表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
23/28

星牙号の賞金首



~銀河を狙う黒き狩人たち~


第1章 伝説に付けられた値段


時は流れ、星牙号の名は銀河全域に知れ渡っていました。帝国を退け、数々の危機を乗り越えた彼らは、自由と平和を象徴する伝説の海賊団として語り継がれています。


しかしその名声の裏で、闇の勢力が牙を研いでいました。腐敗した帝国政府と闇市場が組み、ヒカリたちに前代未聞の天文学的な賞金を懸けたのです。


「総額500億銀河クレジット…! 生け捕りならさらに倍加!」

闇の掲示板に刻まれた文字は、銀河中の危険な賞金稼ぎや傭兵団を引き寄せるには十分でした。その中でも最凶と名高いのが、《漆黒の狩猟団ヴォルケン》。あらゆる勢力から標的を狩り取る、冷酷無比のプロ集団です。


第2章 忍び寄る罠


ある静かな星雲宙域。星牙号は補給のためゆっくり航行していました。

艦橋では、母ヒカリが双子の頭をなで、父リオが警戒スクリーンを見つめています。セラは船体全体を覆うように巻きつき、子供たちの相棒ルークとリリアは甲板で戯れています。


突然!

「異常反応! 空間ごと隠れていた多数の艦影!」航法士ゼロが叫ぶやいなや、周囲の星雲が裂け、鋭いトゲのような装甲をまとった戦艦団が一斉に姿を現しました!


通信回線に低く響く笑い声が流れます。

「伝説の星牙号様、ようこそ我が狩り場へ! 我らはお前たちに付けられた大金を頂きに来た――!」

指揮を執るのは、サイボーグの左目を赤く輝かせる団長ガイウス。「特に原初種の女と聖竜は、帝国が高く買ってくれるからな!」


第3章 親子と竜、共に戦う時


「皆、戦闘態勢!」ヒカリの声に艦内が引き締まります。成熟した彼女の体を覆うセラが、虹色の防御膜を展開!

《子供たち、力を合わせるのよ!》


「はい!」

10歳になったアルトとエルナは勇敢に頷きます。


- アルトはルークと心を重ね、敵の動きを先読みする予知能力を発揮!


- エルナはリリアと共鳴し、星雲のエネルギーを操って敵のビームの軌道を曲げる!


「行くぞ!」リオがガードと共に出撃! パワーアップしたガードのプラズマ砲が敵艦を次々と撃破し、リオは敵の包囲網を鋭く切り裂きます。


だがガイウスの旗艦は強力な重力フィールドで星牙号の動きを封じ、巨大な捕獲アームを伸ばしてきました。「もらったぞ!」


第4章 伝説の絆が上回る力


その瞬間、ヒカリがゆっくりと立ち上がります。体中から銀色の光が溢れ、セラ、双子、小竜たちの力が一つに重なり合いました!


「賞金などで測れる私たちの絆ではないわ!」

セラが宇宙空間にその全長を現し、黄金の炎を吐いて重力場を打ち砕く!

アルトとエルナが放つ星紋の光が、ガイウスの艦の制御システムをマヒさせました。


最後にヒカリが放った原初種の光線が敵旗艦の装甲を貫き――ガイウスは賞金を諦め、命からがら撤退するしかありませんでした。


「勝った!」

歓声が上がり、双子は両親と竜たちに抱きしめられます。


ヒカリは遠く闇に消える敵を見つめ、静かに言いました。

「どんな組織が現れようと、この絆があれば何も恐れない。私たちはこれからも、この宇宙で自由に生き続ける」


星牙号は再び星々の海へと漕ぎ出します――伝説を超え、永遠に語り継がれる家族の航海を続けるために。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ