↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
THE WORLD  作者: SEASONS
4月23日
PR
2074/2475

今しかない

《サイド:鞍馬信彦くらまのぶひこ



「それではこれより、セルビナ王国に向けての行軍を開始する!」



「「「「「………。」」」」」



俺の宣言によって多国籍軍に緊張感が張り詰めていく。



「共和国軍の戦力は決して大きいとは言えないが、ここで戦いを諦めてしまえば共和国はセルビナ王国やミッドガルムによって蹂躙されることになる。」



多国籍軍に残された戦力は僅か1万5千でしかない。


たったそれだけの戦力で一国を制圧することは難しいだろう。



…だが。



これまでの戦いによってセルビナ王国の陸軍は壊滅状況にある。


そして陰陽師軍も大多数が失われているはずだ。


さらには昨夜の間に放っていた偵察部隊からの報告によればセルビナ側は海軍もほぼ全滅だと聞いている。



「本来ならば勝ち目などない状況だが、セルビナ王国はすでに軍事力の大多数を失っているようだ。残る戦力も限られて残存する全ての戦力をかき集めたとしても数万が限界だろう。」



多くても4、5万程度だと判断している。



「おそらく残存戦力を王都に集中させているだろうが、対するこちらは俺達とは別に海から進軍している海軍の戦力も残存しているのだからな。両軍を合流させれば王都を制圧することも不可能ではないはずだ。」



多国籍軍と海軍の両軍を合流させれば戦力は倍増されることになる。


だとすればセルビナ王都を攻め落とすことは決して不可能ではない。



「すでにセルビナ王国は滅亡の危機にある。この機を逃さずにセルビナ王国を制圧することこそが共和国の未来へと繋がるのだ!!」



進藤元帥から得た情報や偵察部隊からの情報を考慮すれば、

すでにセルビナ王国の戦力は限られている。


周辺諸国に対して援軍を頼まなければならないほど追い詰められているのだからな。



…戦うならば、今しかない。



今この機を逃せばセルビナ王国は再び軍事力を増強してしまうからだ。



だからこそ。



そうなる前に。


セルビナ王国が弱っている隙に制圧してしまうべきだと考えていた。



「セルビナ王国を制圧するのは今しかない!」



共和国への脅威を減らす為に。


そして多くの人々を守る為に。



「最後までみんなの力を貸してほしい!!」



「「「「「おおおおおおおおおおおおおっ!!!!」」」」」



心から願う俺の想いに対して、

反論する者は一人もいなかった。




評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。