再び多種族パーティー
ドワーフの里に着くと、お約束の様に大きな建物に通され、里長に面会する。異世界人が救世主になる言い伝えは共通で、エルフと同じ様に歓迎された。
鍛冶技術を習ったり、ドワーフ特有の土魔法の練習をしたりして過ごしていると、レベル1の月が多種族パーティーのスカウトとして現れた。当然ソレに参加、馬車で王都に行って、ギルドでメンバーと対面するのはエルフだった時と同じだった。違うのは自分がドワーフのディーンの姿で、エルフだった時の自分と全く同じ姿の、サバドというメンバーがいる事だった。
大蛇の討伐もエルフの時と同じ。受付で貰ったアイテムは特に当たりは無かったが、アイテムバッグには、12番目の龍の山を攻略した時のアイテムが詰まっているので、開始早々の雑魚相手を、カンストに近い装備で蹴散らし、ガンガンとレベル上げていった。双頭即死毒の蛇は、エルフ時代に鍛えた弓で倒し、前の能力がそのまま使える事を確認した。
ドワーフとしてのメリットを確かめる。土魔法で壁を作って魔物を捉えたり、石礫を飛ばしたり、剣や盾を整備して戦闘力や耐久力をアップさせたりした。
エルフのサバドには自分の経験で、他のメンバーにはエルフの時に一緒闘った経験でアドバイス、危なげなくクリア、順調にレベルも上げて行った。
ラスボスの大蛇をゆいの弓1矢で仕留め、山頂と麓を往復して暴れ馬に必要なレベルを獲得してから街に戻った。
ギルドに報告すると、やはり次のミッションが待っていて、直ぐに暴れ馬の山に向かった。
同じ様に蹴散らし、次に備えてレベル上げ。装備の性能も上がっているので、レベルのハードルは下がっているが念のため、前回と同じ様にゆい以外のメンバーを100迄上げておいた。
同じ様に12番目の龍の山迄進む。前回より早い7年と118日でのチャレンジだった。サクサクと6番目のエリアボスを倒し、メンバーのアイテムを回収して、金の龍に会う。
「よく来たな、願いを一つ叶えよう。」
「では、種別と性別を選ぶ所に飛ばして下さい。」
「そんな事で良いのか?」
「はい、お願いします。」
「承知した。」
前回と同じやり取りで再スタートを切る。
真っ暗な所での案内も3回目、何事も無く獣人を選択。密林に現れ、メルクルの着替えをアイテムバッグから出して、獣人の集落を探した。
その時点でのレベルは6594、既に単独で龍に会えるだろう。サクサクとクリア、他のメンバーのレベル上げの時間は必要で6年程掛かった。
次は鬼人でレベル7953からスタート、やはり6年ちょっとでクリア。その次が龍人で8993からスタート、5年と359日でクリアした。
その時点でのステータスが、
龍人
性別 女性
年齢 16歳
レベル 9813
スキル ヒールSSS、グロウB、サポートA、リザーブSS、ブーストA、生活魔法A、戦闘魔法B、創造魔法D
経過日数 2185/3652
伸び率は下がったが、次回はマックスが9999か、まだ桁が増えるのか解るだろう。一周毎に貰ったスキルは治癒治療の『ヒール』最初からSSS、レベルアップを促進する『グロウ』は貰った時はFだったが、Bに上昇。魔法の制御を向上させる『サポート』がCスタートでA。魔力の補給が出来る『リザーブ』はSからSS。魔力の出力を上げる『ブースト』がDからA。一般的には一つある事さえ珍しいモノが5つ。但し全てが非戦闘系。選択肢に追加は無いので、最終の6周目も戦闘系は望めない。




