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万能工作艦明石の軌跡  作者: 髙龍


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第百七十話

翌日、俊とマーチェはウェルストンの案内でキリスのステーションを巡っていた。


キリスのステーションはハーリー星系のステーションより大規模だが現在も増築している最中だ。


「まだ増築しているんですね」


「あぁ・・・。それはハーリー星系との取引の結果です。今までは十分だったんですが人が増えましたから」


「なるほど・・・」


ステーションの増築というのはよく考えて行わなければ居住性が損なわれる。


古いステーションでは迷路のようになっている所もある。


キリス星系のこのステーションはそうならないように計画的に造られているようだ。


「何か他に行ってみたい所はありますか?」


「そうですね・・・。では、造船ドッグを見せてもらってもいいですか?」


「わかりました」


ウェルストンが案内してくれたのは軍艦をメインに造っている企業の物だった。


「これは駆逐艦ですか?」


「今、造っているのは駆逐艦ですね」


ウェルストンは駆逐艦のデータを端末に転送してくれる。


「少し型番が古いような・・・」


「あぁ。そうですね。普通の領主に許されるのは銀河帝国艦隊で運用されている艦の型落ちなんですよ」


「そうだったんですね」


「これでも性能は十分ですからね。後、メリットもありますよ」


「メリットですか?」


「故障してもパーツは豊富にありますから修理がしやすいんです」


「整備性は重要ですね」


俊の所にあるのは最新艦だがパーツについては出回っていないため修理が必要になった際、パーツから造られなければならない。


最新型には最新型の悩みがあるということだ。


「そうだ。俊殿にお願いしたいことがあるのです」


「何でしょうか?」


「うちの艦隊と模擬戦をしてはいただけませんか?」


「模擬戦ですか?」


「はい。隣接する関係上、共同で行動することもあるでしょう。そこでお互いの実力を知っていればスムーズに進むと思うのです」


「一理ありますね。わかりました。調整してみましょう」


大規模な艦隊戦はそうそう起きる物ではない。


模擬戦を通して今の戦力の実力を知ることもできるだろう。


願ってもない機会だ。


「ありがとうございます。では、詳細を詰めましょう」


ウェルストンは楽しそうに出せる戦力を送ってくる。


その数はかなりの量だ。


「ウェルストン卿。正規軍以外を出しても?」


「構いませんよ」


ハーリー星系の星系軍だけでは数が足りないため女性陣にも参加してもらうことになりそうだ。


それぞれ仕事はしているが嫌がられることはないだろう。

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