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THE WORLD  作者: SEASONS
4月23日
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2085/2355

全部で6隻

《サイド:御堂龍馬》



…ん?



セルビナ軍を退けながら砦の下層を目指している途中で地下に広がる広大な空間にたどり着いた。


そしてようやく目的のモノを発見したんだ。



…やっぱりここにあったんだね。



前もってここにあるとは聞いていたんだけど。


探していたモノを見つけられたことで足を止めたんだ。



…全部で6隻かな?



飯塚さんの情報は間違っていなかったらしい。



目の前にはセルビナ海軍が命懸けで守りを固めなければいけない『海軍の命』とも言える大切なモノが存在している。



「アレさえ破壊すれば共和国の勝利は更に近付くはず!」



敵の戦力を削り取るために。


再び突撃を開始する。



別の通路から突撃して来た共和国軍とも合流して、

建造中の軍船に攻撃を開始したんだ。



「船さえ破壊すれば海軍の力は大幅に失われるはずだ!!」



僕達がセルビナ王都に進軍する間に残存するセルビナ軍によって共和国が襲われる可能性を潰しておく必要があるからね。



「全て破壊する!!」



シャイニングソードに魔力を込めて、

立ち塞がるセルビナ軍を次々と切り伏せながら建造中の軍船へと駆け寄った。



「まずは一隻!ジ・ハード!!」



全力で放つ衝撃波が完成間近だった軍船の側面に巨大な大穴を開ける。



激しい爆風と共に舞い散る木片。


バラバラになった船の残骸が頭上から降り注ぐ中で次の船に狙いを定めた。



「次だ!!」



セルビナ軍に対しては決して殺さないように手加減をしていたけれど。


軍船に対しては手加減をする必要がない。



「スーパーノヴァ!!!!」



聖剣から放たれる光の塊が隣接していた軍船に襲い掛かり、

まだ骨組みだけだった軍船を光熱で一瞬にして焼き崩していく。



「あと4隻!」



造船所と呼ばれる地下施設を全力で駆け続ける。



その間にもセルビナ軍が立ちはだかろうとしているけれど。


合流してくれた共和国軍が食い止めてくれている。



「セルビナ軍に負けるなー!」


「船の破壊を援護しろっ!!」



…セルビナ軍は他の人達に任せておこう。



突撃を開始する共和国軍に守られながら、

僕は次の船に狙いを定めることにした。



「グランド・クロス!!!」



十字に突き抜ける光の衝撃。


激しい爆発と共に揺れる造船所が一撃で崩壊し始める。



…これで3隻目と4隻目の船は同時に破壊したかな?



「残りは2隻だ。」



ほぼ完成していると思われる2隻の軍船に駆け寄る。



「これで終わりだっ!!!」



セルビナ軍の力を削ぎ取る為に全ての軍船を破壊してみせた。



「セイント・クルス!!!!」



これまでで最大の一撃を放った僕の一撃は、

すでに完成していた2隻の軍船を粉々に吹き飛ばしてから造船所そのものに対しても致命的な破壊を与える。



『ズズズズズズ………ンッ!!!』と、

奇妙な地響きと共に崩れ始める造船所。


地下が崩落する予兆を感じ取った僕は即座に離脱を開始することにした。



「急いで撤退するんだ!!」



共和国軍とセルビナ軍の両方に警告しながら造船所から離脱する。



ほぼ同時に撤退を開始した両軍の動きも見定めながら、

ひとまず地上に向かって移動することにしたんだ。



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