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捕虜のホリョ  作者: RRR
1/6

1話 招待状

初投稿です。よろしくお願いします

春も終わる頃。

中学生の堀内亮介は頭を抱えていた。

「はぁ〜…」

机の上には大量の課題がどさっと置いている。

それを目の前にして、一人の怠け者は葛藤していた。

「今からやるか…いや休みの日で全部やれるか…?」

そんなことを言いながら問題集を開いてみるが、とてもやる気になれない。

「…やっぱ明日からやるか」

そう言ってスマホを手に取った。

明日からやると言って本当にやった例はほぼ無いのだが、そんなのは覚えちゃいない。

そろそろ自分の好きなあの配信者が動画をアップしている頃だろうか?そんなことを思いながら動画アプリを開く。

「…う~ん」

画面に指を滑らせる。

5秒ほどスライドしたところで手を止めた。

「ん…なんこれ」

動画のタイトルは『異世界の招待状』。1日で80万回も再生されてる!?これは…一発ネタ系動画なのかな?

サムネイルは真っ黒なのでどんな動画かは分からないのだが…とりあえず見てみるか。

動画をタップすると、いつものように動画が流れ…ない。あれ?

タップした瞬間から画面が動かなく、動画が流れない。スライドしても反応がない。

これスマホが固まってね?

電源ボタンを押すが、反応が無い。

「ん〜?なんだこれ?」

…何故か嫌な予感がする。

電源ボタンを長押ししてみようか……と思った瞬間、強烈な眠気が襲って来………

……………………………

………………………………………………

………………………………………………………………………………

………う… うん……?…朝か…?

まだ眠い… 俺何してたんだっけ…?

確か…………動画見ようと………したところで………急に眠くなって……

そのまま寝てたのか…?

…考えているうちに段々脳が働き初めて来た…

どのくらい寝てたのだろう?窓開けて確認するか…

そう考えながら目を開ける。

………

「え?」 思わず周りを見渡した。

何処だここ!?

自分の部屋ではない。壁も床も鉄のような素材で出来た、見たところ5畳位の殺風景な部屋だ。

俺の記憶で一番近しいものは…牢屋。

心臓の鼓動が速くなる。

何が起きているんだ…?

自分の部屋で寝てたはず…

その時ふと、寝る直前に見ようとした動画のタイトルを思い出す。

『異世界の招待状』

「いやいやいや…流石にそんなはずは…」

鼓動が更に速くなる。

一旦落ち着いて、状況を推測してみよう。

自分は今、低めの2段ベッドの下の段に横になっていたようだ。

服は…部屋で着てた動きやすい服と違う、灰色のシャツとベージュのズボン。完全に囚人って感じである。

他は…あ、メガネはそのままだった、助かる。 さっきから小声で喋っている原因のすぐ近くから聞こえる大きめの鼾は、恐らく2段ベッドに自分以外の人が眠っているからだろう。

初めからここにいた人なのか?

何はともあれ、一先ず話しかけてみるか…

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