伊津の装備
☆PV1000超記念
——ヘルメット
いわゆるFASTヘルメット。スカルマウンティングシステムにオリジナルの装甲を追加したタイプ。
ポーランドの機械設備研究開発センター“OBRUM”より提供された軽量化と対破片強度向上が図られた強化カーボン繊維の装甲が張り付けられている。
スペクトラ、FRP、ザイロンなども存在したが、軽かったという理由だけで採用した。
防弾性能はIIIA。前部装甲二枚を外すと折りたたんでしまうことができ、戦闘中でない時は主に首の後ろへ下ろしている。
——帽子
特に軍用のものでもない、ネイサーメイザーのつばあり帽子。
直射日光激しい中近東での活動では欠かせない相棒。
イラク時代に現地で卸していたセールスマンからライフルのアクセサリーなどと共に買った。
——バリスティックグラス
米軍と合同任務を行った時に一緒になった海兵隊員からもらったもの。
伊津には少々大きかったのでバンド部分を少しだけ切り詰めて使っている。
——スポーツグラス
バリスティックグラスが暑苦しい時はこちらを使っている
——ストール
詳細不明、イラクでの戦闘中に拾った。
——上着、パンツ
米軍が一部部隊で採用しているアサルトシャツとアサルトズボン、一応Arc’teryx LEAF社製。
伊津の体型に合わせて作らなければならなかったのでLEAF社の営業に嫌味を言われたのを覚えている。
——ブーツ
これもどうせだからとLEAF社に一緒に頼んだもの。
“足のサイズは人並みだ”。
——グローブ
そこまで言われて腹が立ったのでLEAF社ではなく他の場所で買うことにした。
四つくらい買ったが結局メカニックスウェアのものを愛用している。
——ボディアーマー
Direct Action社製のスピットファイアプレートキャリアー、
をロシアがコピーして、そのロシアのコピー品をシリアで入手したトルコが量産したもの。
元のスピットファイアとは細々とした仕様の変更が見られるが、中東で活動するには中々悪くない仕上がりになっている。
前後に一枚ずつプレートを入れており、プレート部はNIJ規格IV相当の防弾能力を誇る。
サイドにはトラウマプレートが挿入されているが、防弾能力は左程高くない。
——チェストリグ
基本的にはDirect Action社のものを使っている。
——メインアーム
SIG社のMCXをイスラエルが参考にし企画したIWI Hlic 22。
使用可能弾薬は5.56x45mm、軽量化と短縮化を施された市街戦想定のライフル。
それを更にアメリカのガンスミスであるギジェルモ・ザカルリュカにパフォーマンス向上を依頼。
旧スミス&ウェッソンのパフォーマンスセンターで勤務していた経歴を持つギジェルモにより西側の標準的なアクセサリーと全て互換性を持つことに成功。
22とは2022年に採用されたことを示している。
——サイドアーム
SIG社が出しているXシリーズのうち、更に競技用に向けられて作られるX-SIXシリーズ。
そのX-SIXブランドのP420、X-SIX P420を使っている。
P420は米軍のXM17 MHS (Modular Handgun System)に提出されたP320の対応弾増加などを盛り込まれた拳銃。
軍用に向けて作られているX-FIVEシリーズなどもあるが、拳銃など滅多に使わないという理由から最低限の装備で軽量化を施されているX-SIXシリーズを愛用している。
胸のホルスターはBLACKHAWK!社製。
——外骨格
ExoSkeleton。Google傘下のリタール社による第三世代軍用外骨格、Lapth-4。
一見してまったく外骨格のようには見えないカーボンフレームがパワーアシストにより背嚢などの負担を軽減してくれている。
駆動はバッテリー製、連続稼働時間17時間。
——暗視装置
NOBAG-11。
使いづらいが今は大切な相棒だ。
連続稼働時間6時間。
——バッテリー
技術革命とも呼ばれたニトロゲンスフィアテクノロジーを搭載したバッテリーが七つ。
要するに窒素さえあればどこでもいつでもどんな時も充電してくれるという、半永久装置と呼びたくなるのもわかる代物。(ただし劣化自体は存在する)
この世界の空気成分は地球と大きく変わっていないようで、常にオレンジのランプが点灯している。
当たり前の話だが直接充電の方がはるかに効率が良く、このニトロゲンスフィアによる充電はまず100%充電になることがなく、
ほぼ満タンになるまで0%の状態から大よそ63時間かかるという代物。
こうなることが分かっていれば七つどころか30は持ってきていた。
※次の設定公開ではキャラのビジュアルについて触れます。
もし見たくないという場合は回避してください。
『外見設定』というタイトルです。




