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Police・Different World・Trip  作者: 疾風の焼き鳥二十九号
33/35

第三十三話 BLOOD

「行くよ?ワンコ、グリーン。」


先ほどまでは圧倒していたはずの男が、今度は逆に押されている。“親衛隊”を名乗る男の攻撃を避け、二対の剣を操り的確に急所を切り裂いていく一人の“人間”。回し蹴りを腹部に直撃させ、怯んだその瞬間に片腕が切り落とされる。

「人間風情が!この私を誰だと思ってる!?私は魔王親衛隊の一員だぞ!?」

「別にあんたが誰だろうとどうでもいい。でもあんたを“殺さないと”罪の無い人間が犠牲になるんだろ?」

残った片腕で反撃をするも、回避され腹部が切り刻まれる。

「この…化け物が!」

「少なくともあんたには、言われたくないよ」

血飛沫が飛び散る、戦いはフィナーレを迎えようとしていた。

「魔王様!親衛隊隊長!私は、この反乱者を!」

勇ましく突撃する“親衛隊”の男。

戦いは“親衛隊”の死によって幕を下ろした。だが、それと同時にもう片方の男も気を失い、地面に伏した。


~to be continued~

「二つのクリスタルが破壊されたか…面白い。」

薄暗い一室で、魔王に行われた報告。

「それで、王都は占拠したか?」

「はい。あとは…」

魔王が一声発すたびに、底知れぬ邪気が部屋を満たし外へ溢れでる。

「では任せたぞ、“親衛隊隊長”よ」

「かしこまりました」

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