表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
7/81

事件 序章

 燃える柱、逃げるメイドたち、その流れに逆らい走るシンプルな鎧を身に着けた男。

 しかしその左腕は千切れそうでだらんとしており、全身血まみれである。

 なぜそんな状態にで走るのか。

 否、俺が走らせているのである。

 どうしてこうなった。

 早くメアリを探さないと。

 数日一緒にいただけだけど、愛着が湧いてしまった。

 毎晩、毎晩俺に話しかけてくる可愛い奴なのだ。

 返事もしないし、頷きもしない。

 だけど毎日話しかける彼女は俺と話していたのだろう。


 バタリと使っていた身体が倒れた。

 足が千切れたのだ。

 すぐにその体から抜け出し近くの兵士の死体まで根を触手化して這いずる。


 あの時、そう根を復元させたあの時、いきなり上から炎が降ってきたのだ。











 花瓶は倒れ俺は絨毯に叩きつけられる。

 その後俺の花びらは燃えたのだ。

 花瓶の水ですぐに消えて燃えたのは一瞬だが俺の花びら数枚は焼け落ちた。



 ああくっそ。

 なんで燃えてんだよ。俺の美しい花びらが落ちちゃったじゃねえか。


 レベルが上がりました。


 は?


 進化権を所得しました。

 進化しますか?


 えっと何言ってるかイマイチ飲み込めないが、、、。

 これは進化したほうがいいだろう。

 進化するということはパワーアップするということだ。

 なら当然進化する。


 進化完了。

 雑草から夜ノ華に進化しました。


 俺って雑草だったの!?


 進化ボーナス獲得

 スキルポイント3000獲得


 めっちゃもらえるじゃん!

 スキルつけ放題じゃん!

 夜間行動解除!

 スキル獲得するぞー。

 あっつ!忘れてた、ここ燃えてんだった。

「おい!敵襲だ!メアリ様を守れ!、、、いないっ!?」

「メアリ様はアルメス様とともに食堂だ!俺らは敵の始末にいくっ グハッ、、、」

「おいどうした! ウッ!」

 、、、本格的にヤバそう。ただのボヤじゃなかったのか。


 スキル・魔法獲得一覧

 光合成  300pt

 光合成強化 出来ません

 、、、

 根っこ触手化 2500pt


 今我が悲願が!男の夢が!ちょっと高いけど!

 根っこ触手化を習得しました。

 ウェェェェェイ!

 残りはいざというときのために残して置こう!

 さぁ早く使おう!そして逃げよう!


「おい!そっちは見つかったか!?」

「だめだ。早く見つけろ!メアリというガキだ!さっき食堂いるとそこの兵士が言っていた!早く始末しろ!」


 、、、少し遠回りするか。

 夜間活動開始!

 触手化発動!

 すると俺の白とピンクの根っこがモゾモゾと動き出す。


 、、、おせぇ、とてつもなく動くスピードがおせぇ。


 触手化発動を確認 一時的に寄生を使用できるようになりました。

 おいおい、グロテスクすぎるだろそれは。

 まぁいいや、そこの死体でも寄生できんのかな?

 鑑定発動!


 寄生

 生物にとりつき身体権を奪う。

 自分のスキルレベルより抵抗力が上だった場合ほとんど成功しない。


 肝心なことが書いていないな。

 、、、そこのさっき悲鳴を上げてた兵士、まだかろうじて生きているのか。

 どっちにしろもう死ぬんだ、コイツは。

 寄生発動!

 俺は兵士の首、、、脊髄の部分に根を差し込む。

 兵士は少し痙攣し動かなくなった。

 身体権奪取成功。

 腕を動かす。

 足を動かす。

 人間だった頃の感覚を思い出しゆっくりと動き出す。


 たしか食堂にいくとか言っていたな。


 その時背中とお腹に触られた感覚があった。

 振り返ると黒装束の男が後ろから剣を突き刺している。

 腹を見ると鎧を突き破り銀色の尖ったものが生えていた。



ステータス

寄生中

スキル・魔法

部位復元・小

夜間行動

鑑定

根っこ触手化

スキルポイント660


読んでいただきありがとうございました。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ