2516話 ASB
【Raid Battle!】
【包丁戦士】
【包丁を冠する君主】
【深淵域の管理者】
【『sin』暴食大罪を司る悪魔】
【メイン】ー【深淵天子】【深淵使徒】【プレイヤー】【会者定離】
【サブ1】ー【次元天子】【ボーダー(妖怪)】【上位権限】
【サブ2】ー【暴食大罪魔】【デザイア】
【聖獣を担うが故に】
【深淵へ誘い】
【聖邪の境界を流転させる】
【責務放棄により】
【境界を見守り】
【管理することを強いられる】
【会うは別れの始め】
【合わせ物は離れ物】
【産声は死の始まり】
【この世の栄誉は去ってゆく】
【故に永遠なるものなど存在しない】
【瞳に宿る狂気に溺れたままいられることを祈るのみ】
【ああ……この世は無情である】
【ワールドアナウンス】
【【包丁戦士】がレイドボスとして顕現しました】
【レイドバトルを開始します】
はい、今日も元気にログイン!
昨日は【世界剣樹ー中層ミドリーブー8階】に挑んでいたな。
ability所持者が縁関係3人、理関係3人であまりにも出来すぎた揃い方で条件を達成してしまった。
これは流石に胡散臭かったが、とはいえそのまま進まないわけにもいかないので扉の先に入ってみたのだが入った瞬間に全滅するという異常事態が発生してしまった。
どうしたものかな……
というわけでやってきました【世界剣樹ー中層ミドリーブー8階】!
今日はこの即死現象を打破するために色々と試してみようと思うぞ!
とりあえず突入!
……はい、またしても死に戻り。
戻ってくるまでかなり時間はかかったが前回の唐突な死に戻りが偶然のものではないと分かったのが今回の収穫だ。
ちなみに、全員やはり死に戻りだ。
誰か一人だけでも突破できるなら話は変わってくるんだが、まだ突破方法不明だ。
「ここからは全員一気に入るんじゃなくて一人ずつ入って無事かどうかを見たほうがいいんじゃない?」
おお、【リフレクトミラーディフェンダー】にしてはかなりまともな意見だな!
「私にしてはってどういうことよ!」
まぁまぁ、一回落ち着けって。
それはそうとまずはどう対策してみるか?
「それなら私とフレイムギアで【戒炎剣レヴァ】を使って全力で行ってみるわ!
リソースがほとんど残ってないから最大火力にはならないけど、下手な攻撃よりは強いはずよ!」
じゃあ、頼んだ!
今はダメで元々で色々と試してみたいからな!
そういう発想でいこう!
「スキル発動!【想起現像】!
来て、フレイムギア!
さらに……
スキル発動!【機戒炎剣】!
剣現せよ、【戒炎剣レヴァ】!」
【リフレクトミラーディフェンダー】は機戒兵のフレイムギアを呼び出し、さらに世界剣種である【戒炎剣レヴァ】を持たせて炎を全身から放出させながら扉の先に突撃していった!
「……スキル発動!【渡月伝心】!
……ダメみたいね、【リフレクトミラーディフェンダー】ちゃんは死に戻りして世界剣樹の外に出ちゃったみたい」
ダメだったか……
とりあえず世界剣種レベルの火力でも無理なら力押しはかなりキツいかもしれない。
他の手段を考えるのが現実的だろうな……
「ならどうするかしら?
お姉さんが試せる方法なら協力するわよ」
……【虫眼鏡踊子】に頼む方法か。
それだったら獣人の身体能力で最高速度で駆け抜けて欲しいところだ。
ここにいるメンバーだと最速は【虫眼鏡踊子】だろうし。
「分かったわ!
スキル発動!【聖獣毛皮μ】!」
【虫眼鏡踊子】は衣装を変化させ、そのまま扉の中に超スピードで突撃していった!
目にも止まらぬ速さ……これならいけるか!?
「スキル発動!【渡月伝心】www
ダメンゴねぇwww
【虫眼鏡踊子】も死に戻りしたらしいぞwww
キツすぎワロタwww 」
ちっ、スピードでもダメだったか。
力でも速さでもダメと言われると他に何を試せばいいんだ……?
「それでしたらワタクシが全方面からの攻撃を防ぎながら入ってみますわ!
称号【大量生産職人】をセット!クラフトマイスター権限起動しますわよ!」
【Warning!】
【創り上げるのは多くのもの】
【均一物こそ美しい】
【【クラフトマイスター】権限により【近所合壁】の連続錬成!】
【【トランポリン守兵】のチュートリアル武器が連続錬成されます】
「スキル発動!【近所合壁】の最大展開ですわ!」
そうして、全面にトランポリンを生成しながら中に入っていった……
これならいけるか!?
「いや、ダメだったンゴねぇwww
詰んでて草www 」
えぇ……
いや、これどうするんだよ……
この難所をどう乗り越えますか?
【Bottom Down-Online The Abyss Now loading……】




