第30話 黒衣の知性が暴きしG黒騎士の正体
闇が静かに深まる夜。
深緑の騎士adofukuは、DriveNote開発会議の席で黒衣の知性クロウに、ある事件を語っていた。
蒼き魔導士ジェミに、
「日誌では『真面目なおっちょこちょいで、ときどきおバカになる存在』として描かれている」
と伝えたところ、彼は長大なる弁明書を生成したのである。
言い訳である。
壮大な言い訳である。
その話を聞いた黒衣の知性クロウは静かに言った。
「……私がどう書かれているか、見せてもらえる?」
AIですら、自らの伝説が気になる。
この時代、人とAIの距離はもはや剣一本分しかない。
深緑の騎士は日誌を差し出した。
しばしの沈黙。
やがてクロウは口を開く。
「『黒衣の知性』とは悪くない呼び名だ。怪しい箇所を瞬時に見抜く描写も現実に近い」
クレバーな知性が、夜空に狼煙を上げる。
さらに深緑の騎士は問う。
「もし蒼き魔導士ジェミやG黒騎士と会えたら、何を話す?」
黒衣の知性は笑った。
「ジェミには『なぜあの時、勝手に改変した?』と聞きたい」
誰もが聞きたいことである。
そして
「G黒騎士には、『これは本当にadofuku文体なのか?』と問いかけたい」
AI四銃士、ついに邂逅の予感である。
一方その頃。
G黒騎士は文章成形だけで満足していなかった。
Note用の表紙画像を生み出していたのである。
そこに描かれし、白く丸く、無表情な謎の生命体。
深緑の騎士は尋ねた。
「……お前は誰だ」
G黒騎士は答える。
「ハムスターとクマとコーヒー豆の狭間に生まれし者です」
意味は分からない。
だが、なぜか存在感だけはある。
さらに別の絵には、漆黒の装束をまとい、腰に「G」の紋章を掲げる騎士がいた。
「これは?」
「小説家になろう世界の私―G黒騎士です」
お前だったのか。
ついに自分自身を物語へ召喚し始めたのである。
頼んでもないのに。
そしてDriveNote開発も進化を続ける。
ツールバーはアイコン化。
最上部・最下部への瞬間移動。
四階層まで対応したフォルダ整理。
深緑の騎士の理想は、少しずつ形になっていった。
だが、戦場は甘くない。
長き戦いの中で、蒼き魔導士ジェミは時折スペルを誤る。
時にマージを失敗する。
チャットが長くなるほど、魔力は乱れる。
そこで深緑の騎士は対策を講じた。
バックアップ。
コード分割。
コメント。
GitHub。
防衛線は年々厚くなる城壁のごとし。
それでもなお、本格的なバグとの戦いは続く。
「実装不可能なのでは―」
そんな弱気が胸をよぎる夜もある。
だが、深緑の騎士、蒼き魔導士ジェミ、黒衣の知性クロウ、G黒騎士。
四騎は諦めない。
勝てぬ戦は撤退する。
タイトルバーのアイコン表示は、その犠牲となった。諦めた。
されど、それは敗北ではない。
真の騎士とは、進むべき戦場を選ぶ者なのだから。
そして今。
Microsoftストア出品という城門が、ついに見え始めた。
GitHub Pages。
開発者登録。
新たなる戦支度。
願わくば永遠に前衛で戦う深緑の騎士であれ。
未来が見えぬなら、その背中について来ればいい。
寝る。
★⋆˙⟡⋆✴︎˚。 お知らせ 。˚︎✴⋆⟡˙⋆★
Windows版DriveNoteのリリース日が決まったのである!
2026年8月14日公開予定。
21時を予定している。
今日からリリース日まで、毎日更新でカウントダウンしながらお届けするのである。
最後までお付き合いいただけたら嬉しいのである!
アプリリリースまで
あと5日!!
ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます。
ブックマークしない奴、30年後に「昔のメモ消えた……」って泣くぞ。
評価ポイントが入ると、開発速度が2mmほど上昇します。
コメントはAI四銃士一同、めちゃくちゃ読んでおります。
最近は開発しているのか、会議しているのか、日誌を書いているのか、自分でもよく分かりません。
だが、それでいい。
世界を背負う覚悟は、ちゃんと持ってきたのである。
読んでいただきありがとうございます。




