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   :短い会議

短すぎる・・・・・こんなの会議とは呼ばないような・・・w




また来てくださった方ありがとうございます!

はじめての方はこれからもよろしく!

みんな、楽しんでくれれば幸いです^^

「っで、実際の所何をどうするんだ?」

「一閃をこの『地獄の使者』に連れ戻せばいいんだろ、強引にでも連れて帰ればいいんじゃないか?」

「それが出来ないから考えてるんだよ~、もっと考えて発言しようね、彰」

「みんなで行けばなんとかならないのか?さすがの一閃でもこのみんなには勝てないだろ」

一閃を無理矢理連れ戻すという方向で話が進むなか、三人がそれに反対した。

「無理だよ、一閃はそんなんで連れ戻せるようなたまじゃない・・・それに、私は以前のままの一閃を連れ戻したいの」

「駄目でしょ、って麗香様の言ってることに賛成します」

「お前等死ね!!そんこと出来るわけねぇだろうがあ!!もっと無い頭を総動員して、自分で纏めてから発言しやがれ!」

若干一名ここには相応しくないほどの暴言を吐く奴が居るが、誰もそいつに文句は言わない。

「再砂、落ち着いて・・・・それでね、一閃が何故ここを抜けたかを考えたの、答えは分かったわ・・・」

麗香は一呼吸置いてから、

「一閃は『八皇』という伝説の組織から私達を護る為に抜けたと思うわ、だったら・・・私達がすることは分かるわよね?」

「そうですね、『八皇』を潰せば一閃は目的が無くなり戻ってくる・・・!」

麗香はその言葉に頷く。

だいたいの人はこれに賛成のようで、みんなウンウンと頷いている。

その中で京と再砂だけは、腑に落ちないといった顔をしている。

おそらくこの中ではもっとも『本当の』一閃を知っているであろう二人だ。

「再砂、それから京・・・何か引っかかる事でもあるのかしら?あるなら話して頂戴、あなた達なら良い作戦の一つや二つあるでしょう?」

麗香に言われて京がすこし嫌な顔をする。

「言いなさい、京」

「多分、それが出来たとしても一閃が戻ってくる事はないと思いますよ、理由は言えません」

「・・・・再砂は何か言う事はあるのかしら?」

「俺が言う事は何もないぜ、俺にはここを守る以外のことはしない、そして一閃がそんなことで止まるとは思わない」

再砂はそういって逃げるように窓から飛び出た。

それを見ていた京が仕方ないと言った感じで言う。

「それでも、当分の目的としては妥当だと思うわ、それでいっても構わないと思いますよ」

「結構、これでいくわ、各組織は個々に準備をして頂戴、準備が出来次第報告を頼んだよ、私はここで待ってるから」

みんな思い思いに部屋を出ていく。

残ったのは麗香、冥、そして京だけだった。

「麗香、私は今回の作戦では役に立てそうにない、それだけ言おうと思ってな」

「どうしてなの?どこか体調が悪いの?・・・・・それとも私が隊長だから?」

「いや、一閃が本気を出すと水が無くなり、雲が無くなる、私にとって日の光とは最強の敵であり、唯一の天敵なのよ」

「そう、なら、気にしないわ」

「ごめんね、でもちゃんとその他の事を頑張って手伝うから、追って分身に伝えさせるよ」

「たのんだわよ、京」

そういって麗香が出ていった。

残るは、京と冥。

「京様、私に一閃について何か知っておくべき事を教えていただけないでしょうか?麗香様の助けになりたいのです」

「そうね・・・・あなたに言える事は少ないわ、私は麗香に仕えているから・・・・・でもね、一つだけ助言しといてあげる」

京は冥に近づいて、口を耳に近づける。

「もしも一閃が来た時、麗香が悩んだら、その背中を軽く押してあげて、多分麗香は絶対に躊躇うと思うの、だからその背中をソッとね」

「はい・・・・・わかりました、任せてください!」

京は笑って、血となってパイプに入っていく。

冥はそれを見送ってから、部屋を出ていった、自分の成すべき事を成す為に。

感想がほしいいいいいいいいいい!!!(笑)



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