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後から来た二人

 話を聞くと渚ちゃんと海くんという子は私達の後にこの空間に迷い込んだらしい。渚ちゃんは大学生で私の二歳下、海くんは幼稚園でこちらもうちの康行の二歳下だと。でも空くんをおんぶしている海くんは少なくとも10代前半かそれ以上で、この中の誰よりも背が高かった。

「あの……、ちょっと説明が難しいんで、その辺りは流してもらえば……、はい……すみません……」

 この子たちと空くんと風香ちゃんは、あの屋敷がこちらの世界とつながったので脱出を始めたという。

 二人は色々とこちらの知らない情報を持っているらしいのだけど、とにかく今は体調の思わしくない海くんを病院に連れていくことが優先だ。

 状態を見ると軽い肺炎を起こしていてもおかしくない。問題なくこの屋敷の周りの空間から病院までたどり着けるかも心配だ。

「おじいさんは? 屋敷に残ってるのかな? 身体も良くないだろうし――」

 全員が、ハッと驚いたような顔をして表情を曇らせた。ああ、間に合わなかったのか。私がここを出てから、どれだけの月日がこの空間では流れていたのだろう。

 質問の答えを聞く前に目をそらしてしまう。

 そらの視線の先に、庭のお墓があった。


 そこにみんなと一緒に埋めたのを思い出した。



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