ちょっとひといき.......です
「まえがき」でも「あとがき」でもないのですが....
さて、「夢を見たその後で....」第3話まで連載をしてきましたがいかがでしたでしょうか?
物語全体の3分の1を少し過ぎて、「起承転結」で言うところの「起」と「承」が終わりいよいよ「転」にさしかかるタイミングです。
ここまでスローテンポで進んできた物語も少しずつ加速していきます。
今までスローテンポで進めてきたのにはちょっとした訳があります。
理由としては、ごくありふれた日常を出来るだけ丁寧に描写したかった事と
登場人物のバックホーンを出来るだけ掘り下げてしっかりと描きたかったという訳です。
登場人物にそれぞれの想いがあり、その想いが交差していく瞬間の心理描写を丁寧に表現していきたいと思ってきましたし、
ここできちんと登場人物のバックホーンが描かれていないと今後の物語がまったく面白くないものになるのではないかと考えたからです。
小説に限らず、自分的に面白いと感じる物語は必ず登場人物が物語の中で生き生きと生活していて、一人ひとりの考え方や見ているものをしっかりと掘り下げて表現しているように感じます。
例えばヒーロー物の場合、悪者や悪役にもしっかりとしたバックホーンがあり悪者なりの「正義」があり、単純に善と悪で線を引っ張るのではなく、悪者なりの言い分や信念を丁寧に描いている作品は物語に奥行きを感じますし、悪者の言っている事にも共感できる部分がきちんと用意されているような気がします。
そういう物語では、主人公も悪人の言うことに一部共感する部分があったりして、 その事に対して悩む人間らしい主人公の姿を見ることで物語を見ている側もどっちが正しいのだろうか?とイロイロ考えさせられる.....
というような話が自分的には好みです。
とは言え、登場人物が「生きている」作品を作るというのはプロの作家の方たちでも頭を悩まされる問題なので
当然、ズブの素人の私では出来る事はたかが知れています。
ここまでの話の中で私なりに気をつけてきた事は
登場人物の名前とキャラクターに愛着をもってもらえるように各個人の性格を工夫したつもりです。
「井上 愛子」さんなんてホントによくある名前ですが(これを読んでくださっている方で井上愛子さんがいたらすみません)
彼女の性格で「城ヶ崎 麗華」って名前だとしたらちょっとピンとこないんじゃないでしょうか?
井上さんはとてもまっすぐな性格で、20歳という子供でも大人でもない甘酸っぱい感じが伝わればいいなと思っています。
自分で描いていてなんですが、実は個人的には井上さんのキャラクターは結構気に入っています。
普段は主人公に対して敬語で話をする彼女が彼に本心を言う一瞬だけ「タメ語」になる所は自分的には特にお気に入りです。
彼女がタメ語になるのは、後にも先にもあれ一回きりです。
主人公であるはずの「はるか」を完全に食っていないか少し心配ですね。
小野寺さんは最年少の16歳ながら少しクールで客観的に大人の恋愛を見ているようなところがあります。
でも、それは背伸びをして無理をした性格なのではなく自然体の若い「姉御肌」な性格を意識しました。
美香もはるかも「ありふれた」名前ですが、日常をテーマにした物語なので出来るだけ親しみやすい名前にするべきだと思いました。
彼女たちの出番も今後控えているのでネタばれは無しという事で......
そういう訳で、自分としては名前と性格にはこだわったつもりです。
それはさておき、いよいよこれから物語が本格的に動く(と思ってる)第4話の始まりです。
最後までお付き合いおねがいします☆
ご意見、ご感想などもございましたらよろしくお願いします☆




