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スタンディング・デスク使ってみました

 一年間の立ち仕事の結果、強靱な足腰を手に入れました。

 それだけではありません。座ってじっくり執筆する間がなかったため、立ったまま仕事中にちゃちゃっとメモして執筆することのできる、切り替え力も習得できました。


 今。

 仕事を退職して気付いたのですが、立って執筆すると、やけに調子よくアイディアが浮かんでくる気がするのですよね。

 どうやら、立っちっぱなしで小説の構想を練ることに、体がすっかり慣れてしまったようなのです。


 それならば、メモだけではなく、本格的な執筆も立ってやることが出来るのでは?

 座って書いていて調子が悪ければ、立って書けばいいのでは?

 そう思いました。




 世の中にはスタンディング・デスクというものがあるそうです。立った状態でばりばり仕事ができるように考案されたデスクです。

 本来の目的は、立って仕事をすることによって、カロリーを消費することだそうです。

 まあ、私はダイエットはやったことありませんし、やるつもりもありません。立ったときに執筆が進んでくれればそれでいいのです。


 で、スタンディング・デスクを探してみたのですが、日本の家具屋ではそれらしいものは発見できませんでした。

 アメリカ人ほど病的肥満に悩んでいない日本人にはニーズがないのでしょうか。

 立って執筆したいと思うほど奇抜な小説家もいないのでしょうか?


 日本の家具屋になければ、余所の国の家具屋を当たるだけです。

 IKEAへゴーです。北欧からのデスクがこの問題を解決してくれることを期待して。


 探したら、それらしいものが見つかりました。

 ……まあ、デスクワークをするためのデスクではなくて、家のバーで立ってお酒を飲むためテーブルなのだそうですが、実用には問題ありません。


 がたつきますが、手書きをする分にはノープロブレムです。タイピングはちゃんと座ってやります。


 ということで、めでたくスタンディング・デスクを入手できました。





 なぜ、立って書くと調子がいいのでしょうか?

 座位と異なり、立つために必要な抗重力筋を作用させるため、それが脳によい刺激をもたらしくれたりするのかもしれません。


 また、首や肩や腰に問題を抱えていて、長時間座っていると作業能率が落ちてくるたちです。

 座って問題があるのならば、立ってやればいいという結論に至ります。

 立ったら変化が起きることでしょう。

 立つことで症状が悪化する可能性もありますが、それはそれで修行です。


 スランプの時は、とにかく変えてみることを重視しています。

 停滞は一番よくありません。バカらしいと思っても、いろいろ試してみることで、道が開けて来るものです。






 いまや、様々な姿勢で執筆することが可能となりました。

 デスク、スタンディング・デスク……それ以外にも、自室にマイクロビーズ入り巨大クッションを転がしていて、寝転がって書くことも可能です。

 最近、ベッドを捨てて布団ライフに切り替えた結果、ずいぶん家具の配置の柔軟性が向上しました。素晴らしきは、古きよき日本式生活習慣の知恵です。


 執筆の姿勢は重要です。


 ……姿勢。


 ヨガやりながらの執筆って、はかどるんですかね?

 そのうち、やってみたいと思います。


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