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2 鶴岡八幡宮!

 

 はい、鶴岡八幡宮つづきです。

 鶴岡八幡宮の鳥居っていうのは三つあるそうで、一ノ鳥居はずうっと南の由比ガ浜のほうに、二ノ鳥居は参道の手前、段葛(だんかずら)に入るところに、そしていよいよ鶴岡八幡宮に入るところにあるのが三ノ鳥居と呼ばれるものだそうな。


 ともかくもその大きな三ノ鳥居をくぐり、ずずいと長い参道を歩くと、正面にあるのが舞殿(まいどの)です。

 もちろん建物そのものは後年建て替えられたものなんですが、実際にここが、あの静御前が頼朝の御前で、義経を想って舞を舞ったと伝えられている場所なんだそうです。ほええ。

 そうとわかってみると、「やっぱり歴史って本当に今までつながってるんやなあ」と神妙な気持ちになってしまう。


 あ、でもわたくしその日は、まずは源平池のうち右手にある源氏池の中の、島になっているところに立っているお社、旗上弁財天社のほうへ先にまわりました。ここには「政子石」と呼ばれる丸い石も。

 その後、参道へもどって改めて舞殿へいき、先に左手にある茅の輪くぐりをさせていただき、丸山稲荷社も参拝してから、いよいよあの石段を登って本宮へ。

 この石段のたもとで実朝さまが、甥の公卿(「くぎょう」とも「こうぎょう」とも伝えられている)に殺されたと言われておりますね。まあもちろん、今となってはそんな暗いイメージのない明るい境内ですけども。

 そんなことを考えつつも、六十段の石段をのぼって傍らの大イチョウの木などもスマホで写真をとりつつ本宮(上宮)へ。


 お参りのあと、本宮のすぐ左脇にある宝物殿のほうも見せていただきました。八幡宮にまつわる様々な宝物、鎧や十二単などを見ることができます。ここは拝観料が必要になります。なんやちょいーんと自販機があるんで、そこでチケットを購入。二百円。


 その後、もうさっそく社務所で家族などへのお土産としてお守りなどをいただいて、石段をおり、若宮(下宮)、そのまままっすぐ西へ向かって白旗神社へ参拝。

 とくに白旗神社は、源頼朝公、源実朝公が祀られているお社なので、今回の私の旅の目的としてとても重要な場所でした。念入りにお参り。こちらは必勝や学業成就のお社でもあるそうです。

 とにかく実朝さまが祀られているお社ということで、なんかもう胸がいっぱいになりました。「やっと来ました、ありがとうございます!」という気持ち。


 とかなんとかやっているうちに、日の短い時節がら、もうだいぶ日が傾いてきておりました。東の空に上弦の月がかかって、すっかり夕方が近づいてくる!

 その日はたまたま、月のすぐそばに大きく光る土星がかかっていたようですが、私はそこまでは気づいておりませんでした~。


 ともあれその日の観光やお参りはそこまでにして、鶴岡八幡宮をあとにし、夕食を食べる場所を物色。段葛から途中でおりて、観光客がいっぱいの小町通りにはいり、適当な和食のお店に入りました。

「なんや全然混んでないなあ」と思っていたら、単純に夕食どきより少し早めに入っただけのことやったらしい。私が出るころには、観光客のみなさんがびっしり列をなして待ってらっしゃいました(苦笑)。ラッキー。


 そのままとっととホテルに戻って、一応大浴場はあるホテルやったんですけど、なんやほかの人のいるお風呂に入るのもしんどくて部屋のお風呂にのんびり浸かり、その日は終了。

 あ、そこのホテルは無料のコーヒーサーバーを置いてらして、いつでも取りにいけるようになっており、ホテルのオリジナルブレンドコーヒーがとってもおいしかったので何度も利用しておりました(笑)。


「疲れたし、今日はもうすぐに寝られるかな」とか思っとったんですが、案外とそうはいかんかった。

 なにしろ、今回の一番の目的はまず鶴岡八幡宮で、つぎが源氏と北条家のお墓めぐりです。お墓があっちこっち散らばっているということは、事前に本やなんかでも知っておりましたんでね。どうやってめぐるべきかはまだ考えてなかったもんで。

 ほんで、どこからどう回ろうかと考えてたらどんどん目が冴えてもーて。そのままスマホと「る〇ぶ」をひっくりかえしつつ、明日どうするか考えてたら0時近くになっちゃって、ようやく眠りにつきましたとさ。

 あ、もちろん家族にもLI〇Eで「おやすみ~」はしておきました。


 ではでは、つぎは二日目です~。

 またよろしかったらどうぞ!


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