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俺がお前を守り抜く
《サイド:フェイ・ウォルカ》
…どうやら立ち直ったようだな。
御堂の瞳に光が戻った。
それが確認できただけでも説得した意味がある。
「ありがとうフェイ。もう大丈夫だよ。」
壊れかけていた心を立て直した様子の御堂が俺と向き合ってくれている。
「ありがとう。」
「…いや、気にするな。」
感謝の想いを込めて微笑みを浮かべる御堂に俺も微笑みを返しておく。
「俺は俺の役目を果たしただけだ。」
北条真哉の意志を受け継いで御堂を守り抜く。
その役目を担っていると気付けたことで、
改めて誓ったにすぎない。
「お前が前に進めるように俺がお前を守り抜く。これから先に何が待ち受けていようとも俺がお前を守り抜く。それだけは約束しよう。」
誓いを立てて御堂と向き合う。
そうして徐々に収まり行く地震の中で、
俺達は静かに微笑み合った。




