。


「名前は後で良いか、先ずは飯にしよう。口に合うかは分からないけど」

「人のご飯か楽しみだね」


 ご飯の事を聞くと嬉しそうにして女悪魔はジンについていく。


*  *  *


 用意された朝食をジンと女悪魔が片付けると取りあえず、紅茶を淹れて今後について話す事にする。


「うん、朝食もそうだったけど家庭的だね」

「身に付けて置くに越したことは無いからね。案外便利なモノさ」


 紅茶の味を批評する女悪魔。1000年前は良い所のお嬢様だったのかもしれない。味覚が違うのかもわからないから、本心は知らないが。


「さて、話をしようか」

「何が聞きたいの?」

「歴史の事は後で聞くとして、取りあえずこれからの事も考えなくてはいけないから。………………聞きたい事は先ず二つ、一つ目に復讐の対象を教えて欲しい、理由は聞かない。二つ目に君を俺の物にしても良いかどうか」

「うーん。一つ目から話そうか」


 そうして静かに女悪魔は話を始める。


「復讐したいのは全部で十匹。全て私達を裏切った奴等」

「…………悪魔でも流石に千年は寿命の方が尽きているんじゃないのか?」

「そうだね。こっちの時間に換算すると大体寿命は三百年くらいかな。悪魔も寿命は尽きてる、けどね。悪魔にも奥の手というか少し特殊な切り札があるの」

「ほうほう」

「私達には武器や装飾品に憑依してそれらを装備した奴に対して肉体を乗っ取るっていう手札があるの。装備品へ憑依できる基準としてはその装備品が自分にとってちょうどいい強さならいい感じだと思う。弱すぎたら器として機能しないし、強すぎたら逆に自分が食われる」

「見つけ次第。破壊が一番かな」

「うん。それでいいと思う」

「目星とかないの?」

「うーん、あいつ等はプライドは高いから無駄に強い剣とかに取り付いてたりするかもね」

「見つけるのは難しいかもな。……………というか何で十匹なんだ? 聖魔大戦が終わった時にはまだ数百はいたはずだけど。まぁ、その後の勇者との戦いで十にまで減ったようだけど」

「奥の手の使い手は少なかったからね。使い手が同じ手で生き残っていると考えると私の知っている中で復讐対象の悪魔は10匹。それ以外は寿命で逝ったと考えてるよ」


 シルンは手を開いて数を示す。憑依の使い手は少ないらしい。


「あと、装備者の乗っ取りにも条件がある。一つ目に自分の精神状態に近い事。これは色々あるけど、気が合うくらいで大丈夫かな。二つ目に最低限の強さを持っている事。乗っ取れる時点でそれは証明されるからこっちはそんなに重要じゃないかな」


 ジンは悪魔の乗っ取りの方法と条件に付いて教わった。いまの所弱点が無いように感じる、唯一あるとすれば相性が合わない事により乗っ取れない事だろうか。


「これの利点としては肉体に定着しないから、支配している肉体が倒れても、また別の奴に握らせれば乗っ取れる」

「武器を見分ける方法とかはないのか?」

「個人差はあるけど等級に似合わない程の力、後は道具に黒い紋様入るとか、道具の変色もあったかな」

「例になる物が少なかったのか?」

「そうだね。あれは悪魔の中でも使える者も少ないし、私も実例を見たのは数えられるほどかも」

「取り合えず、十匹の討伐を目標にするって事でいいか?」

「うん。……………それで二つ目の方なんだけど、私をどうするの?」


 女悪魔は艶やかな笑みでジンに凄む。美人の笑みは迫力があるなと、場違いな事を考えながらジンは提案を話す。


「俺の従魔にならないか?」

「従魔?」

「今、この世界には契約により生物を隷属させる術がある」

「………隷属。私に掛けるの?」

「契約の概要としては下僕は主に絶対服従、けど生命に関するような指示には服従させられない。加えてこの契約により能力が底上げされる、そして君の正体がバレたとしても俺の従魔と言えば殺されることは無いだろうよ」

「身元を保証してもらうって事?」

「戦力強化に情報収集能力の向上。君の復讐に役立つならこれ以上ない人選だと思うけどね」

「有力者なんだね」

「うん。君が復讐したいと望んでも、対象を探す事から始めないとでしょう。奴等にも目的があるのかもしれないし、発見されれば悪魔の君はこの世界じゃ排除されるだけ。動けばそれだけ対象に気付かれる可能性が高い。そうなれば阻止される可能性も高い」

「君に付いて行った方が何かと便利で都合がいいって事?」

「後は君が俺を信用してくれればね」


 ジンは契約の判断を女悪魔に任せる。


「良いよ。契約しようじゃないか、存分に私を使役して頂戴」

「分かった。存分に君の力利用しよう」


 ジンと女悪魔は不敵な笑みで微笑み合う。こうして、太古の悪魔と今を生きる人間の二人が契約することが決まった。


*  *  *


 従魔契約の手順は最初に【無地の魔方陣】を女悪魔の体に仕込む。入れ墨やシールではなく今回は特殊なインクを使用する。契約による拘束力を強化する為だ。契約するのが大物の為、スライムやスケルトンと契約したように適当にやってそれでいいという訳にはいかない。失敗するモノではないが、何が起こるのか分からないで準備は万端にだ。


「………今更なんだけど、なんであなたは私の復讐に力を貸してくれるの?」


 本当に今更な質問だ。こんな土壇場に聞く事ではない気がする。ジンはそう思いつつ腰に書いている【無地の魔方陣】を書き上げる。


「………俺も、復讐したいと思っている奴がいるからね。気が合いそうだったのが一つ」

「それで………?」

「俺の下には何かに復讐したいってやつらが沢山いる。そいつらは目的を成し遂げたらなんか空っぽになりそうでな。折角、自分の力を積み上げていったというのに、クソの為にしか使わないなんてもったいないじゃない」

「もったいない?」

「そう。何で恨んでたやつにしか力を使わないのかなって思ってね。誰かを恨んでるんだったらさ、自分の力はそいつの為じゃなくて自分の為に使わなくちゃじゃない? だからもったいないって思ってね。誰かの復讐に俺が手を貸し、そしてその先の人生も自分の為に進んで欲しいのさ」

「………ふふ、素敵な理由」

「手を出すなって言われることも多いんだけどね」

「人によってはそうかもね。……んっ」


 ジンはインクを片付ける。その間にインクを乾くように風を送る。女悪魔には少しくすぐったかったようで変な声が漏れる。


「後は、君が魅力的だからかな?」

「最初はあんな干からびた姿だったのに?」

「そっちであっても女なら魅力的なのさ」

「見境なしかい………」


 折角、感心したというのに、何というか呆れる言動だ。でも、だからこそ信用できると女悪魔は感じた。そして目の前の彼は頼っても良い存在だと、少し安心できた。


「それじゃあ、処置を始めようか」

「うん。お願い」


 【無地の魔方陣】は定着したようなので、魔方陣を描いた女悪魔の腰にジンの血を少しつけ契約を始める。魔力を流すと【無地の魔方陣】が変化を始める。魔方陣とした紋様が変わって、次第にジンの紋様へと変化する。完全に変容すると契約が完了する。


「ほい、完了」

「おー、なんか綺麗だね」

「そいつは、ありがとう」


 女悪魔は体を起こし自分に入った契約の証を確認する。その所為でグラビアのようなポーズになっている。


「もう少し聞きたいことがあるんだけど、付き合ってくれる?」

「了解、ご主人様」

「ご主人様はやめてくれ」


 ジンは照れ臭そうにする。女悪魔は悪戯っぽく笑っている。悪戯好きの女悪魔はその後もジンを弄るのだった。


*  *  *


「自己紹介がまだだったな」

「本当だ。なんで気付かなかったんだろう」


 互いに名前を知らないというのに自分を捧げる契約をした彼女はアホの子なのだろうか。それは良いとして、礼儀としてちゃんと自己紹介をする。


「じゃあ、改めて。俺の名前はジンだ。けど、身内以外にはリョウで通っているから。外ではそっちで呼んでくれ」

「うん、分かった。それじゃあ、私に名前を付けて」


 女悪魔は両手を伸ばし、おねだりする。つい、ドキッてしてしまう格好だ。


「名前か、そうだな……………………。なやむなぁ…………」

「本当に悩んでるね」


 ジンに名づけのセンスはない。なので名前を引き出すのも苦労するのだ。


(銀髪、悪魔、強欲の悪魔――、マモンって呼ばれてたっけ? 何かないモノか、ああ、こういう遊びの知識が足りないな)


 ジンは考えて、考えて、思考の海の底に沈んでいく。ジンは思考で軋む頭を悩ませ、答えを出した。


「…………シルン」

「?」

「お前の名前はシルンだ」


 シルバーにマモンでシルン。ジンは女悪魔にシルンと名付けた。女悪魔――、シルンの体が淡く光るとステータスの欄にシルンの名前が記載されていた。


◇  ◇  ◇


シルン 種族:最高位悪魔 性別:♀ 年齢:1027歳


職業:魔爪神


レベル:1

HP :2000/2000

MP :202000/202000

STR:2000

DEF:2000

RES:2000

AGI:2000

INT:2000



称号:異世界転移者 七大悪魔【強欲】 奪われた者 復讐者 苦しみの涙 寂しがり屋 万能者 吸いだされた者


コモンスキル


・戦闘スキル

爪神    (Lv10)

体戦    (Lv10)

射撃    (Lv10)

狙撃    (Lv10)

闘気術   (Lv10)

高速立体機動(Lv10)

軍団指揮  (Lv10)

死圧    (Lv10)

危機感知  (Lv10)

罠感知   (Lv10)

気配感知  (Lv10)

超異常耐性 (Lv5)

超衝撃耐性 (Lv3)

超斬撃耐性 (Lv2)

超強魔耐性 (Lv10)

超聖天耐性 (Lv10)

深紅耐性  (Lv10)

青耐性   (Lv10)

緑耐性   (Lv10)

黄耐性   (Lv10)

藍耐性   (Lv10)

橙耐性   (Lv10)

潜伏観察術 (Lv10)

戦闘術   (Lv10)


・魔法スキル

魔術    (Lv10)

深紅魔法  (Lv10)

青魔法   (Lv10)

緑魔法   (Lv10)

橙魔法   (Lv10)

無色魔法  (Lv10)

魔術付与  (Lv10)

魔法付与  (Lv10)

魔術回路形成(Lv10)

魔力視認  (Lv10)

魔力精密操作(Lv10)

使役魔法  (Lv10)

常闇魔法  (Lv10)

閃光魔法  (Lv10)

次元魔法  (Lv10)

身体魔法  (Lv10)

魔力同調  (Lv10)

魔力浸透  (Lv10)

魔力譲渡  (Lv10)

魔力解放  (Lv10)


・生活スキル

農耕作業  (Lv10)

計算    (Lv10)

読み書き  (Lv10)

裁縫    (Lv10)

話術    (Lv10)

交渉術   (Lv10)

古代語   (Lv10)

舞踏    (Lv10)

礼儀作法  (Lv10)

鑑定遮断  (Lv10)

鑑定    (Lv10)

教育    (Lv10)

操車    (Lv10)

飛行    (Lv10)

応急処置  (Lv10)


・創作スキル

整備    (Lv10)

修理    (Lv10)


固有スキル

復讐

強欲    (Lv10)

煉獄門   (Lv10)

深紅の淵  (Lv10)

悪魔魔法  (Lv10)

異世界人補正


ギフト

悪魔王の加護

従魔契約:ジン


◇  ◇  ◇


(凄まじいステータスだ。人間とは思えない、いや、悪魔なんだけど)


 今はジンの方が強いが、彼女がジンと同じレベルになれば彼女の方が上になるだろう。素質だけなら勇者よりも上である。


「あー、私のステータス見てたでしょ。……エッチ」

「じゃあ、インクあるから自分に書いて見せてくれ」

「いや、いい。好きに見ていいよ」


 シルンも流石にジンの変態的な発言に引いている。ジンもやっちまったなって思った。けれど、後悔はない。普段言えない、出来ない、セクハラをこの時にしてしまおうと考えていた。何となくジンも溜まっているものがあるのでこれを機に発散させたくなってきた。


「勇者よりも強くなりそうで困ってる」

「んー。今の勇者どんな子たちなの?」

「戦闘のせの字も知らない素人達だったよ。今は大分マシになったけど」

「そっかー、前の勇者とは大違いだねぇ」


 史実的には宿敵だろう勇者には合ってたのだろう。シルンは懐かしそうにしている。


「流石に千年前からは代替わりしているね」

「まぁ、流石に寿命は無視できないだろ」


 シルンはそこら辺はドライなようだ。まぁ、敵同士だったのだろうし仲良くしている方が難しいのかもしれない。


「もうちょっと、道具に憑りつくことについて教えてもらっても良い?」

「構わないけど、何が聞きたい?」

「先ずは、どれ位の等級に乗り移れるのか知りたい」


 そう言うと、ジンはインベントリから各等級ごと、八級から超級までの刀と道具を取り出す。


「これらの間でシルンならどれに乗り移れる?」

「私の事でいいの?」

「相手がどれ位できるのかもわからないし、先ずは手ごろでどれ位なのか見たい。」

「なるほど。だったら、ここからここまでかな?」


 そう言うとシルンは一級と特級の刀剣を指す。


「超級には乗り移れないの?」

「出来なくはないけど、武器の我の方が強すぎて支配しきれないんだよ」

「自分の力が強すぎて等級が小さいと壊れてしまうのは何となくわかるんだけど、超級にある武器の我ってなんだ?」

「そのままの意味。この剣には相当に強い自意識がある。武器の中には自分が認めないと力を貸さない奴もいるけど、これもその類。そっち系は適性がないと乗り移れないし、あっても均衡が破れれば飲まれる」

「ほーん、じゃあ、コイツの適性も調べてみる?」


 ジンはさっき出した超級の刀を鞘から取り出す。すると、深い青色をした綺麗な刀身があらわになる。それを見たシルンは言葉を失いつつもうっとりとした表情になる。


「………きれい」

「そう思う?」

「うん、ここまで綺麗な武器は私も見た事ない」

「なら、適性はないな」

「そうなの?」

「俺はこいつを悍ましい見た目をしていると思っている」

「感性がオカシイだけなんじゃないの?」

「心外だ。理由を説明してやるから外に出てくれ」


 そう言ってジンは秘密基地の外に向かい、シルンもそれに付いて行く。

 外に出ると、ジンは【暴食】の【胃袋】から生きたゴブリンを取り出す。


「グギャ! グギャ!」

「活きが良いね」

「すぐに無くなるさ」


 そう言ってゴブリンに鞘に納めたさっきの刀を投げつける。


「グギャ?」


 ゴブリンは不思議そうにしながらもそれを持って、鞘から刀を出す。鮮やかでありつつ上品な刀身が現れる。ゴブリンは魅せられたようで、顔をほころばせている。


「ギャギャギャッ! ッグっ!」


 喜んでいたゴブリンが急に苦しみ始める。次の瞬間、口から蒼い火を吐いたと思ったら全身が火に包まれる。その凄まじい火力により瞬時に炭化してゴブリンの全てが灰になる。

 一瞬の出来事であったが壮絶な景色にシルンは言葉を失う。


「【妖刀・蒼怨(ソウエン)】。素質の無い奴が刀身を抜けば、恨みの炎で全身を焼かれる」

「とんでもない能力ね」

「コレでも甘い方の奴さ。世界にはもっと酷い能力がある」


 ジンが見た超級武具の中には本当に酷い武器もあった。今はそう言うのは個別に封印を施ししている。ジンは個人で三つ持っているが、ニホン商会でならもう少しある。大国なら五つは保有しているだろう。


「それよりも、お前さんに服とか買わないとな。街に降りよう」

「もう、聞きたいことは無いの?」

「今は良いさ。それよりも、女の子なんだ綺麗な服で飾ろうか」

「………うん」


 ジンの誘いにシルンは綺麗な笑みでこたるのであった。それから、祈達がルーカスに来るまでジンとシルンと従魔たちはルーカスで楽しく過ごすのだった。

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