表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
18/18

エピローグ

 司教による王族への呪いの事件が解決し、五年が経った。シーテリア王国は貴族への評価基準を改め、領民の幸福度、活力が大きく考慮されるようになった。

 王弟のアッシュは多くの反対を振り切り、かつてプルシェンテから国外追放されたエリザベスを妻に迎えた。王弟夫妻は、シーテリアの領地や国外への視察を頻繁に行い、王の目と耳として活躍していた。



 季節は暖かい風が吹き始め、王宮の窓からは花の香りが吹き込んでいた。

 廊下を走る三歳の男の子の後を侍女が急いで追いかけている。


 男の子が大きなドアを開けると、ソファーに腰掛ける少しお腹の大きくなったエリザベスがふっくらとした笑みで男の子を見た。

「母上」

 男の子が母のそばに寄ると、母はその銀色の髪を優しく撫でた。


「今日は父上が一緒にボール遊びをしてくださいました」

 男の子が母譲りの緑がかった青い瞳をきらきらさせて報告した。

「ルーク、よかったですね」

 母に撫でられて嬉しそうな男の子は子犬のようだ。

「僕もいつか父上みたいに狼に変化(へんげ)できるようになりたいです」

 今や、王弟のアッシュが狼に変化(へんげ)できる事は広く国中に知れ渡り、王家を守護する者として尊敬を集めていた。

「そのためには魔女に会わないといけません。魔女は怖いですよ〜」

 エリザベスはキャッキャと笑う息子を抱きしめた。



 fin.









最終話まで読んでいただき、ありがとうございます。

ちゃんとアッシュとエリィの物語を着地させることができてよかったです。

真面目で肩に力の入った二人で、気づけば堅苦しい会話ばかりになってしまう所にノアがいてよかった……

感想や評価をいただけるととても嬉しいです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ