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星牙号の絆~星を貫く共鳴~ 第1章 忍び寄る帝国の猛禽
宙域に広がる紫の星雲帯《亡霊の帳》。ここは時空が歪み、レーダーが狂う難所だが、帝国の追跡を撒くには最適な隠れ道だった。
だが今回、敵はこの帯にも待ち伏せていた。漆黒の装甲に赤い紋章を刻んだ新型旗艦が闇から姿を現す。指揮を執るのは、帝国随一の冷酷な執行者将軍ヴァルガ。「原初種の力と古代遺産、まとめていただく!」と低い笑い声が通信回線を焼いた。
「シールド最大展開! 主砲エネルギー充填!」ヒカリの鋭い号令が艦橋に響く。肩に巻いたセラが威嚇するように小さな羽を広げ、虹色の鱗が強く輝く。「キシャアッ!」と甲高い鳴き声と共に、彼女は歪んだ空間の一点を指摘――それは敵のビームが隠されたコースだった!
「回避! 右舷30度!」ゼロの操舵でギリギリで直撃を逃れ、ビームは星雲の塵を吹き飛ばした。




