22/35
第二十二話 “勇者”弘瀬成木
いかにもそれらしい服装をした少年が近づいてきた。
勇者「俺の名前は弘瀬成木、宜しくな。」
“勇者さん”は小太りだけど、人は外見だけで判断しちゃいけないよね。こちらこそ宜しく。
勇者「フハハ!勇者であるこの俺が来たからには!こんな砦、もはや落ちたも同然だ!」
テコ「ささ勇者様、こんなところ早く潰して、魔王の元へ急ぎましょうぞ!」
テコのじいさん、これまたキャラの濃い奴を勇者として召喚したな…学生時代の同級生を思い出すよ。けど、そんなことはどうでもいい。結城君に暴行したことを謝れ。
?「おやおや…私がいない間に、随分と派手に散らかしてくれたじゃない?」
テコ「誰だ!?」
まだ、敵は残ってたのか…これまでのモンスターとは何かが違う、特異的な物を感じる。
?「私は、魔王様にお仕えする七幹部のグラ。勇者とやら、魔王様のため、消えて貰うぞ。」
ちょうどいい、グラの相手は勇者に任せよう。両方の手の内も知りたいし。被害を抑えるため結城君に次に来る部隊を止めに行って貰った。
弘瀬「へっ、こんな雑魚モンスター、すぐに片付けてやるよ。」
お手並み拝見と行きますか。頼んだよ“勇者さん”。
~to be continued~




